LINEリサーチが発表:約9割が旅行に行きたいと回答、国内旅行が圧倒的人気の最新調査結果

LINEヤフー株式会社が運営する国内最大級のリサーチプラットフォーム「LINEリサーチ」が、全国の15~69歳の男女を対象とした旅行やお出かけに関する調査結果を発表したことがわかりました。調査によると、近いうちに旅行に行きたい人は約9割にのぼり、国内旅行が圧倒的な人気を集めています。若年女性は海外旅行への関心も高い傾向が見られました。

LINEヤフー株式会社は、700万人以上の国内最大級のアクティブな調査パネルを基盤とした、スマートフォン専用のリサーチプラットフォーム「LINEリサーチ」を運営しています。このたび「LINEリサーチ」では、全国の15~69歳の男女を対象に、旅行やお出かけ先に関する調査を実施し、その結果を公表しています。

調査サマリー

【旅行意欲と行き先】近いうちに旅行に行きたい人は約9割にのぼっています。国内旅行が人気を集める中、若年女性は海外旅行への関心も比較的高めです。

【旅行回数の変化】この1年間で「変わらない」と回答した人が最も多く、20代では「増えた」という回答が他の年代より高い割合となっています。

【レジャーや趣味で行く回数が増えた場所】最も増加したのは「外食」で3割弱となっています。「デパート・商業施設」が約2割で続き、年代によってランキングに違いが見られました。

近いうちに行きたい場所

近いうちに行きたい場所のグラフ

プライベートで近いうちに旅行に行きたいと思うかについての質問では、全体で「国内旅行」が8割強と圧倒的な支持を集めており、「海外旅行」は2割台半ばという結果になっています。「行きたいと思わない」と回答した人は1割強にとどまり、ほとんどの人が何らかの旅行を希望していることが明らかになりました。

男女別に見ると、「海外旅行」は女性の方が高い傾向があり、特に10~30代女性では3割台と高めの数値を示しています。また、グラフには掲載されていませんが、年代別では「国内旅行」はすべての年代で8割前後と高い一方、「海外旅行」は10~20代で3割前後と比較的高い傾向が見られています。

この1年間での旅行頻度

この1年間での旅行頻度のグラフ

この1年間で「旅行をする回数」が以前と比べて変化したかどうかについて尋ねたところ(プライベートで行く旅行として回答)、全体では「変わらない」が4割台半ばで最多となり、旅行回数に大きな変動がなかったことがわかります。

一方で、「増えた計」(「とても増えた」「やや増えた」の合計)は2割台半ば、「減った計」(「とても減った」「やや減った」の合計)は約3割という結果になっています。

年代別の傾向を見ると、20代では「増えた計」がほかの年代と比較して高く、男性が3割台半ば、女性が約4割となっています。対照的に、30代以降では「減った計」の割合が「増えた計」を上回り、年代が上がるにつれて「減った計」の割合が高くなる傾向が確認されています。

この1年間で、行く回数が増えた場所TOP5

この1年間で行く回数が増えた場所TOP5のグラフ

この1年間でレジャーや趣味で行く回数が増加した場所について調査した結果、全体の1位は「外食」で3割弱、2位は「デパート・商業施設」が約2割となっています。また、「この中にはない/増えたものはない」と回答した人も2割台後半に達しています。

年代別に見ると、「外食」と「デパート・商業施設」はどの年代でもランクインしている共通項目です。

10代では「カラオケ」が1位となっています。「映画」や「ゲームセンター」も他の年代と比較して高い割合でランクインしています。「映画」は20代でも3位と上位に位置しています。

20代以降は「外食」が1位となっています。30代では「公園」「動物園・水族館」が他の年代と比較して高い割合を示しています。

40代以降では、「この中にはない/増えたものはない」が3割台と高めになっており、50代、60代では「外食」が2割台後半で1位になっていますが、「この中にはない/増えたものはない」が3割台半ばとなっています。

調査について

今回の調査はLINEユーザーを対象としたスマートフォンWeb調査として実施されました。

調査対象:日本全国の15歳~69歳の男女
実施時期:2025年7月3日~2025年7月5日
有効回収数:3152サンプル

なお、性別年代構成比を市場にあわせてウェイトバックが行われており、表やグラフ中の数字は小数第一位または第二位を四捨五入しているため、合計しても100%にならなかったり、同じパーセンテージでも見え方が異なったりする場合があります。

「LINEリサーチ」について

「LINEリサーチ」は、企業における事業開発・マーケティング活動の最大化を目的とした、スマートフォン時代のリサーチプラットフォームです。700万人以上のアクティブモニターのうち10〜29歳が約半数を占めており(2025年7月時点)、学生や若年向けの出現率の低い調査も実施可能となっています。

また、従来型の調査パネルと異なり、リサーチに対する興味度の薄い層にもコンタクトが可能なため、より一般的な意見を収集できるという特徴があります。LINEのプッシュ通知で配信するため、ユーザーがリアルタイムで回答しやすいだけでなく、スマートフォン上で回答しやすい画面設計を行っていることで、効果的に調査を実施することが可能です。

出典元: LINEヤフー株式会社 プレスリリース

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