
株式会社uniple(本社:東京都港区、代表取締役:鈴木亮市)が、日本円ステーブルコイン「JPYC」を用いた売上の即時分配機能を備えたWeb3決済プラットフォーム「uniple(ユニプル)」のプレリリースを発表しました。
同サービスは、これまでの投げ銭プラットフォームにおいて問題視されていた「高い手数料負担」と「入金までの期間の長さ」という2つの課題を解決するとともに、インボイス制度対応の領収書発行機能や税理士による監修を受けた明細出力機能を実装しているとのことです。クリエイターの収益化を支援するだけでなく、企業における決済業務や経理業務の自動化を実現するDXツールとしての利用も可能になっているということです。
この記事の目次
本件における主要ポイント
業界最安水準となる手数料1%を実現しており、従来の30%から50%という手数料構造を根本から変革します。これによりクリエイターとファンを中間搾取なしで直接つなぐことが可能になっています。
売上の即時分配(Instant Split)機能により、決済が完了した瞬間に事前設定した比率でパートナーや共同運営者へ報酬が自動的に送金されます。これにより経理業務の負担をゼロにすることができるということです。
徹底した経理DX機能として、インボイス対応の領収書自動発行や税理士監修による月次レポート出力機能を搭載し、確定申告や法人経理を完全にサポートします。
開発に至った背景
ライブ配信市場やデジタルコンテンツ販売における投げ銭や決済においては、プラットフォーム手数料の高さ(売上の30%から50%)や、翌々月払いといった入金サイクルの遅延が長期にわたる課題となっていました。さらに、Web3やブロックチェーン決済については「経理処理の複雑性」や「領収書が発行されない」といった実務面での障壁が高く、一般ユーザーへの普及を妨げる要因となっていたとのことです。
株式会社unipleでは、これらの課題を一度に解決するため、スマートコントラクト技術を活用した新しい時代の決済インフラ「uniple」を開発しました。応援や対価をシステム手数料によって減額させることなく、即座に、かつ透明性の高い形で届ける仕組みを提供しています。
unipleの主要機能について
コア機能:売上の即時分配(Instant Split)
unipleにおける最大の特徴は自動分配機能です。決済が実行された瞬間に、あらかじめ設定されたルール(スマートコントラクト)に基づいて売上を自動的に分配する機能となっています。従来の「売上を一度プールしてから手動で計算して振り込む」という経理プロセスを完全に自動化することができます。
分配設定の例として、売上1,000JPYCが発生した場合、以下のように着金と同時に全ウォレットへ自動送金されます。
- クリエイターA(50%):500JPYC
- 共同運営者B(49%):490JPYC
- unipleシステム利用料(1%):10JPYC
この仕組みにより、月末の集計作業や振込手数料、消込作業といったバックオフィス業務をゼロにすることができます。
なお、別途ブロックチェーンのトランザクション費用(ガス代サーチャージ)として、送金先1件につき0.5JPYCが発生します。
投げ銭モード:配信者をエンパワーメント
高還元率を実現しており、ファンからの応援(JPYC)に対して、プラットフォーム手数料はわずか1%となっています。
配信に特化した機能として、OBS等に対応した「チャットオーバーレイ」や即時生成されるQRコードにより、ライブ配信画面をリッチに演出することができます。
安心設計として、NGワード設定やブロックリスト機能を搭載しており、荒らし対策も万全となっています。
販売モード:ECサイト不要の「Web3ショップ」
最短1分でショップ開設が可能です。商品名と金額(JPYC)を設定するだけで、決済用URLとQRコードを即時発行できます。物販やデジタルコンテンツ(同人誌、動画、素材など)の販売が、ECサイト構築不要ですぐに開始できます。
インボイス対応領収書(レシート)として、決済完了画面にて適格請求書発行事業者登録番号(T番号)や税区分(10%/8%)を記載したレシートを自動表示します。購入者はスクリーンショット等で保存することで、法的な領収書として利用することができます。
オンライン決済:Stripeのように導入可能な決済インフラ
外部サイト連携として、Stripeの決済リンクのように既存のECサイトやWebサービスへ簡単に組み込むことが可能です。成果報酬型広告などの広告費を、コンバージョン(購入)が発生した瞬間にメディアへ即時送金する仕組みとしても活用できます。
B2B決済の自動化として、請求書払い(振込)の代わりにURLを送るだけで、消込作業不要の決済システムとして機能します。
管理・経理DX:税理士監修レポート
明細ダウンロード機能として、同社の税理士監修のもと、確定申告や法人決算にそのまま利用可能な形式で月次取引レポート(CSV/PDF)を出力できます。
システム利用料請求書として、経費計上に必要なuniple利用手数料のインボイスも自動発行されます。
個別管理として、分配を受けたパートナー(追加受取人)もそれぞれのダッシュボードから自身の明細のみを出力することが可能です。
今後の展望について
unipleは単なる投げ銭ツールにとどまらず、企業の複雑な入出金管理を自動化する「B2B決済インフラ」としての普及を目指しているとのことです。今後はAPIの拡充を行い、外部ECサイトやゲームプラットフォームへの埋め込み連携を強化していく予定です。
なお、現在は品質担保のため招待制で運用されています。
会社概要
会社名:株式会社uniple
代表者:代表取締役 鈴木亮市
所在地:東京都港区
事業内容:ブロックチェーン技術を用いた決済システムの開発・運営
出典元:株式会社unipleプレスリリース(PR TIMES)













