コマースブーストとAdvoVisions、TikTok Shopに特化したライブコマース番組の共同制作プロジェクトを開始

株式会社コマースブースト(東京都、代表取締役:宮原和也)と映像制作会社 合同会社AdvoVisions(東京都、代表:丸山弘太郎)は、TikTok Shopに特化したライブコマース番組の共同制作プロジェクトを始動したことが発表されました。第一弾として、コマースブーストが展開するセレクトブランド「.COMSTUDIO(ドットコムスタジオ)」のTikTokアカウントにて、「ライブ×ファッション×エンタメ×ショッピング」を融合させた新感覚のショッピングエンターテインメント番組を配信することが明らかになりました。

この共同プロジェクトでは、コマースブーストのTikTok Shop運用とライブコマースのノウハウと、AdvoVisionsの映像制作・演出力を組み合わせることで、視聴者が思わず購入したくなる没入型の体験を提供することを目指しているとのことです。

■各社の特徴と強み

株式会社コマースブーストは、TikTokを軸としたライブコマース支援に特化したプロデュース企業です。ブランド立ち上げからTikTok Shop運用、ライブ演出、法人連携までをワンストップで支援しており、インフルエンサーや企業の"ゼロから売れる仕組み"を構築するノウハウを持っています。SNS時代の販売力を最大化する仕組みを提供することで、多くのクライアントから支持を得ているとされています。

一方、合同会社AdvoVisionsは、映画・ドラマ・CM・バラエティ・舞台など、多様な映像ジャンルに対応する総合制作会社として活動しています。企画・脚本・撮影・編集・演出までを一貫して担当できる体制を持ち、物語性と演出力を重視したコンテンツ制作を得意としているとのことです。

AdvoVisionsの主な実績としては、映画「闇金クィーン」(2019)の制作プロデューサー、「メイヘムガール」(2022)のCo.プロデューサーを務めたほか、Amazonプライム「おひとり様の推しレシピ」の監督/料理監修、TOKYO MX「ぞくり。」の脚本・監督、エンタメ~テレ「心霊マスターテープ」のラインプロデューサー、「リンガーハット」のSNS向けCM制作、舞台「BIRTH DAY」の映像演出など多数の実績があるようです。

■第一弾配信番組について(.COMSTUDIO)

本プロジェクトの第一弾では、コマースブーストが運営する.COMSTUDIO公式TikTokアカウントにて、「ライブ×ファッション×エンタメ×ショッピング」をテーマにした視聴者参加型の体感型ショッピング番組を配信するとのことです。

【番組コンセプト】

この番組では、「ライブの熱量 × ファッションの最前線 × エンタメ体験 × リアルタイムショッピング」という要素を組み合わせ、リアルなランウェイをライブ配信しながら、モデルと一緒に商品を選べる視聴者参加型のスタイルを採用しているそうです。

特に注目すべき点は「今この瞬間が欲しくなる」没入感とエンターテインメント性の高さです。これによって視聴者とブランドの距離をゼロにする体験を提供することを目指しているとのことです。

【番組構成】

番組は以下の4つのセクションで構成されています:

① OPENING

撮影現場のオフショットや舞台裏をチラ見せしながら番組をスタートさせます。MCが本日のテーマとブランドについて紹介し、視聴者の期待感を高める工夫がされています。

② RUNWAY LIVE:今、歩く。今、買える。

モデルがランウェイをウォーキングし、その姿をリアルタイムで配信します。着用しているアイテムは画面に表示され、視聴中にその場で購入することが可能です。モデルやスタッフが商品の魅力やスタイリングのコツについて補足説明も行い、視聴者の購買意欲を刺激する仕組みとなっています。

③ STYLING TALK:あなたに似合う一着は?

モデルが視聴者からのコメントを拾いながら質問に回答するコーナーです。例えば「低身長でも着られますか?」といった質問に対して、実際に着用している状態で具体的なアドバイスを提供します。また、着回し提案やカラー展開の説明なども行い、複数買いを促進する工夫も取り入れられているようです。

④ VIEWER'S CHOICE:あなたが選ぶベストLOOK

視聴者投票により「本日のNo.1コーデ」を決定するコーナーです。選ばれたルックには特別特典(送料無料、ノベルティなど)が付き、限定条件での販売が行われます。これにより視聴者参加型の要素が強化され、エンゲージメントの向上が期待できるとのことです。

■提携による制作依頼・相談サービスについて

株式会社コマースブーストでは今回の提携を活かし、TikTokを活用したライブ配信番組の制作・運営代行サービスの提供を強化しているとのことです。

同社では、「何から始めればいいかわからない」「撮影や編集が追いつかない」「運用にリソースを割けない」といった企業やブランドの課題に対して、経験豊富な専門チームによるサポートを提供しています。

具体的には以下のような課題に対応可能とされています:

  • TikTok Shop対応の番組を企画・制作したい
  • ライブ配信を使って商品の魅力をダイレクトに伝えたい
  • トレンドを捉えたアカウント運営を丸ごと任せたい
  • クリエイティブと販促を一体化した運用をしたい

今回の提携により、映像制作のプロフェッショナルである合同会社AdvoVisionsと連携し、「ライブ×ファッション×エンタメ×ショッピング」をテーマにした視聴者が思わず購入したくなる体験のプロデュースが可能になったと発表されています。

サービス内容としては、アカウント運営代行から、ゼロから番組を立ち上げる総合支援まで、クライアントの規模や目的に応じて最適なプランを提案できる点が特徴とのことです。

TikTokの特性を熟知したチームが、短期的な集客だけでなく、ブランドの中長期的なファンづくりまでをサポートします。番組企画・脚本・撮影・編集・配信支援まで、全てをワンストップで対応できる体制を整えているそうです。

【会社概要】

■株式会社コマースブースト

所在地:東京都
代表者:宮原和也(代表取締役)
事業内容:ライブコマース支援、TikTok運用、セレクトブランド企画

■合同会社AdvoVisions

所在地:東京都
代表者:丸山弘太郎(代表)
事業内容:映像・番組制作(企画・脚本・撮影・編集・演出)

この共同プロジェクトによって、TikTok Shopを活用したライブコマースの新たな可能性が広がることが期待されています。特に、エンターテインメント性の高いコンテンツとショッピング体験を融合させる取り組みは、ECとSNSの境界をさらに曖昧にし、新たな購買体験を消費者に提供することになるでしょう。

今後も両社の強みを活かした革新的なライブコマースコンテンツの展開が注目されます。特に若年層を中心に急速に普及しているTikTokをプラットフォームとして活用することで、従来のECでは実現できなかった双方向のコミュニケーションを通じた新しい販売手法が確立される可能性があります。

映像制作のプロフェッショナルと、ライブコマースのノウハウを持つ企業の提携は、今後のSNSを活用したECビジネスのモデルケースとして業界内外から注目を集めることになりそうです。特に、視聴者参加型の仕組みを取り入れることで、従来の一方的な広告よりも高いエンゲージメントと購買意欲の向上が期待できる点が革新的といえます。

出典元: 株式会社コマースブースト、合同会社AdvoVisions

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