
LINEヤフー株式会社が運営するオンラインショッピングサイト「Yahoo!ショッピング」内の「LOHACO by ASKUL」において、政府備蓄米約1,100トンの予約販売が2025年6月30日(月)から順次開始されることが発表されました。
日本国民の主食であるお米の価格高騰を受け、多くの消費者へ安定的に提供することを目的としたこの取り組みは、すでに累計約900トンの販売実績があり、今回の追加販売分と合わせると累計約2,000トンとなる見込みです。
LINEヤフー株式会社が運営する「Yahoo!ショッピング」内の「LOHACO by ASKUL」では、昨今のお米価格高騰に対応するため、5月29日(木)より政府備蓄米の予約販売を開始しました。初回販売時には50トン分がわずか24分で完売するという大きな反響があり、その後も数回にわたって予約販売や抽選販売の形で提供を続けてきました。6月23日(月)時点での累計販売量は約900トンに達しており、全国各地の消費者へ順次出荷されています。
そして、6月30日(月)からは、新たに約1,100トンの政府備蓄米を順次販売することになり、これまで以上に多くの消費者に安定した価格でお米を届けることが可能になります。この追加販売分と、これまで「LOHACO by ASKUL」で販売してきた政府備蓄米約900トンを合わせると、累積販売量は約2,000トン(正確には1,961トン)に達する見込みとなっています。
この記事の目次
■政府備蓄米(約1,100トン分)の販売情報
今回の政府備蓄米販売は2回に分けて実施されます。詳細は以下の通りです。
第1回:
- 販売開始日:2025年6月30日(月)午前中より
- 販売予定数量:10kg(5kg×2を含む)を52,260袋分(約523トン)
- 販売価格:4,320円(税込)
- 発送予定日:最短7月4日(金)から7月11日(金)にかけて順次発送
第2回:
- 販売開始日:2025年7月8日(火)午前中より
- 販売予定数量:10kg(5kg×2を含む)を57,205袋分(約572トン)
- 販売価格:4,320円(税込)
- 発送予定日:最短7月14日(月)から7月18日(金)にかけて順次発送
※本販売は予約販売となります。各回とも、在庫がなくなり次第販売終了となりますのでご注意ください。
「Yahoo!ショッピング」は『日本中を「買ってよかった」で埋め尽くす』というビジョンを掲げており、今回の政府備蓄米の有効活用を通じて、お米の価格高騰への対策支援に積極的に取り組んでいくとしています。
■お米価格高騰の背景と政府備蓄米販売の意義
近年、日本では様々な要因によりお米の価格が高騰しています。天候不順による収穫量の減少、生産者の高齢化と後継者不足による生産基盤の弱体化、そして世界的な食糧価格の上昇など、複合的な要因が影響しています。このような状況の中、多くの消費者にとって主食であるお米の価格上昇は、家計に大きな影響を与えています。
政府備蓄米とは、国が不作や災害などの緊急時に備えて備蓄しているお米のことです。通常は一定期間保管した後、主に加工用や飼料用として販売されるものですが、今回のような特別な取り組みとして消費者向けに提供されることになりました。これは現在の米価高騰という社会的課題に対応するための重要な施策と位置づけられています。
LINEヤフー株式会社による今回の取り組みは、オンラインショッピングプラットフォームとしての強みを活かし、社会的課題の解決に貢献するものです。特に、初回販売時の反響の大きさからも、この取り組みに対する消費者のニーズの高さがうかがえます。
■販売方法と消費者への配慮
「LOHACO by ASKUL」では、今回の販売に際して、多くの消費者が購入できるよう予約販売という形式を採用しています。これにより、前回の販売時のような短時間での完売という状況も想定しながら、できるだけ多くの消費者に行き渡るよう配慮されています。
システム面でも対策が講じられており、アクセス集中による不具合を最小限に抑える準備が進められています。また、配送についても、最短で販売開始から数日後には発送が始まるよう体制を整えており、消費者の手元に迅速にお届けできるよう準備が進められています。
販売価格については、10kgあたり4,320円(税込)という設定で、現在の市場価格と比較しても魅力的な水準となっています。これにより、多くの消費者が経済的な負担を軽減しながら、必要なお米を確保することができるようになります。
■今回の販売規模と今後の展望
今回の販売では、第1回と第2回を合わせて約1,100トン(正確には約1,095トン)の政府備蓄米が提供される予定です。これは、これまでの累計販売量約900トンを上回る規模であり、LINEヤフー株式会社の社会的課題への取り組みの強化が見て取れます。
第1回の販売では、52,260袋(約523トン)が6月30日から予約販売され、第2回では57,205袋(約572トン)が7月8日から予約販売されます。両方合わせると109,465袋、約1,095トンの政府備蓄米が消費者に提供されることになります。
これまでの販売実績約900トンと合わせると、累計約2,000トンという大規模な取り組みとなります。これは、多くの家庭の食卓を支える重要な役割を果たすことになるでしょう。
LINEヤフー株式会社は、今後も社会的な課題に対応したサービス提供を続けるとしており、「Yahoo!ショッピング」を通じた様々な取り組みが期待されています。政府備蓄米の販売もその一環として、消費者の生活を支える重要な役割を果たしていくことでしょう。
■消費者の購入方法と注意点
消費者としては、販売開始日時を確認し、予約販売に参加することで、安定した価格でお米を購入する機会を得ることができます。購入を希望する場合は、「Yahoo!ショッピング」内の「LOHACO by ASKUL」のサイトにアクセスし、政府備蓄米の販売ページから予約を行います。
ただし、前回の販売状況からも分かるように、人気が高く短時間で完売する可能性もあるため、購入を検討している方は販売開始時間に注意が必要です。初回販売時には50トンがわずか24分で完売したという実績もありますので、確実に購入したい方は販売開始時刻になったらすぐにアクセスすることをお勧めします。
また、本販売は予約販売となっており、実際の配送は第1回が7月4日から11日、第2回が7月14日から18日にかけて順次行われる予定です。購入時にはこの点に留意し、配送日程を確認しておくことが重要です。
今回の政府備蓄米販売は、お米価格高騰という社会的課題に対する重要な取り組みであり、多くの消費者にとって家計の負担軽減につながる機会となることでしょう。LINEヤフー株式会社の社会的責任への取り組みとして、今後も注目されていくことが予想されます。
出典元:LINEヤフー株式会社