キャッシュレス決済端末の選定調査250名の結果公開|導入前後で重視すべきポイントとは【OREND調査】

OREND(オレンド)が、キャッシュレス決済端末を導入した経験を持つ250名に対して独自の実態調査を実施しました。この調査では、導入前の選定時に重視したポイントと、導入後に「もっと重視しておけばよかった」と感じたポイントを比較し、端末選びにおける傾向を明らかにしています。

250名を対象にキャッシュレス決済端末選定の実態を調査

今回の調査では、キャッシュレス決済端末の選定や導入に携わった経験を持つ250名を対象に、実態調査が行われました。

選定段階でどのような点を重視していたのか、また実際に導入した後で「重視しておくべきだった」と後悔したポイントは何だったのか。選定時と導入後の両方の視点から共通して重視されている要素を整理することで、失敗を避けるためのキャッシュレス決済端末の選び方が浮き彫りになりました。

選定時に重視したポイントのランキング結果|1位は決済手数料の安さ

今回の調査では、キャッシュレス決済端末を選ぶ際に重視したポイントについて、1人あたり最大3つまで選択できる形式で回答が収集されました。

その結果、最も多かったのは「決済手数料が安い」で123件(49.2%)でした。続いて「使いやすさ・操作の分かりやすさ」が115件(46.0%)、「端末費用や初期・月額費用が安い」が97件(38.8%)という結果になっています。

こうした結果から、導入を検討する段階では、継続的にかかるコストに直結する要素と、日々の業務での使いやすさが特に重要視されていることが明らかになりました。

また、「幅広い決済手段に対応している」が82件(32.8%)、「入金サイクルが早い」が65件(26.0%)と一定数の選択があり、売上回収のスピードや顧客対応の幅を意識した比較が行われていることも分かります。

一方、「他店舗や同業種での導入実績・口コミ」については37件にとどまっており、選定の段階ではそれほど重視されていない項目であることが確認されました。

導入後に重視すべきだったと感じたポイントのランキング

調査結果グラフ

導入後に「もっと重視しておけばよかった」と感じたポイントについては、1人につき1つのみを選択する形式で回答が得られています。

その結果、最も回答数が多かったのは「決済手数料が安い」で46件(18.4%)となりました。次に「使いやすさ・操作の分かりやすさ」が35件(14.0%)、「端末費用や初期・月額費用が安い」が32件(12.8%)と続いています。こうした結果から、導入後は日々のコスト負担や業務効率に直結する要素が、特に重要であると認識される傾向にあることが読み取れます。

また、「入金サイクルが早い」は26件(10.4%)、「幅広い決済手段に対応している」は24件(9.6%)となっており、実際に運用を開始してから、資金繰りや決済対応のしやすさが事業運営に及ぼす影響を実感しやすいポイントであることも判明しました。

選定時と導入後で共通して重視されている要素

選定時と導入後の調査結果を比較してみると、上位にランクインした項目の顔ぶれに大きな変化は見られませんでした。どちらの段階においても、「決済手数料が安い」「使いやすさ・操作の分かりやすさ」「端末費用や初期・月額費用が安い」といった項目が上位を占めており、これらが導入前後を通じて一貫して重要視されているポイントであることが確認できます。

調査結果から見えてきた失敗しないキャッシュレス決済端末の選び方

決済手数料と端末費用は導入後の負担まで想定して検討

今回の調査結果では、選定時・導入後のいずれにおいても「決済手数料が安い」「端末費用や初期・月額費用が安い」といったコストに関する項目が上位となりました。

このことから、導入時の初期費用だけに目を向けるのではなく、決済手数料や月額費用など継続的にかかる負担を想定した上で比較することが重要だと言えます。

実際の利用シーンを想定した使いやすさの確認が重要

「使いやすさ・操作の分かりやすさ」は、選定時と導入後のいずれにおいても上位にランクインしています。

日常的に利用する端末であることを考慮し、導入前に実際の業務フローの中で無理なく使用できるかどうかを確認しておくことが大切です。

入金サイクルは資金繰りへの影響を考慮して選定

導入後の調査結果では、「入金サイクルが早い」を選択した回答が一定数見られました。

入金サイクルは日々の資金繰りや経理業務に影響を及ぼすため、自店舗の運営に必要な条件を事前に整理しておくことで、導入後のギャップを防ぐことが可能になるでしょう。

対応する決済手段は来店客層を考慮して選択

「幅広い決済手段に対応している」点についても、選定時と導入後の双方で一定の回答数が確認されました。

クレジットカード決済だけでなく、自店舗の客層や利用されやすい支払い方法を考慮して、必要な決済手段を事前に整理しておくことが求められます。

まとめ

今回の調査では、キャッシュレス決済端末の選定時と導入後で、重視されるポイントに大きな違いは見られませんでした。決済手数料や使いやすさ、端末費用が一貫して上位となる結果となっています。

この結果から、導入前に重視されていた要素は、導入後においても多くの事業者にとって重要な判断基準であり続けていることが分かります。

加えて、入金サイクルや対応する決済手段の幅など、運用を通じて重要性を実感しやすい要素もランクインしています。導入前の段階で実際の運用を想定しておくことが、導入後のギャップを抑える上で重要と言えるでしょう。

調査概要

調査名:キャッシュレス決済端末の選び方

調査対象:キャッシュレス決済端末の導入・選定に関わったことがあると回答した250人

調査地域:全国

有効回答数:250人

調査方法:インターネット調査(アンケートモニターを対象に実施)

調査:QiQUMO

調査期間:2026年1月

OREND(オレンド)について

OREND(オレンド)は、「新しいお店のつくり方」をテーマに、店舗経営に役立つ情報を発信しているメディアです。

キャッシュレス決済端末やPOSシステム、予約システム、ネットショップ、ECコンサルサービスなど、店舗運営に欠かせないツールやサービスの選び方を、分かりやすく解説しています。

これまでに、飲食店や美容室・サロン、整体・接骨・鍼灸院、アパレル、小売店などの店舗ビジネスを運営する方や、EC業界・個人事業主の方々に多く利用されています。

「どのシステムを選べばよいか分からない」「導入したらどんなメリットがあるのか」といった疑問に答えながら、実際の導入事例や最新のトレンドも交えて、店舗づくりをサポートしています。

出典元:キャッシュレス決済端末の選び方を250人に調査|重視したこと・導入後に重視すべきと感じたポイントにギャップは?【OREND(オレンド)独自調査レポート】(OREND)

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