
株式会社スマレジ(本社:大阪市中央区、代表取締役:宮﨑 龍平)が提供するiPadなどのタブレットを活用したクラウドPOSレジ『スマレジ』は、2025年11月末時点においてARR(Annual Recurring Revenue:年間経常収益)が100億円を超えたことが明らかになりました。この成果は、同社が長年にわたって店舗DXの推進に取り組んできた結果であり、多くの事業者から支持されてきたことを示しています。同社はクラウドPOSを基盤とした統合型店舗支援SaaSとして国内市場を牽引することを目指しています。
スマレジグループについて
スマレジグループは、クラウドPOS(スマレジ)を基盤として、キャッシュレス決済サービス(PAYGATE)、HR関連サービス(スマレジ・タイムカード)、EC関連サービス(スマレジEC)を組み合わせた統合型の店舗支援SaaSを提供しています。これにより店舗運営を一気通貫で支援する体制を構築し、顧客のニーズに応えています。
同社は『TO BE THE NEW STANDARD』というスローガンを掲げており、統合型の店舗支援SaaSとして国内市場をリードする存在を目指して事業を拡大してきました。このビジョンのもと、単なるPOSレジの提供にとどまらず、店舗運営に必要な様々な機能を統合することで、顧客にとってより価値の高いソリューションを提供し続けています。
2025年12月に開示されたFY2026 2Q決算説明資料によると、ARRは前年同期比42.1%増という高い成長率を維持しています。この数字は、同社のサービスが市場から高い評価を受け、継続的に新規顧客を獲得していることを示しています。また既存顧客からの追加サービス利用も増加していることがうかがえます。
今回のARR100億円突破は、店舗DXのインフラとしてデータの可視化による店舗経営の質の向上に貢献し、小売、飲食、アパレル、サービス業など様々な業種・業態において利用が広がってきたことによる成果です。特に、リアルタイムな売上管理や在庫管理、顧客データの活用などによって、店舗経営者の意思決定をサポートし、業務効率化と売上向上に貢献してきました。

宮﨑代表のコメント
「お店が元気になれば、街が元気になる。街が元気になれば、社会全体が元気になる。私たちはこの信念のもと、店舗運営をアップデートし続けてきました。ARR100億円は、多くのお店にスマレジを選んでいただき、日々の運営を任せていただけた結果です。」と株式会社スマレジの宮﨑龍平代表取締役は述べています。
この言葉には、単なるビジネスの成功を超えて、地域社会の活性化に貢献したいという同社の理念が表れています。店舗が効率的に運営され、成長することで、その周辺地域も活気づき、結果として社会全体の発展につながるという好循環を生み出すことを目指しています。
また、同氏は「私たちは、この領域における圧倒的な『カテゴリーキング』を目指します。私たちが目指すのは、POSの枠を超えた『お店のOS』です。決済・CRM・HRなど、店舗に不可欠な機能を拡張し続け、店舗インフラとしての密度を高めてきました。」と今後の展望についても言及しています。
これは、単なるPOSレジシステムの提供を超えて、店舗運営に必要なあらゆる機能を統合したプラットフォームを提供するという同社の野心的なビジョンを示しています。POSレジを起点としながらも、店舗経営の様々な側面をサポートする「お店のOS(オペレーティングシステム)」として進化を続けていく姿勢が明確に表れています。
さらに「単なる先端技術の追求ではなく、現場の皆様が直感的に価値を感じる『半歩先の使える機能』にこだわり、これからも店舗運営を支え続けられるよう、お店とともに成長してまいります。」と付け加えています。
この言葉からは、技術的な先進性だけでなく、実際の店舗現場で役立つ機能開発を重視する実用本位の姿勢がうかがえます。最新テクノロジーの導入自体が目的ではなく、店舗オーナーやスタッフが本当に必要とする機能を見極め、使いやすく価値ある形で提供することにこだわりを持っていることが伝わってきます。
ARRについて
ARR(Annual Recurring Revenue)とは、サブスクリプション型ビジネスにおいて、一定期間における月次の経常的な収益(MRR:Monthly Recurring Revenue)を年換算した指標です。このARRは、サブスクリプションビジネスの成長性や事業の安定性を測る上で重要な指標として広く活用されています。
スマレジのARRは、以下の対象サービスのMRR合計を年換算(×12)して算出しています。
- 対象:スマレジPOS関連/キャッシュレス決済/タイムカード/スマレジEC
- 初期費用、機器販売等の一時売上は含まれません。詳細は同社IRの資料定義に準拠しています。
ARRが100億円を突破したということは、同社のサブスクリプションサービスが年間100億円以上の安定的な収益を生み出していることを意味しており、ビジネスの持続性と成長性を示す重要な指標となっています。これは同時に、多くの顧客が継続的にスマレジのサービスを利用し、その価値を認めていることの証でもあります。
同社は引き続き、POSを起点としたクロスセルの推進、プロダクト連携の強化、パートナーエコシステムの拡充等により、統合型SaaSとしての提供価値を高め、持続的なARR成長を目指すとしています。クロスセルとは既存顧客に追加サービスを販売することで、すでにスマレジのPOSを利用している顧客に対して、決済サービスやタイムカードなど関連サービスの導入を促進する戦略です。
また、各サービス間の連携を強化することで、顧客にとってのサービス価値を高めるとともに、パートナー企業との協業によるエコシステムの拡充も進めています。これらの取り組みによって、さらなるARRの成長を実現し、店舗DXの推進に貢献していく方針です。
株式会社スマレジについて
株式会社スマレジは、iPadやiPhoneを用いた低価格かつ高機能なPOSレジシステム「スマレジ」を展開しています。同システムではデータをクラウド上で一元管理し、時間と場所を選ばないリアルタイムな売上分析を実現しています。このクラウド型のアプローチにより、店舗オーナーは店舗にいなくても売上状況を確認できるほか、複数店舗のデータを統合的に管理することが可能になります。
スマレジは、小売やアパレル、飲食店など多様な業態に対応する機能を備えており、小規模店舗から大規模チェーン店舗まで幅広く利用されています。業種ごとの特性に合わせたカスタマイズも可能で、それぞれの店舗運営に最適な形でシステムを活用できるようになっています。
同社はPOSレジを中心としたITサービスの提供を通じて、データを活用した新時代の店舗運営を支援しています。単なる売上管理だけでなく、顧客データの分析や在庫管理、スタッフのシフト管理など、店舗経営に必要な様々な機能を統合的に提供することで、経営者の意思決定をサポートしています。
また「お店を元気に、街を元気に!」をモットーに、店舗ビジネスに役立つ情報発信や、ユーザーとの交流を通じて「お店」と「街」の元気を創造する取り組みも行っています。これは単にシステムを提供するだけでなく、店舗経営者のパートナーとして共に成長していきたいという同社の思いを表しています。
会社概要:
会社名:株式会社スマレジ
代表:代表取締役 宮﨑 龍平
設立:2005年5月24日
資本金:1,156百万円(2025年4月30日時点)
本社所在地:大阪府大阪市中央区本町4-2-12 3F
URL:https://corp.smaregi.jp/
クラウドPOSスマレジの詳細は、https://smaregi.jp/からご確認いただけます。
出典元:株式会社スマレジ プレスリリース












