
株式会社アイコンコーポレーション(東京都新宿区、代表取締役:倉持 匡志)は、楽天市場・Amazon・Yahoo!ショッピングの検索順位を日々自動追跡するChrome拡張機能「EC-Tracking(ECトラッキング)」の大型アップデート版v1.4.3を2026年7月26日にリリースしました。
今回のアップデートでは、楽天・Yahoo!ショッピング・Amazonにメルカリを追加した計4モールの検索サジェスト(検索候補ワード)の変動を日々記録する「サジェスト収集」機能が新搭載されています。従来の「3モール検索順位追跡」「楽天ランキング入賞追跡(My入賞)」に加えて3つ目の観測軸が追加されたことで、自社商品のマーケットにおける現在地を、露出・評価・需要の三つの視点から毎日記録できるツールへと進化しました。また、Businessプランのキーワード登録上限が100件から120件に拡大されています。

EC運営の現場で続く「毎朝30分以上の目視チェック」
EC店舗の運営現場では、今も変わらず見られる朝の風景があります。楽天市場を開いて主力キーワードで検索し、自社商品が何位に表示されているかを目視で確認する。同様の作業をAmazonやYahoo!ショッピングでも繰り返す。3モール分で30分。結果はExcelに手入力される──継続できれば、という条件付きです。多忙な日に一度抜けてしまい、その抜けた日に限って順位が変動する。「先週まで1ページ目に表示されていたはず」と気づいた時には、いつ・なぜ落ちたのかを振り返るデータがどこにも残っていません。
「EC-Tracking」は、この日々の業務を人の代わりに毎日実行するツールとして今年ローンチされました。今回のアップデートにより観測軸が三層に拡張されています。
三層で「現在地」を記録する
第一の層は、検索順位です。楽天・Amazon・Yahoo!の3モールで、登録キーワードのオーガニック検索順位を毎日自動収集します(最大90位)。楽天RPP広告・Amazonスポンサー・Yahoo!広告は自動除外され、記録されるのは広告枠が混在しない純粋な順位のみとなります。SEO施策の前後比較に活用できる数値が、毎朝揃っている──これがツールの基盤となっています。
第二の層は、ランキング入賞です。楽天市場のジャンル別ランキングは、モール内の「掲示板」に相当します。「My入賞」機能(Business)は、自社ショップの商品がどのジャンルの何位に入賞しているかを毎日自動で抽出し、入賞順位の推移を記録します。「気づいたらランキングから消えていた」を、入賞維持のためのデータ運用に転換します。
第三の層が、今回追加された需要の観測──サジェスト収集です。モールの検索窓に表示される検索候補は、「現在、お客様が何を探し始めているか」を映す需要の先行指標とされています。しかし候補は毎日入れ替わり、昨日の状態を振り返る手段は存在しませんでした。本機能は楽天・Yahoo!・Amazonにメルカリを加えた4モールで、登録キーワードごとのサジェスト候補(最大10件)を毎日スナップショット保存します。新出候補(NEW)と消えた候補、候補の順位変動をリストとグラフで可視化します(Business・登録はキーワード×モールで合計30件・最大365日保持)。
順位は「どう見られているか」、入賞は「評価されているか」、サジェストは「何が求められ始めたか」を示します。三層が揃ったことで、朝サイドパネルを開けば市場の地図が更新されている──毎日開く価値そのものが、今回のアップデートの中身であると言えます。
開発者インタビュー「支援マーケティングの原点」
開発者である同社代表取締役・倉持 匡志氏にインタビューが行われました。
──今回のアップデートで、特に意図した点は何でしょうか。
「順位とMy入賞という土台の上に、最後のピースとしてサジェストを載せたことです。順位だけ見ていても、それが自社ページの問題なのか、競合の攻勢なのか、そもそもお客様の探す言葉が変わったのかは切り分けられません。三つの観測が揃って、初めて現在地が絞り込めます。サジェストが凄いのではなく、揃ったことに意味があるんです」
──「現在地」という言葉を繰り返し使われていますね。
