ナリス化粧品が調査、化粧品・日用品購入時に最も重視されるのは「無香料」表示―20代~50代女性2,085名対象

株式会社ナリス化粧品(代表者:村岡弘義、本社:大阪市福島区)が、化粧品や日用品の香りに関する意識調査を実施しました。調査は2026年3月16日から4月23日にかけて、インターネットによる自社調査として20歳から59歳の女性2,085名を対象に行われました。本格的な夏のシーズンを控え、日焼け止めなどの使用者増加を見据えた調査となっています。

化粧品購入時、約3割が「無香料」表示を最重視

化粧品や日用品を購入する際に重視する表記について確認したところ、全体で最も重視されているのは「無香料」で25.6%と約3割に達することが明らかになりました。次いで「無着色」が20.1%、「アルコールフリー」が19.5%という結果となっています。なお、「価格」については調査項目から除外されています。一方で「重視するものはない」と回答した割合も21.1%存在しました。

調査結果グラフ

年齢別に分析すると、「無香料」を重視する傾向は年齢層が高いほど顕著になることが分かりました。30代前半までは約2割程度にとどまっているものの、30代後半以降では約3割程度に上昇しています。また、「無香料」だけでなく、他の項目についても年齢が上がるにつれて重視する項目の数や割合が増加する傾向が見られ、これまでの経験によって重視する項目が増えていくと考えられます。

「パラベン・防腐剤フリー」「原産国」「全成分」などは、年齢が上がるほど重視する割合が増加する項目として挙げられます。注目すべき点として、20代後半の世代のみが「無着色」に次ぐ2位でしたが、それ以外の全年代で「無香料」が1位となりました。

年齢別調査結果

無香料アイテム使用、1位は「顔用スキンケア品」、2位は「日焼け止め」

使用している無香料のアイテムについて尋ねたところ、全体では1位が「顔用スキンケア品」で40.0%、2位が「日焼け止め」で35.6%と4割に迫る結果となりました。3位はファンデーションなどの「ベースメーク品」で35.3%でした。

無香料アイテム使用状況

一般的に香りが付いていることが多い「ハンドクリーム」「ボディソープなどのからだ用洗浄料」「シャンプーなどのヘアケア品」においても約2割が無香料のものを使用していると回答しており、意外な結果となりました。「無香料アイテムを使用していない」と回答したのは11.2%にとどまっています。

2020年1月に実施した同様の調査と比較すると、1位は同じく「顔用スキンケア品」でしたが、2位には「ファンデーションなどのベースメーク品」、3位には「口紅などのポイントメーク品」が入っていました。前回調査では1位の「顔用スキンケア品」と4位の「日焼け止め」には10.6ポイントの差がありましたが、今回の調査では1位と2位の差は4.4ポイントに縮小しており、日焼け止めの使用者が増加していることや、日焼け止めの使用シーンがスキンケアに近づいてきていることが推測されます。

過去調査との比較

年齢別に見ると、最も多い「顔用スキンケア品」では、30代前半までは30%台、30代後半以降は40%台となっています。最も高いのが40代後半で47.3%と約半数が無香料のものを使用しています。「日焼け止め」については、20代から30代前半は30%台、30代後半から40代後半が約4割程度に増加するものの、50代に入ると約3割程度に減少する傾向が見られました。

年齢別無香料アイテム使用状況

無香料選択の理由は「いろいろな香りが混ざるのが苦手」

何らかの無香料アイテムを使用している20歳から59歳の女性1,428名に、無香料のアイテムを使用する理由を尋ねたところ、1位は「いろいろな香りが混ざるのが苦手」で32.6%、2位は「香りがあるものが苦手」で22.6%、3位は「香りがないものが好き」で22.2%という結果になりました。続いて「周囲に迷惑をかけたくないから」が13.5%、「体臭と香料の香りが混ざるのが苦手」など、香りに対してセンシティブな人の割合も一定層確認されました。

無香料使用理由

年齢別に分析すると、1位の「いろいろな香りが混ざるのが苦手」については、年齢による大きな差はほとんど見られませんでした。40代前半は選択している項目が最も多い世代で、「香りが衣服につくことが嫌だから」や「無香料でないと肌に合わないから」といった項目も1割を超える人が選択しており、「家族で共用するから」を選んだ割合も全世代の中で1位となりました。

年齢別無香料使用理由

無香料使用のきっかけ、「香料で気分が悪くなった」が約2割

無香料のアイテムを使用していると回答した1,428名に、使用するきっかけを尋ねたところ、全体では1位が「香料で気分が悪くなった」で19.5%、2位は「選んだものがたまたま無香料だった」で8.9%、「肌トラブル」も8.8%と1割に迫る結果となりました。

無香料使用きっかけ

年齢別に見ると、1位の「香料で気分が悪くなった」は、20代後半以上で2割程度となっています。20代前半が14.4%と少ないのは、年齢による経験の少なさが影響している可能性があります。「季節の変わり目」と答えた人に個別に理由を聞いたところ、「暑くなると香りが強いものがつらくなる」という意見が出ました。「妊娠・出産」をきっかけに「無香料」に切り替えたという意見も30代後半で11.4%と多く、妊娠・出産によって本人の肌質が変化したことだけでなく、子供の肌に直接触れることを気遣い香りがないものを選ぶ人が増える傾向があるようです。

年齢別無香料使用きっかけ

若年層の約4割が「無香料」の意味を誤解

これまでの調査で、「無香料」についての意識は若年層では比較的低く、年齢を重ねるほど上がっていく傾向が見られることが分かったため、「無香料」についての認識についても確認されました。「無香料」は香料を使用していないもののことで、香りがしない無臭のもののことではありませんが、全体では「香りが全くしないもの」と捉えている割合が24.9%と4人に1人程度も存在することが明らかになりました。

