
株式会社オークファン(本社:東京都品川区、代表取締役:武永修一)は、複数ネットショップの一元管理システム「タテンポガイド」において、2024年9月30日(火)よりTikTok Shopとの連携機能の提供を開始しました。この新機能により、TikTok Shopでの商品展開を検討中の事業者や、すでに販売を行っているEC事業者の効率的な販路拡大をサポートするとのことです。
この記事の目次
サービス概要
「タテンポガイド」は、国内外の主要モール・カート22サイトに対応している複数ネットショップの一元管理システムです。このシステムには受注・在庫・商品・顧客・配送・発注・仕入といった7つの管理機能が搭載されており、従来であれば各モールやカートに個別にログインして行っていた作業を、「タテンポガイド」一つで集約・効率化することが可能となっています。
主な特徴
非効率で煩雑な業務がスッキリ解消
各ECモールで同じ作業や在庫調整を手作業で行うと、時間も手間もかかり、ミスの原因にもなります。タテンポガイドを利用することで作業を一元管理でき、業務の効率化とミス削減が実現できるとのことです。これにより空いた時間を販売戦略や新規出店などに充てることができます。
専任担当によるサポート体制
サービス導入時にはお客様ごとに専任担当者がつき、運用開始までしっかりとサポートするため、初めての方でも安心して利用を開始できるとしています。ITに詳しくない方でもスムーズに使いこなすことができる設計になっているとのことです。
初期費用0円3ヶ月間無料体験
導入費用は不要で、契約月+2か月の計3か月間は全機能を無料で利用することが可能です。これにより、サービスの利用を続けるかどうか、十分に検討する時間が確保できます。
TikTok Shop連携について

2024年9月30日より新たに実装されたTikTok Shop連携機能によって、ユーザーは既存のECモールに登録している商品名・説明・写真などの情報をそのまま流用し、半自動的にTikTok Shopにも出品することが可能になりました。この機能により、販売事業者はより手軽にTikTokを新たな販売チャネルとして活用できるようになります。
オークファン社では今後、受注管理や在庫連携など、より高度な管理機能も追加していく予定とのことです。
同社はシステム提供に加えて、社員ライバーによるTikTokライブ配信の実施、ライブコマースに関するスクール運営、ライバーへの商品提供など、TikTokを軸とした幅広い支援活動を展開しています。今回の「タテンポガイド」とTikTok Shopの連携も含め、今後さらに包括的なサポート体制を強化していくと発表しています。
オークファングループについて
オークファングループは、社会のさまざまな「RE」を統合した唯一無二の流通インフラを構築する「RE-INFRA COMPANY」として事業を展開しています。国内で300兆円規模、海外を含めると数千兆円規模と推定されるBtoB取引市場において、新たな仕組みやサービスの創出に積極的に取り組んでいるとのことです。
同グループは特に、大きなポテンシャルを持つ海外市場を重要な戦略エリアと位置づけており、グローバルな視点での事業展開を加速させています。中国をはじめとする商品供給力を強みとし、ライブコマース事業にも注力しているとのことです。
オークファングループでは、国内外における事業基盤をさらに強化し、BtoB取引市場のリーディングカンパニーを目指すとしています。
海外BtoBへの展開

株式会社オークファン 会社概要
会社名:株式会社オークファン
代表者:代表取締役 武永 修一
設立:2007年6月
資本金:9億7,368万円(2024年9月末現在)
従業員:186名(2024年9月末現在 ※連結)
所在地:〒141-0001 東京都品川区北品川5-1-18 住友不動産大崎ツインビル東館7F
「タテンポガイド」の主な利点
「タテンポガイド」の導入により、EC事業者は以下のようなメリットを享受することができます。
複数プラットフォームの一元管理
多くのEC事業者は複数のモールやカートで商品を販売していますが、それぞれのプラットフォームで個別に管理作業を行うことは非常に煩雑です。「タテンポガイド」を導入することで、これらの作業を一か所で効率的に行うことができるようになります。
業務効率の大幅向上
商品情報の更新や在庫管理、受注処理などの日常業務をシステム化することで、人為的ミスの削減と業務効率の向上が期待できます。特に繁忙期における業務の負荷軽減に大きく貢献するとのことです。
販路拡大の容易化
新たな販売チャネルへの出店を検討する際、従来であれば商品情報の再登録や管理体制の構築など、多くの準備作業が必要でした。「タテンポガイド」を利用することで、既存の商品情報を活用して新たなチャネルへ簡単に展開できるため、販路拡大のハードルが大幅に下がるとされています。
TikTok Shopへの展開メリット
TikTok Shopは近年急速に成長している注目の販売チャネルです。特に若年層を中心とした新たな顧客層へのアプローチが可能になります。また、ライブコマースとの親和性も高く、従来のECとは異なる販売手法を展開できる点も大きな魅力となっています。
「タテンポガイド」のTikTok Shop連携機能により、これまでTikTokでの販売に踏み切れなかった事業者も、比較的少ない労力で展開できるようになります。既存の商品情報をそのまま活用できるため、二重管理の手間も省けるとのことです。
オークファン社のTikTok関連事業について
オークファン社では、TikTok Shopとの連携機能の提供だけでなく、TikTokを活用したビジネス展開を総合的にサポートしています。具体的には以下のような取り組みを行っているとのことです。
社員ライバーによるライブコマース実践
自社の社員がTikTokライバーとして実際にライブ配信を行うことで、実践的なノウハウを蓄積しています。これにより、顧客に対してより実効性の高いアドバイスを提供することが可能になっているとのことです。
ライブコマーススクールの運営
TikTokを活用したライブコマースのノウハウを学べるスクールを運営しています。配信のテクニックから販売促進の方法まで、実践的な知識を提供しているとのことです。
ライバーへの商品提供サポート
TikTokでライブコマースを行うライバーに対して商品提供のサポートも行っています。これにより、商品を販売したい事業者とライバーのマッチングを促進し、エコシステムの構築に貢献しているとのことです。
EC業界におけるTikTok Shopの位置づけ
TikTok Shopは比較的新しい販売チャネルですが、そのポテンシャルは非常に大きいと言われています。特に以下のような特徴があります。
若年層へのリーチ
TikTokは10代から20代の若年層を中心に高い人気を誇るプラットフォームです。従来のECサイトでは接点を持ちにくかった若年層顧客へのアプローチが可能になります。
エンターテインメント性と購買行動の融合
TikTokの最大の特徴はその高いエンターテインメント性です。ショート動画やライブ配信を通じて商品の魅力を伝えることで、従来のテキストや静止画像ベースのECとは異なる購買体験を提供できます。
ライブコマースの普及
中国市場ですでに大きな成功を収めているライブコマースは、日本市場でも徐々に浸透しつつあります。TikTok Shopはそのライブコマースの基盤となるプラットフォームとして注目されています。
このような背景から、「タテンポガイド」のTikTok Shop連携機能は、EC事業者にとって大きな意味を持つ機能拡張といえるでしょう。既存のECプラットフォームに加えて、新たな販売チャネルを効率的に取り入れることができるためです。
出典元:株式会社オークファン プレスリリース