インアゴーラが「YÖSUKE」と提携、中国Z世代向け厚底シューズ販売を本格展開

中国消費者向けの日本商品特化型越境ECプラットフォーム「豌豆(ワンドウ)」を展開するインアゴーラ株式会社(代表取締役CEO:翁 永飆、所在地:東京都港区)が、厚底シューズを主軸とした独創的なデザインのシューズを提供する「YÖSUKE(ヨースケ)」(運営統括責任者:安西 隆浩、所在地:東京都台東区)との提携を発表しました。「ショッピングに国境はない」をコンセプトに掲げる同社は、本提携を通じて、中国のZ世代をターゲットとした量産型・地雷系ファッションに適したボリューム感のある厚底シューズの正式販売をスタートさせます。

両社の協業は2025年2月よりスタートし、SNSおよびライブコマースといった手法でブランドのプロモーション活動を展開してきました。2026年2月中旬には春節大型ライブを実施し、春節の前後期間において日々の平均売上が約9倍という顕著な成果を記録するなど、市場から高い評価を獲得しています。こうした確実な実績を基盤として、テストマーケティングの段階から中国市場での本格的な事業展開へとステップアップし、販売規模の拡大とブランド認知度のさらなる向上を図る方針です。

YÖSUKEブランドの特徴と人気の背景

ヨースケは1987年に創業した日本発のシューズブランドで、「人と同じじゃツマラナイ!」という独自のコンセプトのもと、個性的な厚底シューズやブーツ、ゴシック・パンク系のスタイルを持つアイテムを幅広く提供しています。デザイン性に優れているだけでなく、履き心地にも徹底的にこだわり、若い世代を中心に長年にわたって確固たる人気を維持しています。近年においては、圧倒的なソールのボリューム感と他にはないデザイン性により、「量産型・地雷系」ファッションのコーディネートにおける足元の定番アイテムとして絶大な支持を集めており、唯一無二のポジションを築き上げています。

インアゴーラの強みと中国市場へのアプローチ

一方、インアゴーラは中国特有のSNSマーケティング(WeChat・RED・Douyin)や、中国市場で特徴的な販売手法であるライブコマースに精通しており、中国の消費者の購買行動を深く理解しています。とりわけ、日本で先行している若者カルチャーを中国のZ世代に届ける取り組みに力を注いでおり、これまでにも多くの日本発アパレルブランドの売上向上とファン層の拡大を成功させてきた実績があります。「情緒価値」を重視する支出に対して積極的な中国の若年層の消費傾向を背景に、今後も中国市場における多様な販売チャネルでのノウハウを最大限に活用し、事業のさらなる加速を目指していく構えです。

ヨースケとの取り組み:SNSマーケティングによる認知度向上施策

WeChatユーザーグループ運営

WeChatユーザーグループ運営による認知拡大

中国において最も広く利用されているソーシャルメディアアプリ「WeChat」内で、共通の趣味や関心を持つユーザーが集うコミュニティのユーザーグループを複数活用し、運営を実施しているとのことです。日々、多様なトピックや商品に関する情報交換を行うことで、認知度の拡大を推進しています。

WeChatユーザーグループの運営により、ユーザーとダイレクトなコミュニケーションを実現することができ、ユーザーとの関係性を深めることが可能となっています。

小紅書での投稿

小紅書(Rednote)での投稿による認知拡大

中国を代表するライフスタイル共有型SNSアプリである小紅書(Rednote)の二次元ファッション専門アカウント「谷gogo」において、記事の投稿に加えて、ブランドショップのライブ配信も実施することで、多角的な視点から認知度の拡大を図っています。

ヨースケとの取り組み:複数の販売チャネルでの販路拡大戦略

WeChatミニプログラム

WeChatミニプログラム

中国で最も普及しているソーシャルメディアアプリ「WeChat」内で、簡易版のアプリケーションプログラムが利用できるミニプログラム「谷gogo」は、累計ユーザー数が約200万人に達しており、二次元アイテムや量産型・地雷系ファッションなど、Z世代の女性向け商品を幅広く扱っています。

