BEENOS 株式会社(東証プライム:3328、本社:東京都品川区、代表取締役:直井 聖太、以下BEENOS)および子会社が提供するグローバルコマース事業において、海外向け購入サポートサービス「Buyee」やタグ設置のみで海外販売を可能にする「Buyee Connect」、複数の世界的なマーケットプレイスへの出店/出品サポートなどを通じた、国内企業の越境EC支援実績が累計4,000件(※1)を突破いたしました。
BEENOSグループは、日本企業のマーケットを国内から世界に広げるため、2008年より連結子会社が提供を開始した海外転送サービス「転送コム」を皮切りに、国内企業の課題やニーズに合わせ、越境EC黎明期より国内ECの越境化を支援してまいりました。2019年に連携開始した「Shopee」を始め、複数の世界的なマーケットプレイスと連携するほか、2022年6月には「Buyee Connect」の無償提供を開始し、海外進出のハードルをゼロにすることで、日本企業の越境ECへの挑戦を後押し、今後も「EC=グローバル」がスタンダードとなる世の中を目指します。

■支援実績4,000件突破の背景
新型コロナウィルスの影響によりインバウンド消費がリアルからオンラインへ移行し、2020年を節目に越境ECの注目が高まりました。さらに、円安の追い風やインバウンド再開後の訪日観光客のリピート買い需要を満たす販路としても越境ECは注目されています。海外ユーザーによる日本商品の需要の高まりを背景に、「Buyee Connect」への国内企業からのお問い合わせは、2022年だけで2,100件を超えました。
2020年11月より提供開始した「Buyee Connect」関連の購入額はこの1年半で18.3倍(※2)以上に拡大し、ています。サイト別購入額のTOP10には、ファッション関連が6サイト、キャラクターやアーティスト、本といったエンタメ関連が3サイト、お酒もランクインしています。(※3)ファッション、エンタメは海外人気が高く、BEENOSグループの越境ECの2大ジャンルとなっています。また、ファッション、お酒の2次流通を取り扱うサイトも人気で、一般流通では入手しづらいリユース品も海外ユーザーから高い人気を得ています。さらに、ECサイトの越境化に留まらず、海外向けマーケティング支援の需要も高まっており、コロナ禍の2019年以降支援数が増加し、2022年12月に国内企業の越境EC支援実績が累計4,000件(※1)を突破しました。

■BEENOSグループの国内企業への海外販売支援の歩み
BEENOSグループは、人・モノ・体験を「日本から海外へ」、「海外から日本へ」と双方向に繋ぐ架け橋となる、”グローバルプラットフォーム”を企業や個人に提供することで、国境を越えたビジネス展開を支援し、国内企業が当たり前に海外市場に進出できる環境構築を推進してまいりました。
2008年に海外転送サービス「転送コム」を開始し、世界中からアクセスされている多くの国内ECサイトが海外販売対応をしていない状況に対し、企業様に無料で導入いただくことで海外ユーザーへ商品を配送できる仕組を構築しました。
2012年からは国際配送だけでなく言語や決済までサポート範囲を広げた海外向け購入サポートサービス「Buyee」を開始しました。さらに、2020年からは企業様の既存のECサイトをタグ設置のみで越境化し海外販売を可能にする「Buyee Connect」の提供を開始。既存の国内ECの運用フローを全く変えずに越境EC化することで、海外販売のハードルをさらに下げています。さらにコロナ禍以降の越境EC化のニーズの増加を受け、国内企業の海外進出を加速させるべく、2022年6月1日には「Buyee Connect」を無償化いたしました。
また、2019年の台湾・東南アジア最大級のECモール「Shopee」との連携を皮切りに、現地マーケットプレイスでの出店/出品サポートを開始しました。2020年には東南アジア地域最大級のECプラットフォーム「Lazada」、2021年に中国最大の越境ECプラットフォーム「Tmall Global」、韓国最大級の通販サイト「Coupang」、世界的マーケットプレイス 「eBay」との連携を開始、2022年には台湾発アジア最大級のグローバル通販サイト「Pinkoi」と連携をスタートし、各マーケットプレイスでの海外販売をサポートしています。
海外のお客様と国内企業のタッチポイントを最大化し、日本企業の可能性を拡げる一助となるべく、自社サービスによる支援にとどまらず、海外マーケットプレイスでの販売など、国内企業の越境ECを包括的に支援しています。
■「EC=グローバル」をスタンダードにし、日本のECの”当たり前”を変える
BEENOSグループは、日々進化する海外マーケットやお客様のニーズに合わせ、日本企業への海外販売環境の提供、その後の流通伸長までをサポートする一気通貫の支援を行い、日本企業の海外での流通拡大を支援してまいります。今後も日本企業の海外進出のハードルをゼロにするため、従来のドメスティックな国内ECから日本・海外へとシームレスにつながるグローバルECをNextスタンダードにすることを目指します。
(※1)BEENOSグループが提供する「Buyee(https://buyee.jp/)」「Buyee Connect(https://beecruise.co.jp/infra/buyeeconnect/)」およびダッシュボードの提供、越境EC関連サービス「転送コム(https://www.tenso.com/)」、海外マーケットプレイスへの出店および出品サポート、マーケティングおよびプロモーション支援の件数を合わせた数字、BEENOSグループとしての国内企業の越境EC支援実績の累計、2022年12月現在
(※2)「Buyee Connect」経由のお客様からの購入依頼額を2021年1月1日~3月31日までの期間と、2022年7月1日~9月30日までの期間で比較
(※3)「Buyee Connect」経由のサイト別のお客様からの購入依頼額を、2022年7月1日~9月30日までの期間でランキング化
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