デジタルマーケティング支援をしている株式会社ニュートラルワークス(神奈川県茅ヶ崎市 代表取締役:三木五月、以下「ニュートラルワークス」)は、10代~70代までの男女424名を対象に、「SNS広告に関するユーザー意識」に関する調査を行いました。
- 調査結果のサマリー
■20代の7割以上が、「SNS広告を意識している」と回答。 ■約6割が、内容によってはSNS広告をクリックしていることが明らかに。 ■半数が広告の非表示を望んでおり、広告出稿をおこなう側の質の向上に課題。 ■SNS広告から商品を購入・問い合わせを行なった方のうち、36.6%が「元々興味がなかったが、SNS広告をきっかけ興味を持った」と回答。 |
- 調査詳細
Q.あなたは普段の生活においてSNS広告を意識していますか?

全体の約6割の方が広告の存在を意識しながらSNSを利用していることが分かりました。
年代別に見ると、SNS広告を意識している割合は20代が最多の73.9%となり、SNSの利用が活発な若い世代ほど、通常の投稿と広告を区別して認識していることが分かる結果となりました。
Q.あなたは普段の生活において、SNS広告をクリックしますか?

38.7%が「SNS広告はクリックしないようにしている・読み飛ばしている」と回答した一方で、58%が「内容によってはSNS広告をクリックしている」と回答しました。
広告であることを認識していながらも、自身にとって興味のある内容であれば半数以上の方がクリックをして情報を得ていることが分かります。
Q.SNS広告に対して、感じた・経験したことがあることをお選びください。(複数回答)

およそ4人に1人が「興味・関心に近い結果が表示されるため、SNS広告をクリックしたくなったことがある」と回答しました。
一方で、「表示されない方が好ましい」が46.9%と、半数近くのユーザーが広告の非表示を望んでいることが分かりました。また、「過度な広告表現の文言を目にしたことがある(37.7%)」「信頼できない情報だと感じる(28.8%)」と、広告を出稿する側の表現やコンテンツの質にまだまだ課題が多く残されていることが分かる結果となりました。
Q.コロナ禍以降で、SNS広告をクリックして商品購入・問い合わせをした経験はありますか?

61.6%が「普段オンライン上で商品を購入するが、SNS広告を通しては購入(問い合わせ)したことはない」と回答しました。このことから、SNS広告から商品を購入・問い合わせを行なうことに抵抗を感じるユーザーが少なくないといったことが推測されます。
一方で、約2割の方は「SNS広告を通して購入・問い合わせした経験がある」と回答しています。
次に、SNS広告による商品購入・問い合わせはどういった商材・サービスがされているのか聞いてみました。
Q.SNS広告をクリックして商品購入・問い合わせをした経験があると答えた方にお伺いします。
どういったジャンルの商品を購入・問い合わせをしたことがありますか?(複数回答)

ファッション・美容が他を引き離して最も多い結果となりました。
流行に敏感なユーザーとSNS広告との相性は比較的良いことがわかります。
Q.SNS広告をクリックして商品購入・問い合わせをした経験があると答えた方にお伺いします。
SNS広告から購入・問い合わせをしたサービスは、広告を見る前から興味を持っていましたか? (複数回答)

SNS広告から商品を購入・問い合わせを行なったユーザーの内、36.6%が「購入・問い合わせの予定はなかったものの、SNS広告を見たことで興味を持った」もしくは「SNS広告を見て初めて知って購入した」と回答しました。
この結果から、ニーズの顕在化した層のみならず、まだ商品やサービスを知らない潜在層に対するアプローチとしてもSNS広告は有効であることがうかがえます。
- 調査概要
調査対象 :10代~70代のSNSユーザー
調査方法 :インターネット調査
調査期間 :2022年9月20日〜9月21日
サンプル数:424名
- 調査結果のまとめ
今回の調査を通して、SNS広告はユーザーの興味関心に近い内容であれば高いクリック率が期待できる広告であることがわかりました。SNS広告を出稿する際は、ペルソナの分析や適切なターゲティングを行い、ユーザーの興味・関心にマッチするよう工夫することが重要であると考えられます。
また、InstagramやYoutubeなど視覚的な要素の強い媒体においては特に、効果的なクリエイティブや訴求文言を適切に設定することが重要と言えます。
▼アンケート結果の続きはこちらからご覧ください。
https://n-works.link/blog/marketing/report-questionnaire-3
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