
株式会社ファンくる(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:山口敬人)は、お客様の声を最先端の分析でファン増加につなげる企業として、「ファンくる」会員を対象に、ペット向け消耗品についての消費者意識調査を実施したことを発表しました。調査では、ペット向け消耗品の購入場所や重視するポイント、情報源などについて「ファンくる」会員751名(男性184名、女性567名)から回答を得ています。
調査結果によると、ペット向け消耗品の主な購入場所は「ドラッグストア」が56%と最も高く、次いで「ホームセンター」が43%、「ECサイト」が38%という結果になりました。また、ペット向け消耗品の中で最も費用がかかっていると感じるものは「ペットフード・おやつ」が67%を占め、「トイレシーツ・猫砂」が20%で続いています。特に費用負担の大きいペットフードについては、購入時に「価格」と「品質の高さ」を重視する傾向が見られました。
さらに、ペット向け消耗品に関する情報源としては、「家族・友人・知人からの口コミ」が44%で最多となり、「SNS」からが36%で続いています。本調査では、これら以外にもECサイトでよく購入するペット向け消耗品の商品カテゴリやペット保険への加入状況など、全30問にわたって詳細な消費者意識が調査されています。
この記事の目次
調査結果の詳細
1. ペット向け消耗品(ペットフード、トイレシーツ等)を購入するのは「ドラッグストア」56%
ペット向け消耗品の購入場所について調査したところ、「ドラッグストア」が56%で最も高い結果となりました。次いで「ホームセンター」が43%、「ECサイト」が38%という結果になっています。日常的に利用することの多いドラッグストアが、ペット用品の購入場所としても高い支持を得ていることがわかります。

2. ペット向け消耗品の中で最も費用がかかっていると感じるものは「ペットフード・おやつ」67%、「価格」と「品質の高さ」を重視
ペット向け消耗品の中で最も費用負担を感じる商品カテゴリについては、「ペットフード・おやつ」が67%と圧倒的に高く、次いで「トイレシーツ・猫砂」が20%となりました。繰り返し購入する必要があるペットフードは、ペットオーナーにとって最も大きな出費と感じられています。

また、特に費用負担の大きいペットフードについては、購入する際に最も重視するポイントとして「価格」が72%を占めています。価格を重視しつつも、ペットの健康に直結する商品であることから、品質面も重要視されていることがわかります。

3. ペット向け消耗品に関する情報は主に「家族・友人・知人からの口コミ」「SNS」から
ペット向け消耗品に関する情報源については、「家族・友人・知人からの口コミ」が44%と最も多く、次いで「SNS」が36%という結果になりました。実際にペットを飼っている身近な人からの体験談や、SNSでの情報が重要視されていることがわかります。専門家や店舗スタッフからの情報よりも、実際のユーザーの声を参考にする傾向が強いことが示されています。

この調査では、これ以外にもECサイトで購入することが多いペット向け消耗品の商品カテゴリや、ペット保険への加入有無など、全30問にわたって詳細なデータが収集されています。ペットオーナーの消費行動や意識を多角的に分析した結果となっています。
調査概要
本調査は以下の概要で実施されました。
- 調査方法:インターネット調査
- 調査対象:一般消費者
- 回答者:「ファンくる」に登録している全国150万人のユーザー
- 回答者数:751名(男性184名、女性567名)
- 調査時期:2025年9月5日~9月16日
- 調査項目:ペット用品についての消費者調査
- 設問数:30
なお、グラフの構成比は小数点以下を四捨五入しているため、合計しても100%にならない場合があります。
ファンくるについて

株式会社ファンくるは、お客様や従業員の声を独自の特許技術で分析することにより、店舗運営、商品開発、営業活動、従業員エンゲージメント等の向上を支援する様々なWebサービスをあらゆる業界に対して提供しています。また、体験型情報サイト「ファンくる」の運営や、インターネットリサーチなどのマーケティング支援も行っています。
会社概要
- 会社名:株式会社ファンくる
- 代表者:代表取締役社長 山口敬人
- 資本金:1億円
- 創業:2004年8月26日
- 所在地:東京都千代田区岩本町 1-10-5 TMMビル4F
- 事業内容:
- 来店客調査「FancrewCR」の運用・開発
- 消費者モニター調査「Fancrew MR」の運用・開発
- 販促・店頭調査「Fancrew PR」の運用・開発
- 契約率向上ツール「Fancrew ICR・CSR」の運用・開発
- 従業員満足度調査「Fancrew ES」の運用・開発
- 体験型情報サイト「ファンくる」の運用・開発
- インターネットリサーチ/マーケティング支援
まとめ
この調査結果から、ペットオーナーの消費行動において、価格と品質のバランスが重視されていること、また購入場所としては身近なドラッグストアが選ばれる傾向が強いことが明らかになりました。また情報源としては、専門家よりも身近な人の口コミやSNSが重視されており、ペット用品メーカーやペット関連サービス提供企業にとっては、商品開発や販売戦略の重要な参考データとなりそうです。
ペット市場は年々拡大しており、特にペット向け消耗品は定期的な購入が必要なことから安定した市場を形成しています。今回の調査結果は、ペット関連事業を展開する企業にとって、消費者のニーズや購買行動を把握するための貴重なデータといえるでしょう。
出典元:株式会社ファンくる プレスリリース