
一般社団法人日本最適化栄養食協会(理事長:伊藤 裕氏)が、全国の20代から60代の男女3,000人を対象とした「食と健康」に関する意識調査を実施しました。調査の結果、世代間で食に対する価値観に大きな差があり、若年層ほどコストを重視し、シニア層ほど栄養バランスを重視する傾向が明らかになったということです。
同協会は、主要栄養素が適切にバランス調整された「最適化栄養食」の普及活動を展開しており、人々のウェルビーイング向上に貢献することを目指しています。近年では「Beyond GDP」という考え方が広まりつつあり、身体面・精神面・社会面において良好な状態を指す「ウェルビーイング」に対する注目度が高まっているとのことです。
今回の調査では、世代別の食に対する意識の相違と、それがウェルビーイングへ及ぼす影響について分析が行われました。その結果、若年層とシニア層の間に"健康投資格差"が存在することが浮き彫りになったとしています。
この記事の目次
調査概要について
今回実施された調査の概要は以下の通りです。
調査対象者:全国の20代から60代までの男女3,000人
調査実施時期:2026年2月
調査結果レポートの主なポイント
食の価値観は世代とともに「価格」から「健康」へ移行
調査結果によると、20代の回答者は「価格」を重視する傾向が顕著である一方、60代では「栄養バランス」を重視する比率が高くなっており、食に求める価値が「コスト」から「健康」へと変化していく様子が確認されました。なお、すべての世代において「味」が最も重要な要素として挙げられており、おいしさが食において欠かせない要素であることが判明したということです。
栄養バランスの良い食事に対する価格許容度は年代で異なる
日常の食事や食材について、味はそのままで栄養バランスが改善された場合の価格弾力性についても調査が実施されました。その結果、価格が上昇しても構わないと考える割合は、20代で62.6%であったのに対し、60代では73.8%と、11ポイントも上回る結果となりました。

最適化栄養食の摂取経験者はウェルビーイング度が高い傾向
最適化栄養食を摂取した経験がある回答者は、その他の健康志向食品を摂取した経験がある人と比べて、ウェルビーイング度が高いと回答した割合が33.3%と最も高い数値を示しました。さらに、ウェルビーイング度が低いと答えた割合は11.1%と最も低い結果となり、最適化栄養食がウェルビーイングに好影響を与える可能性が示唆されたということです。

協会からのコメント
同協会は、これまでの調査研究により「食」が単なる栄養摂取の手段にとどまらず、身体面・精神面・社会面すべてに影響を与えるウェルビーイングの土台であることを明らかにしてきたとしています。今回実施した調査では、特に世代による食への価値観の違いが明確に表れる結果となりました。また、最適化栄養食の利用がウェルビーイングと関連している可能性が示されており、今後の「食」の選択肢として重要な位置づけを担うことが期待されているとのことです。
同協会では、引き続き最適化栄養食の普及活動を推進し、食を通じたウェルビーイングの実現を目指していくとしています。
一般社団法人日本最適化栄養食協会について
設立目的
年齢、性別、生活習慣など、個人の状態に応じて主要栄養素が適切にバランス調整された食を通じて、人々のウェルビーイング(身体面・精神面・社会面において良好な状態であること)に貢献することを目的としています。
主な事業内容
(1) 最適化栄養食およびその評価に関する規格化
(2) 最適化栄養食の栄養設計基準登録および製品認証
(3) 最適化栄養食に関する調査研究活動
(4) 最適化栄養食の普及促進に関する活動
(5) 上記各号に掲げる事業のほか、協会の目的達成に必要な事業
最適化栄養食とは
最適化栄養食とは、年齢、性別、生活習慣などに基づき、個人の状態に合わせて主要栄養素が適切にバランス調整されており、対象者の健康への影響がヒト試験などで検証された食のことを指します。同協会では最適化栄養食の栄養設計登録および製品認証を実施してきました。2023年7月に初めて最適化栄養食の認証が実施されて以降、認証製品の累計出荷数は5400万食を超えているということです。
最適化栄養食の認証マークについて

「最適化栄養食協会」および「最適化栄養食」の認証マークは、同協会に登録されている栄養設計基準を過不足なく満たすことができた製品にのみ付与される仕組みとなっています。
※2023年7月3日から2026年3月31日までの「最適化栄養食認証製品」累計出荷数より算出(同協会調べ)
出典元:一般社団法人日本最適化栄養食協会














