フィードフォースのAnswer IO、Google Analytics連携機能を追加しAI検索のブランドスコアとサイト流入データの統合分析が可能に

株式会社フィードフォース(本社:東京都港区、代表取締役社長:塚田 耕司)は、AI検索におけるブランドスコアを見える化するサービス「Answer IO」に、Google Analytics連携機能を新たに追加したことを発表しました。この機能追加により、AI検索でのブランド可視性スコアと、AI検索経由のサイト流入データを単一プラットフォーム上で統合的に分析できるようになるとのことです。

サービスの詳細はhttps://answer-io.jp/から確認できます。

Google Analytics連携機能追加の背景

同社によると、Answer IOはこれまで、ChatGPT、Gemini、Perplexityなどの主要AI検索エンジンにおけるブランド可視性スコアを測定し、競合比較や改善提案を行うプラットフォームとして提供されてきました。すでに多くのウェブサイトでは、AI検索経由の流入が観測されており、その結果については、多くの企業がGoogle Analyticsを通じて確認作業を実施しているとのことです。

しかし、従来の状況では「AI検索でのブランド可視性スコア」と「AI検索経由のサイト流入」を別々のツールで確認する必要があったため、施策の優先順位付けや効果測定が困難だったといいます。「スコアは高いが流入が少ない」「流入があるもののコンバージョンに繋がっていない」といった課題の発見や、スコア改善とサイト流入増加の関連性把握が難しい状況となっていました。

今回のGoogle Analytics連携機能の追加により、ブランド可視性スコアとサイト流入データを統合的に分析できるようになり、より戦略的で効果的な施策立案が可能になるとフィードフォース社は説明しています。

Google Analytics連携機能の特長

実際の画面例
実際の画面例

AI検索経由の流入の自動識別とトラッキング

この機能では、ChatGPT、Perplexity、Geminiなど主要AI検索エンジンからの流入を自動的に識別し、AI別のセッション数、AI検索流入率、コンバージョン数、AI内訳などを追跡します。これにより、どのAIプラットフォームから最も流入があるかを一目で把握することが可能になるとのことです。

ブランド可視性スコアとサイト流入の統合ダッシュボード

Answer IOのレポート画面内で、ブランド可視性スコアとGoogle Analyticsのサイト流入データを並べて表示することができます。これら2つのデータを視覚的に確認でき、スコア改善施策がAI検索経由のサイト流入に与える影響を定量的に評価することが可能となるそうです。

AI検索経由ランディングページの分析

各AI検索エンジンから流入したユーザーが最初に到達したページを詳細に分析できるようになるとのことです。どのコンテンツがAI検索経由でアクセスされているのか、直帰率や平均滞在時間も含めて把握することで、コンテンツ最適化の方向性をより明確に定めることができるとしています。

改善提案機能への統合

先日リリースされたAI改善提案機能に、Google Analyticsのデータが統合されるとのことです。これにより「ブランド可視性スコアは高いがサイト流入が少ない」「特定のAIからの流入が弱い」といった実データに基づいた改善アクションが提案されるようになり、より多角的で実効性の高い施策立案が可能になると説明しています。

利用方法について

Google Analytics連携機能は、既存のAnswer IOユーザーであればすぐに利用開始できるとのことです。設定手順は以下の通りです。

  1. ブランド設定画面で「Google Analyticsを連携」をクリック
  2. Googleアカウントでログインし、Answer IOにアクセス権限を付与
  3. 連携したいGA4プロパティを選択して保存
  4. レポート画面でブランド可視性スコアとGA4データを統合表示

連携設定は数クリックで完了し、過去データも含めてすぐに分析を開始できるようになっているそうです。なお、この機能は無料プラン、プロプラン問わず全てのユーザーが利用できるとのことです。

活用イメージ

マーケティングチームでのROI分析

AI検索最適化施策への投資対効果を、サイト流入とコンバージョンで評価することができます。例えば「特定クエリのスコアが15点上昇した結果、ChatGPTからの流入が週30セッション増加し、5件のコンバージョンを獲得」といった因果関係を可視化することが可能とのことです。

チャネル別の施策優先順位付け

「Perplexityスコアは高いがサイト流入は少ない」「ChatGPTは流入数は多いがコンバージョン率が低い」といったチャネル別のギャップを発見し、どのAIプラットフォームへの対策を優先すべきかをデータに基づいて判断できるようになると説明しています。

コンテンツ最適化の精度向上

AIランディングページ分析により、AI検索経由で訪問したユーザーに評価されているコンテンツを特定することができます。バウンス率が低く滞在時間が長いページの特徴を分析し、他ページへ展開することで、AI流入全体の質を向上させることが可能になるとのことです。

改善施策の効果検証

Answer IOの改善提案に従って実施した施策(コンテンツ改善、被参照強化等)が、実際にAI検索経由のサイト流入を増加させたかを継続的に追跡することができるとしています。PDCAサイクルを高速で回し、効果的な施策に資源を集中させることが可能になると説明しています。

今後の展開

同社によれば、Answer IOは今後も、AI検索最適化(AIO)を包括的に支援する機能の拡充を予定しているとのことです。予定されている機能には以下が含まれるそうです。

  • Google Search Console連携: 従来型検索とAI検索の両面から流入を分析
  • 流入増加自動アラート: AI流入の急増・急減を検知して通知
  • コンバージョン経路分析: AI流入からのコンバージョンパスを可視化し、施策ROIを定量評価
  • カスタムイベント追跡: AI流入後のユーザー行動を詳細に追跡し、エンゲージメント向上施策を提案

フィードフォースは、AI時代における新たな集客チャネル最適化を通じて、パートナー企業の成長支援を継続していくとしています。

Answer IOについて

  • サービスサイト:https://answer-io.jp
  • プロダクト概要:AI検索におけるブランドスコア測定・競合比較・引用分析・改善提案・Google Analytics連携のダッシュボードを提供

株式会社フィードフォースについて

株式会社フィードフォースは、データフィード・構造化データ・ID連携といったテクノロジーを活用したマーケティング支援サービスを開発・提供しています。「ビジネスにとどける、テクノロジーと鼻歌を。」をミッションに掲げ、企業のデジタルマーケティングを支えるプロダクトを通じて、ビジネスをより創造性あふれるものへと変革することを目指しているとのことです。

  • 所在地:東京都港区南青山一丁目2番6号 ラティス青山スクエア3F
  • 代表者:代表取締役社長 塚田 耕司
  • 事業内容:データフィード関連事業 / その他事業
  • URL:https://www.feedforce.jp/

出典元:株式会社フィードフォース プレスリリース

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