JALグループは2025年12月22日、2025年度年末年始期間(2025年12月26日から2026年1月4日)における航空便の予約状況を公表しました。国内線では沖縄方面、国際線では北米・欧州方面を中心に前年を上回る予約を獲得しており、全体として高い予約率を記録しています。

国内線の予約状況について

JALグループの国内線(JAL、J-AIR、JAC、HAC、JTA、RAC各社合計)における予約状況は、下り便のピークが12月27日、上り便のピークが1月3日となっており、いずれも高い予約率を示しているということです。方面別の傾向としては、特に沖縄方面において前年同期を上回る予約を獲得していることが特徴的となっています。

なお、比較対象となる前年数値は、2024年12月26日から2025年1月4日を対象とした2024年12月22日時点のデータとなっています。

国際線の予約状況について

JALの国際線における予約状況では、日本出発便のピークが12月27日、日本到着便のピークが1月4日となっています。方面別では、北米方面および欧州方面を中心として、前年を上回る予約実績を達成しているとのことです。

国際線予約状況

国際線についても、前年比は2024年12月26日から2025年1月4日を対象とした2024年12月22日時点の数値との比較となっています。

予約状況の詳細データ(国内線・国際線)

JALグループでは、各社の予約状況を詳細に取りまとめています。各数値には、JALグループ運航分のうち他社による販売分が含まれており、他社運航便のうちコードシェアによる自社販売分は除外されています。

予約状況詳細
(*1)JAL/J-AIR/JAC/HAC/JTA運航 (*2)日本トランスオーシャン航空 (*3)琉球エアーコミューター
国際線予約詳細

臨時便・チャーター便の運航計画

年末年始の需要増加に対応するため、JALグループでは臨時便やチャーター便の運航を計画しています。これにより、多くの顧客の移動ニーズに応えることが可能となっています。

臨時便・チャーター便運航計画

国内線の詳細な予約状況

JAL便・JTA便・RAC便の合計で算出された国内線の詳細な予約状況は以下の通りです。

概況

期間中の予約状況を見ると、下り便は12月27日、上り便は1月3日をピークとして、予約率が高い日が続いています。予約数全体としては前年並みの水準で推移しており、方面別では特に沖縄方面において前年を上回る予約実績となっています。

方面別の予約状況

国内線の主要方面別の予約動向を詳細に分析したデータが公表されています。各方面に含まれる具体的な路線については、資料の最下部に記載されています。

国内線方面別予約状況
※各方面に含まれる路線は最下部に記載

日別予約率

日別の予約率を見ると、年末年始期間中の混雑状況が明確に把握できます。

国内線日別予約率

国際線の詳細な予約状況

概況

国際線では、期間中のピークとして日本出発便が12月27日、日本到着便が1月4日となっています。総予約数は前年並みの水準を維持しており、特に北米路線および欧州路線を中心に前年を上回る予約を獲得しています。

方面別の予約状況(日本発着合計)

国際線の方面別予約状況には、コードシェア便も含まれています。各方面の詳細な予約動向は以下のデータで確認できます。

国際線方面別予約状況
※各方面に含まれる路線は最下部に記載

日別予約率

国際線の日別予約率についても詳細なデータが公表されており、年末年始の利用動向を把握することができます。

国際線日別予約率

参考資料:方面・都市の分類について

JALグループでは、国内線および国際線の路線を方面別に分類して予約状況を分析しています。なお、季節運航などの理由により、対象期間中に運航がない路線も存在します。

国内線の分類

国内線の方面別分類については、主要な地域ごとに路線がグループ化されています。

国内線方面分類

国際線の分類

国際線については、以下のように方面別に都市が分類されています。

北米方面:シカゴ、ダラス・フォートワース、ボストン、ニューヨーク、サンフランシスコ、ロサンゼルス、シアトル、サンディエゴ、バンクーバー

欧州・中東方面:ロンドン、パリ、フランクフルト、ヘルシンキ、ドーハ

東南アジア方面:シンガポール、クアラルンプール、デリー、ベンガルール、ジャカルタ、マニラ、バンコク、ハノイ、ホーチミンシティ

オセアニア方面:シドニー、メルボルン

東アジア方面:北京、大連、天津、上海(虹橋・浦東)、広州、香港、ソウル(金浦)、台北(桃園・松山)

ハワイ・グアム方面:ホノルル(オアフ島)、グアム

JALグループでは、引き続き年末年始期間中の安全運航と顧客の快適な旅行の実現に向けて取り組んでいく方針です。

出典元:日本航空株式会社 プレスリリース

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