
小売業界の課題解決に特化した株式会社平賀(本社:東京都練馬区、代表取締役社長:中前 圭司)は、同社が展開するデジタルチラシサービス「買適ミッケ!」において、2026年4月から多言語表示機能の提供を開始すると発表しました。対応言語は英語、中国語(繁体字・簡体字)、韓国語となっています。
「買適ミッケ!」は、縦スワイプを中心としたスマートフォン最適化のユーザーインターフェースと、商品を見つけやすい導線設計を特徴としているデジタルチラシサービスです。今回の多言語対応により、店舗に関する情報、商品の詳細、クーポン情報などを複数の言語で表示できるようになり、来店前のお買い得情報を顧客の母国語で届けられる環境が整備されます。
背景:生活者の多様化と情報ギャップの課題
訪日外国人観光客や在留外国人の増加に伴い、都市部や観光エリアを中心として小売店舗の顧客層は多言語化が進んでいます。
しかしながら、チラシや価格表示、キャンペーン情報については日本語を中心とした提供が続いており、「小売企業側:情報が届けられない」「生活者側:必要な情報にアクセスしにくい」という情報格差が発生していました。今回導入される多言語対応機能は、こうした情報ギャップを解消し、来店候補としての認知から実際の購買行動に至るまでの障壁を低減することを狙いとした機能拡張となっています。
多言語対応の主な特徴
デジタルチラシ内コンテンツの多言語化
商品の名称、商品に関する説明文、バナーに記載されるコピー、クーポンの内容といった要素を、選択された言語で表示することが可能です。
UI全体の多言語化で迷わない操作を実現
メニューやボタンなどのナビゲーション要素も翻訳されるため、初めて利用する方でも直感的な操作が可能となります。
外部リンクを言語別に個別設定
言語ページごとに外部リンク先のURLを個別に設定することができます。ただし、遷移先のサイト自体の多言語対応については、リンク先の運用状況に依存します(同社の機能による翻訳対象外)。
スマートフォン言語設定に連動した自動切替
スマートフォンの言語設定に応じて、サービス利用開始時から適切な言語で情報が表示されます。
翻訳品質を担保する運用体制
専門の翻訳会社と連携することで、小売業界特有の表現や商品名称に配慮した翻訳を実施しています。用語登録機能(商品名・専門用語)を活用することで表記のゆれを防止し、継続的かつスムーズな多言語運用を実現します。
小売企業にもたらされる価値
商圏内の取りこぼしを抑止
外国語を話す顧客に対して「今日のお買い得情報がきちんと伝わる」ことにより、来店候補として認識される機会を増やすことができます。
店頭の説明負荷を軽減
価格やキャンペーンといった基本的な情報を事前に共有できるため、店頭でのコミュニケーション負担を減らすことができます。
チラシ本来の価値を多言語で発揮
セール情報やお買い得商品の情報が複数の言語で理解しやすくなることで、初回利用時における不安や迷いを軽減できます。
運用負荷を増やさず多言語マーケティングを実現
「今日のお買い得商品」「週替わりセール」など日々更新される情報を、従来の運用フローを維持したまま多言語で展開することが可能です。
DX推進に寄与
既存の販促物をスマートフォン最適化された計測可能なデジタル資産として活用することで、店舗のデジタルトランスフォーメーションを段階的に推進できます。
さらに、多言語化によって利用者同士での情報共有が生まれる可能性もあり、自然な情報の広がりが期待されます(状況により異なります)。なお、多言語版では、お気に入り登録した商品のみシェアが可能となっています。
効果検証にも対応
「買適ミッケ!」には、媒体ごとの表示回数、クリック数、来店数といったデジタル販促の成果を可視化する来店計測機能が搭載されています。来店率や来店単価、さらには商圏の変化(エリア分析)まで把握することができ、データに基づいた販促改善が実現可能です。なお、一部項目の高度な分析については、同社の商圏ポテンシャル分析との併用が必要となります。
想定されるユースケース
都市部・観光地のスーパーマーケット、ドラッグストア、家電量販店など
多様な言語利用者が訪れるエリアにおいて、来店前の情報取得をサポートし、スムーズな利用体験につなげることができます。
駅前・大学(学校)周辺の小売店舗
日常的に多言語環境が発生しやすい立地において、セールやお買い得情報を複数の言語で提供し、利用者が情報を比較しやすくなります。
地域密着型店舗
日本語以外の言語を使用する方にとっての初回利用時の不安や迷いを軽減し、店舗選択の際の検討材料を増やすことができます。
株式会社平賀について
株式会社平賀は1956年の設立以来、スーパーマーケットや家電量販店をはじめとする多様な小売業界のニーズに応えてきました。現在は、SPX(販促の変革)を通じて、販促におけるあらゆる課題を解消し、「小売の課題解決が日本一得意な会社」を目指しています。
デジタルチラシ「買適ミッケ!」をはじめ、商圏ポテンシャル分析によるデータドリブンな販促設計、SNSを活用したマルチチャネル展開、52週MDに基づく販促コンサルティングなど、計画立案から実行、効果検証までを一貫して支援する「SPXの価値改善サイクル」を提供しています。
同社は、2026年1月に設立70周年を迎えました。これからも、販促・印刷業界におけるオンリーワンの存在として、小売業界の活性化に貢献していくとしています。
出典元:株式会社平賀