このミニプログラム内にヨースケの専用コーナーが設置され、商品の販売を展開しています。

小紅書アカウント

小紅書(Rednote)

中国を代表するライフスタイル共有型SNSアプリである小紅書(Rednote)の二次元ファッション専門アカウント「谷gogo」は、フォロワー数が31万人近くに達しており、投稿に対するいいね数は45万を獲得している人気アカウントです。

このアカウントにヨースケの販売コーナーが開設され、二次元ファッション愛好家に向けて、毎日10時間にわたるライブ販売を実施しています。

「情緒価値」と「超・合理性」を重視するZ世代の消費トレンド

中国の若年層は、長期化する経済の不透明性を背景に、かつての「爆買い」から完全に脱却し、極めて合理的でパーソナルな価値観に基づいた消費行動を定着させています。「95後(1995〜1999年生まれ)」と「00後(2000年代以降生まれ)」が消費の中心を担う現在、市場では「コストパフォーマンスの追求」と「情緒価値(感情消費)」の両立が消費の新たな変革を引き起こしています。

中国の若者は「低欲望」と表現され、将来への備えから不要な高額消費を控える傾向にある一方で、「自分のため」の支出には積極的です。限られた予算の中で自己満足度を最大化するため、以下のような特徴的な消費行動をとっています。

  • 「情緒価値」を満たす"推し活"と体験への投資:気分を高め、ストレスを解消する「感情消費」が活発化しています。特に「谷子(グーズ:アニメやゲームなどのグッズ)」に代表される推し活市場が急速に拡大しています。また、モノの消費よりも国内旅行などの「体験(コト消費)」を重視する傾向にあります。
  • 「所有」から「レンタル・中古」へのシフト:所有へのこだわりが薄れ、旅行用のデジタルデバイス(カメラなど)やアウトドア用品を「購入」せずに「レンタル」で賢く済ませる若者が急増しています。また、趣味のアイテムは中古フリマアプリ(閑魚など)を駆使し、徹底的にコストパフォーマンスを高めています。

インアゴーラは、今後もより多くの日本商品を海外の顧客に紹介し、日本の商品とライフスタイルを楽しんでいただく場を提供していく方針です。

株式会社IDO CORPORATION 概要

ブランド名:YÖSUKE(ヨースケ)
本社所在地:東京都台東区浅草4-48-5
ブランド設立:1987年
運営統括責任者:安西 隆浩

Inagora株式会社 概要

本社所在地:東京都港区芝四丁目1番28号PMO田町IIIビル 2F
会社設立:2014年12月15日
代表取締役 CEO:翁 永飆

「ショッピングに国境はない」をスローガンに、日本の優れた商品やサービスをインターネットを通じて中国向けに展開する越境EC事業、および上記に伴うコンテンツ制作、物流、海外マーケティングなど複合的な付帯事業を展開しています。

インアゴーラは、日本企業が海外進出を検討する際に必ず課題となる「情報の越境」「物流の越境」「決済の越境」のすべてを解決する、ワンストップソリューション型のB to B to C越境ECプラットフォーム「豌豆(ワンドウ)プラットフォーム」を運営しています。商品の翻訳、物流、決済、マーケティング、顧客対応、他チャンネル展開などの全工程を担うことで、日本企業と中国消費者間の文化的ギャップを吸収し、日本企業の中国進出をサポートします。日本の企業はインアゴーラの日本国内倉庫に商品を配送するだけで、国内ECショップを1店舗追加するよりも簡単に、巨大な中国市場に進出することができます。

「豌豆(ワンドウ)プラットフォーム」イメージ

「豌豆(ワンドウ)プラットフォーム」イメージ

出典元:インアゴーラ株式会社

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