「私たちは店舗様によくこう問いかけます。『自社商品は、モールの何丁目何番地にあるのか。今がどこなのか』と。広大なモールの中で自分の立ち位置を正確に把握できていなければ、どんなに優れた広告やSEO施策を打っても、それが正解だったのか判断できません。ところが実際の現場では、順位もランキングも『先週は確か1ページ目にいた』という記憶で語られている。私たちは長くEC運営支援(BPO)の現場に入ってきましたから、この光景を何度も見てきました。現在地を感覚と記憶ではなく記録にする──これが私の考える支援マーケティングの原点で、『EC-Tracking』はその土台を担うツールです」
──「EC KNOT」というシリーズ名にはどんな意味があるのでしょうか。
「KNOTは『結び目』です。価格・在庫を監視する『EC Catcher』、今回の『EC-Tracking』、商品ページの品質を分析する『EC Scope』、モバイル表示を検証する『EC Mobile Viewer』──すでに4つのツールを展開していますが、それぞれが集めるデータを結びつける(KNOT)ことで、直感や経験則に頼らない再現性の高いEC運用を実現していきます。販売パートナー制度も視野に、EC支援事業者様との協業も進めています」

「EC-Tracking」v1.4.3の主な機能
- 3モール検索順位追跡。楽天・Amazon・Yahoo!のオーガニック順位を毎日自動収集します(最大90位・広告自動除外)。Businessプランのキーワード登録上限を100件から120件に拡大しています。
- サジェスト収集(新機能)。メルカリを含む4モールの検索候補の変動を毎日記録します。NEW検知・順位推移グラフ・CSV出力(Business)に対応しています。
- 楽天My入賞。ジャンル別ランキング入賞を毎日自動収集し、推移を記録します(Business)。
- 順位変動アラート・日次メール。ランクイン/ランクアウト/大幅変動を検知して通知します。
- 競合ショップ/ASIN追跡。自社と競合など複数ショップを同一グラフで比較できます。
- Yahoo!「売れてる順」トラッキング
- 週次サマリーメール(Business)
今日から3分で始められます
アカウント登録・クレジットカード不要です。Chromeに追加するだけで、Freeプラン(キーワード3件・1日1回の自動収集・30日分の推移グラフ)の機能がすぐに使えます。
- Chrome ウェブストアで「Chromeに追加」をクリックします。
- サイドパネルで、追跡したいキーワードとショップコード/ASINを登録します。
- 翌日から自動収集がスタートします。本日の収集をリセットボタンで当日収集からすぐに試すことも可能です。
料金プラン
Free(¥0)。キーワード3件/順位推移グラフ(30日)/1日1回の自動収集
Pro(¥3,480)。キーワード50件/グラフ180日/順位変動アラート/日次メール通知/デバイス間同期
Business(¥4,980)。キーワード120件/グラフ365日/サジェスト収集(新機能)/楽天My入賞/Yahoo!売れてる順/CSVダウンロード/週次サマリー
Enterprise(¥19,800〜)。登録数の個別設定/専用サポート/カスタム開発対応
製品概要
製品名:EC-Tracking(ECトラッキング)
形態:Chrome拡張機能
バージョン:v1.4.3(2026年7月26日公開)
対応モール検索順位追跡:楽天市場/Amazon.co.jp/Yahoo!ショッピング
サジェスト収集:上記3モール+メルカリ
価格:Free ¥0/Pro ¥3,480/Business ¥4,980/Enterprise ¥19,800〜
会社概要
会社名:株式会社アイコンコーポレーション
代表者:代表取締役 倉持 匡志
所在地:〒160-0022 東京都新宿区新宿3-5-6 キュープラザ新宿三丁目 5F
事業内容:EC運営支援(BPO)事業/EC支援SaaS「EC KNOT」シリーズの開発・提供
株式会社アイコンコーポレーションは、マーケティングからクリエイティブまでEC運営改善の実績を多数持つEC運営支援企業です。日々のEC業務のBPO(業務代行)から、SaaSツールの開発・提供まで、EC事業者の成長を一気通貫で支援しています。
出典元:株式会社アイコンコーポレーション



















