AI CROSSとコラボス社がAPI連携、CRMとSMS配信の効率を向上

AI CROSS株式会社（本社：東京都港区、代表取締役CEO：原田 典子、以下「AI CROSS」）は、法人向けのメッセージ配信サービス『絶対リーチ！RCS』を、株式会社コラボス（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：茂木 貴雄、以下「コラボス社」）の統合CRMマーケティングシステム『GROWCE（グロウス）』とAPI連携させることを発表しました。

この連携により、『GROWCE』を利用する企業は、顧客情報をそのまま活用でき、高い到達率でSMS（ショートメッセージサービス）の一斉配信が可能となります。これまでの顧客リストの抽出やデータ取込といった手間が省かれ、郵送コストを大幅に削減しながら、確実なメッセージ配信を実現することができます。

連携の背景

企業や自治体が顧客に商品やサービスを届ける際には、電話や郵送を用いることが多いですが、「電話に出てもらえない」「郵送コストの高さ」といった問題が存在します。
そのため、顧客が自分の好きなタイミングで確認できるSMSへの需要が高まっています。

また、CRM、コールシステム、メールツールなどの複数のツールを併用している企業では、顧客リストの抽出やデータ登録の手間がかかり、これが導入や運用の障害となっています。

今回のAPI連携により、CRMでの顧客データ管理からSMS配信までをスムーズに繋ぎ、業務の効率化とコスト削減を同時に実現します。

連携による主な効果

• データ取込作業ゼロで業務効率を最大化

これまで、CRMから顧客リストを手動で抽出し、別のSMS配信ツールに登録する作業が不要になります。

CRM『GROWCE』上での操作だけでSMSの一斉配信が可能になり、担当者の工数を大幅に削減します。

• 郵送コストの大幅削減

郵送では1通あたり約110円の費用と、印刷や封入作業に伴う工数が発生しますがSMS配信に切り替えることで、到達率を保ちながら郵送コストを大幅にカットし、迅速かつエコな情報配信が可能になります。

• 顧客接続率向上とマーケティングの高度化

SMSは一般に80〜90％の高い開封率を持ち、重要な情報をしっかりと届けます。

さらに、配信結果は『GROWCE』上で可視化され、未達の顧客へのフォロー電話など、より精度の高いマーケティング活動が可能となります。

今後の展望

AI CROSSはこれまでに、コラボス社のクラウド型CTI「COLLABOS PHONE」との連携を実現しており、今回の「絶対リーチ！RCS」連携はその協力関係をさらに広げる取り組みです。

今後は、RCS（リッチコミュニケーションサービス）配信への対応も視野に入れ、よりリッチな双方向コミュニケーション体験の創出を目指してまいります。

AI CROSSは、パートナー企業との連携を強化し、企業と顧客のコミュニケーション最適化とコスト構造改革を進めていきます。

『絶対リーチ！RCS』とは

従来のSMSの特徴を踏まえ、画像、動画、ボタンリンクなどのリッチコンテンツを配信できる次世代型メッセージサービスです。SMSとRCSの融合によって、携帯キャリアや端末のバージョンに依存せず、確実にメッセージをユーザーに届けることができます。高い開封率と双方向のコミュニケーションを促進し、企業のマーケティング施策や業務通知の効果最大化を支援します。

※この連携では、SMS一斉配信機能のみが対象です。（2025年10月時点）

『GROWCE』とは

企業向けの顧客情報管理（CRM）システムにマーケティング機能を搭載した統合CRMマーケティングシステムです。コールセンターCRMとしても利用でき、CRMで収集した情報をメール配信やSMSの一斉配信などのマーケティング活動へ活用することにより、メルマガやキャンペーンのアウトバウンド施策を実現し、企業のマーケティング活動支援と売上向上に寄与します。

AI CROSS株式会社 会社概要

本社：東京都港区虎ノ門四丁目3番1号 城山トラストタワー 20F
設立：2015年3月
代表者：代表取締役CEO 原田 典子
事業内容：『Smart Work, Smart Life』を企業理念に、AIとテクノロジーを駆使してビジネスコミュニケーションを革新する。企業と人々のより良い働き方と生活を実現していきます。

URL：https://aicross.co.jp/overview/

AI CROSS株式会社

AI CROSS株式会社は法人向けメッセージングサービスとAIを活用したソリューションを提供する企業です。主力サービスには、SMS配信サービス『絶対リーチ！SMS』、RCS配信プラットフォーム『絶対リーチ！RCS』、AIを活用したデータ分析サービス『Deep Predictor』などがあり、企業の業務効率化と顧客との円滑なコミュニケーションをサポートしています。