Nint、AI機能「Nint AIアシスタント」の対応範囲を拡張しショップ分析・商品分析・キーワード分析に対応

国内の主要3大ECモール(楽天市場・Amazon・Yahoo!ショッピング)における公開データの収集および分析を行うクラウドサービス「Nint ECommerce」を展開する株式会社Nint(本社:東京都新宿区、代表取締役:吉野順子)は、AI機能「Nint AIアシスタント」の対応範囲を拡大し、新たにショップ分析・商品分析・キーワード分析の各機能において利用できる体制を整えたことを発表しました。

提供に至った背景

「Nint AIアシスタント」は、EC事業者が直面する「データは存在するものの、意思決定に十分活用できていない」という課題に対応するため、分析画面上に表示されるデータをAIが文脈を踏まえて解釈し提示する機能として、業種分析画面を中心に先行して提供されてきました。導入した企業からは、専門的な分析スキルを持たない担当者でもデータの背景や注目すべきポイントを理解できるという点で、高い評価を得ているとのことです。

しかしながら、EC担当者が日々の業務において確認する画面は業種分析だけにとどまりません。競合の動きを確認するためのショップ分析、自社が扱う商品の動向を追跡する商品分析、SEO戦略を検討する際に活用するキーワード分析など、より日常的な分析業務においてもAIアシスタントを利用したいという要望が数多く寄せられていたそうです。先行提供期間を通じて蓄積した知見と、顧客からの具体的な要望を反映し、「Nint AIアシスタント」の対応範囲を主要な分析画面へと拡大することとなりました。

拡張された内容について

今回実施されたアップデートにより、楽天市場・Yahoo!ショッピング・Amazonという3つのモールに対応する以下の分析機能において、AIアシスタントの利用が可能となりました。

  • ショップ分析
  • 商品分析
  • キーワード分析

利用者は追加で設定作業を行う必要がなく、閲覧している画面に応じた分析結果の要点を即座に把握することができます。これにより、業種分析と同等の使用体験を日常的な分析業務全般において得ることが可能となります。

主な特長

本機能は、分析画面に自然な形で組み込まれて提供されるため、通常の業務フローの中でスムーズに活用することができます。主な特長は以下の通りです。

AIによる自動サマリー生成

ショップ分析・商品分析・キーワード分析の各画面に表示されているデータをAIが自動的に解釈し、重要なポイントを簡潔に要約します。

分析スキルに依存しないデータ理解

専門的な知識を持っていなくても、競合ショップの動向、自社商品の販売状況、検索キーワードのトレンドなどを直感的に理解することができます。

閲覧中のデータに基づく示唆の提示

利用者が現在閲覧している分析画面上のデータのみを対象として、変化の背景や注目すべきポイントをリアルタイムに提示し、インサイトの獲得を支援します。

対話型の追加質問に対応

AIが生成したサマリーに対して追加の質問を行うことにより、より深い分析や異なる視点からのインサイトを得ることが可能です。

Nint AIアシスタント画面イメージ

活用シーン例

商品分析の商品一覧画面において、改善の余地がある商品や動きが落ち着いてきた商品をAIが整理し、在庫管理・価格設定・広告施策の判断につなげることができます。

競合ショップ分析画面でAIに概況を要約させることで、主力ジャンル・施策動向を短時間で把握し、定点モニタリングを効率化することが可能です。

キーワード分析においてジャンルで頻出するワードや検索トレンドの傾向をAIが要約し、SEO戦略の検討に活用することができます。

例えば、競合ショップの分析画面を開くと、「直近のジャンル別出品傾向」「価格帯の動き」「主力施策の概要」といったサマリーをAIが即座に提示します。これにより、データの読み解きから次の施策の検討までを短時間で進めることができます。

利用方法と提供条件

本機能はNint ECommerceを契約中の顧客であれば、追加の設定を行うことなく利用することができます。対象となる分析画面上に表示される「AIでページ要約」ボタンをクリックするだけで、即座にサマリーとインサイトが表示されます。

※AIによる出力は分析の参考情報となります。最終的な判断は顧客自身で行う必要があります。

今後の展望

同社は今後も、AI技術とECデータの融合を推進していくとしています。複数の分析画面を横断したレポート作成や施策提案など、業務の完了までを支援する「AIエージェント」機能の提供も視野に入れ、段階的に拡張していく計画です。

同社は、「データで世界を自由にする」というミッションのもと、企業のデータ活用をより身近で実践的なものとし、意思決定の質とスピードの向上に貢献していくとしています。

Nint ECommerceについて

Nint ECommerceは、AIやクローリングなどの技術を用いて日本国内の3大ECモール(楽天市場、Amazon、Yahoo!ショッピング)で販売される商品の売上金額・販売数量を高精度に推計したデータに、ECモール内でのプロモーションデータ等も加えた総合的なECデータ分析ツールです。

株式会社Nint 会社概要

  • 代表者:吉野順子
  • 所在地:東京都新宿区西新宿八丁目17番1号 住友不動産新宿グランドタワー37F
  • 設立:2019年2月
  • 事業内容:ECデータ分析サービスの提供

Nintグループは「データで世界を自由にする」というミッションのもと、急拡大するEC市場において、誰もが最適なマーケティング施策を可能とするECデータ分析プラットフォームの実現を目指しています。

中国・日本のEC市場で10年以上にわたり、EC市場動向に関する推計データを独自に蓄積・提供し、日本国内では約2,300社のサービス導入実績があります。

出典元:株式会社Nint

Amazon Payを取り巻くEC決済の動向と実態