ECシステムの老朽化が深刻化、6年以上運用が約75%で「不満なし」は0%という実態が明らかに

株式会社イノーバ(本社:東京都新宿区、代表取締役:宗像 淳)は、自社ECサイトを5年以上にわたって運営しており、年商5億円以上の企業におけるEC事業責任者・IT/情シス責任者111名を対象として「ECシステムの老朽化とリプレイスに関する実態調査」を実施し、その結果レポートを無料で公開しました。

調査の実施概要

今回の調査は、株式会社イノーバが調査機関となり、IDEATECHが提供するリサーチデータマーケティング「リサピー®」の企画によってインターネット上で実施されました。調査期間は2026年6月25日から6月26日までで、自社ECサイトを5年以上運営し、年商5億円以上の企業におけるEC事業責任者・IT/情シス責任者111名から有効回答を得ています。

調査結果のポイント

ECシステムの稼働年数は6~10年が最多で43.2%、全体の74.7%が6年以上同じシステムを継続運用

「現在使用している基幹となるECシステム(自社ECサイトを構成するECプラットフォーム)の稼働年数を教えてください」という質問に対して、6~10年が43.2%で最も多い結果となりました。また、全体の74.7%が少なくとも6年以上同じシステムを運用していることが判明しました。

ECシステムに対して約8割が「不満がある」と回答、「不満は全くない」は0.0%

「現在使用しているECシステムに不満を感じているところはありますか」という質問では、全体の約8割が「不満がある」と回答しました。特筆すべき点として、「不満は全くない」と答えた担当者が0.0%だったという結果が出ています。

ECシステムへの不満調査結果
「システムの長期運用」という実態に対して、現場では不満が蓄積していることがうかがえます。

ECシステムへの不満内容は「動作やサイト表示の遅さ」が60.9%でトップ、「AI関連機能への対応遅れ」も約半数に

現行ECシステムに対する不満が「かなりある」「ややある」と答えた方を対象に、「現在使用しているECシステムについて、不満を感じている点を教えてください」と複数回答で質問したところ、「動作やサイト表示の遅さ」が60.9%で最も多い結果となりました。また、「AI関連機能への対応遅れ」も半数近くに達しています。

ECシステムへの不満内容
日々の運用ストレスから最新機能や拡張性の不足に至るまで、現場の不満は多岐にわたっていることが明らかになりました。

現行ECシステムの機能や仕様の制約により実行を見送った施策が「ある」と約8割が回答

「過去に現行ECシステムの機能や仕様の制約により、実行を見送った・諦めた施策はありますか」という質問では、約8割近くが「ある」と回答しました。

見送った施策の有無
多くの企業でシステムの制約が新たな施策のブレーキになっており、ビジネスの成長機会を直接的に失っている実態がうかがえます。

現行のECシステムのリプレイスについて、全体の8割超が「必要性を感じる」と回答

「現行ECシステムをリプレイスする必要性を感じていますか」という質問に対しては、全体の8割超が「必要性を感じる」と答えました。

リプレイスの必要性
現行システムへの不満や機会損失といった課題が、リプレイスへの明確な危機感として顕在化しています。

調査結果から見える課題

今回の調査では、多くの企業でECシステムの長期運用(6年以上が74.7%)が進んでいる一方で、「不満が全くない」と答えた担当者は0.0%という、現場に不満が蓄積している実態が浮き彫りになりました。8割超がリプレイスの必要性を痛感していながらも、なかなか踏み切れないという深刻な構造的ジレンマが明らかになっています。

こうした状況を受けて、株式会社イノーバでは、激変する市場を勝ち抜くためには部分的な改修による「延命」ではなく、「売上最大化のための基盤の刷新」へと舵を切る必要があるとしています。事業成長をともに支える最適なパートナーを見極め、システム移行リスクをコントロールしながら、これまで諦めていたマーケティング施策をタイムリーに実装・検証できる環境を整えることが、EC事業の次なる競争力を生む鍵となるとしています。

完全版レポートについて

調査の完全版レポート(全10問)では、以下の内容についても深掘りされています。

  • 現行ECシステムの機能や仕様の制約により、実行を見送った・諦めた施策
  • 直近3年間における現行システムの運用・保守コストの増減
  • AI関連機能の導入・活用状況
  • リプレイスの必要性を感じながらも踏み切れない理由
  • 今後のECシステムに求める機能や要素

株式会社イノーバについて

株式会社イノーバ

株式会社イノーバは、600社以上のBtoB企業を支援してきたマーケティング・セールス支援会社です。これまで培ってきたWebサイト構築、SEO戦略、コンテンツ制作、データ分析、およびリードナーチャリング(顧客育成)の豊富な知見は、現代のEC運営における「集客の最大化」や「リピート率の向上」に直結しています。

成果に直結するマーケティング戦略設計から、Webサイトの運用代行やコンテンツ制作といった現場の「実行」部分までトータルで支援が可能です。EC事業の立ち上げから売上拡大・利益改善まで対応しています。

会社概要

会社名:株式会社イノーバ

所在地:東京都新宿区市谷船河原町9-1 NBCアネックス市谷ビル7階

設立:2011年6月

代表者:代表取締役 宗像 淳

出典元:株式会社イノーバ プレスリリース

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