年齢別に見ると、20代前半では38.0%と約4割もの人が異なる捉え方をしており、「香料を使用していないもの」と正しく捉えている割合は46.5%と半数以下にとどまっています。年齢が上がると「香りが全くしないもの」と誤解している人は10%台まで下がり、40代以上では約7割が「香料を使用していないもののこと」と正しく理解しています。

無香料の認識

調査結果を受けた考察

同社では、近年の猛暑の長期化が化粧品の選択や使用シーンを変えていくのではないかという考えから今回の調査を実施したとのことですが、購入時の表記について「無香料」を重視している人が多いことが分かりました。また、日焼け止めに無香料を求める人が増えてきていることも明らかになりました。

同社では、商品が果たすコンセプトによって、無香料のものも香料を使用したものも両方を開発しており、香りがついた化粧品が使用者の心理に与える好影響について、化粧品が提供できる価値の一つであると捉えています。一方で、猛暑化や高温化によって汗がたくさん出る環境下にあって、香りの変化とうまく付き合っていくことは難しくなっていく可能性があるとも考えています。

日焼け止めは、多くの人の快適な生活を守るために必要なアイテムとしてその価値が上がっていくことが考えられます。日焼け止めを使用する人や日焼け止めを使うシチュエーションが増えることで、無香料のアイテムは今後より求められることが想像できます。今回の調査は成人女性に限ったものでしたが、様々な立場の人のニーズを捉え、製品開発に活かしていきたいとしています。

ナリス化粧品の無香料への取り組み

無香料とは、「無臭の化粧品」という意味ではなく、香料を使用していない化粧品のことです。同社では、1981年に「ドレッシーク」というメーキャップブランドで無香料化を実現して以来、45年にわたって無香料の製品開発の技術を磨いています。

1981年 当社初の無香料化粧品「ドレッシーク」

当時の化粧品原料の製造技術では、精製技術が低いために独特の匂いがあり、香料を使用することで原料臭をマスキングするのが一般的な化粧品の製造方法でした。同社が化粧品の無香料化に着手したのは、単に匂いがあることの不快感だけでなく、香料によるお客様の肌トラブルが理由です。

2001年4月以降、化粧品は全成分を表記する義務が生まれ、現在ではすべての原材料の表示がなされていますが、それ以前は厚生労働省からアレルギーが発生する可能性のある102種類の成分についてのみ、「表示指定成分」として表示義務があり、「香料」は表示指定成分として表示する必要があるものでした。

精製技術が低く、純度の低い原料から作られる化粧品は、匂いがあるだけでなく、不純物による肌トラブルが多いとのことです。また、香料は熱や光により変質するため、肌トラブルの大きな原因になります。また、無香料の化粧品の中でも匂いがあるもの、また時間が経つことで匂いを発生してしまう化粧品も存在します。同社では、純度の高い原料の開発、採用から、匂い移りのない工場管理を徹底することで、お客様に安全で快適に、また効果の高い化粧品を提供し続けていきたいとしています。

無香料日焼け止め製品のラインナップ

同社では、ドラッグストアなどの一般流通や通信販売、訪問販売など複数の販路で、クリームタイプやジェルタイプ、パウダータイプやスプレータイプなど複数のテクスチャーの日焼け止めを発売しています。

by365 パウダリーUVクリーム

クリームなのにパウダリー、サラサラ素肌の日焼け止めクリームです。顔・身体用で、SPF50+、PA++++、UV耐水性★★、擦れに強い処方となっています。質感が変化する吸水ポリマー(アクリレーツクロスポリマー-2-Na)を使用したサラサラのテクスチャーが特徴です。

by365 パウダリーUVクリーム

植物性保湿成分のCICA(ツボクサエキス)とドクダミエキスを配合しています。水分を抱えた吸水ポリマーが弾けることでみずみずしさとパウダリーなサラサラ感を両立します。パウダーが肌や毛穴の凸凹を埋めてふんわりカバーし、ソフトフォーカス効果に優れています。ウォータープルーフでありながら、石鹸で落とすことができます。顔にも身体にも、化粧下地としても使用できます。内容量は60g、参考価格は990円(税抜)、1,089円(税込)です。

by365 パウダリーUVクリーム トーンアップ

クリームなのにパウダリー、自然にトーンアップするさらさら素肌の日焼け止めクリームです。顔・身体用で、SPF50+、PA++++、UV耐水性★★、擦れに強い処方となっています。

by365 パウダリーUVクリーム トーンアップ

質感が変化する吸水ポリマーを使用したサラサラのテクスチャーで、植物性保湿成分のCICA(ツボクサエキス)とドクダミエキスを配合しています。パウダーが肌や毛穴の凸凹を埋めてふんわりカバーし、透明感のあるクリアホワイトのカラーがトーンアップしながら、ソフトフォーカスを実現します。ウォータープルーフでありながら、石鹸で落とすことができます。内容量は60g、参考価格は990円(税抜)、1,089円(税込)です。

by365 パウダリーUVジェル

するする伸びてパウダリー、サラサラ素肌の日焼け止めジェルです。顔・身体用で、SPF50+、PA++++、UV耐水性★★、擦れに強い処方となっています。

by365 パウダリーUVジェル

塗ったことを忘れるくらい膜感のないサラサラテクスチャーが特徴です。植物性保湿成分のCICA(ツボクサエキス)とドクダミエキスを配合しています。水分を抱えた吸水ポリマーが弾けることでみずみずしさとパウダリーなサラサラ感を両立します。ウォータープルーフでありながら、石鹸で落とすことができます。顔にも身体にも、化粧下地としても使用できます。内容量は70g、参考価格は990円(税抜)、1,089円(税込)です。

出典元:株式会社ナリス化粧品

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