株式会社トライハッチ、スワイプ型LP制作・分析ツール「SwipeKit」にA/Bテスト機能を新実装

株式会社トライハッチ(東京都新宿区、代表取締役社長、武藤 尭行)は、縦横スワイプ型LP制作・分析ツール「SwipeKit」に、新たに「A/Bテスト機能」を実装し、2025年6月25日(水)より正式提供を開始したことを発表しました。

この新機能により、スワイプ型LPのブロック単位でA/Bテストを実施でき、データに基づいた最適化が可能になります。コンバージョン率の向上や効果的なUI設計のための意思決定をより確実に行えるようになりました。

開発の背景

スワイプ型LPは、従来の縦長スクロール型LPとは異なる特長を持っています。特にブロック単位で離脱率やユーザーのインタラクションを詳細に可視化できることが大きな利点です。しかしながら、これまでは複数のパターンを迅速に検証することが難しく、改善作業が属人的になりがちという課題がありました。

株式会社トライハッチでは、SwipeKitを通じてデータに基づく最適化を実現し、LP改善の自動化およびコンバージョン率の最大化を支援するため、今回のA/Bテスト機能を開発したとのことです。この機能により、客観的なデータに基づいたUI設計と改善が可能になります。

A/Bテスト機能の詳細

今回実装された「A/Bテスト機能」では、ファーストビューのブロックや各コンテンツの並び順を変更した複数パターンを用意し、期間やアクセス配分を設定して、異なるUIパターンの効果を検証することができます。

このA/Bテスト機能では、以下のような多様な指標をもとに分析が可能です:

  • コンバージョン数・率
  • CTAクリック数・率
  • 滞在時間
  • 離脱率

これらの指標を総合的に分析することで、より効果の高いLP構成を科学的に導き出すことができるようになったとのことです。スワイプ型LPの特性を活かしながら、データドリブンな改善が可能になります。

実際の活用事例

実際の運用において、「静止画+アニメーションパターン」と「Web漫画パターン」を比較するA/Bテストを実施した結果、コンバージョンに効果的に寄与するパターンを特定することに成功しているそうです。

A/Bテスト機能の実際の活用事例

このようにスワイプLPのA/Bテストを実施することにより、パフォーマンスの高いスワイプLPの「勝ちパターン」を分析することが可能となります。データに基づいた改善サイクルを確立することで、継続的にコンバージョン率を向上させることができるようになったとトライハッチ社は説明しています。

今後の展開について

SwipeKitは、2025年4月1日のリリース以降、広告代理店やWeb制作会社を中心に80社近くのOEM提供を実現し、数多くのスワイプLP制作をサポートしています。株式会社トライハッチは今後もスワイプLP制作・分析ツールのリーディングカンパニーとして、CVR(コンバージョン率)やCPA(顧客獲得単価)を改善するための豊富な機能をアップデートしていく予定だと発表しています。

近日中にアップデート予定の新機能

  • CTAボタンの自由度向上(コーディング可能)やマイクロコピーの設定
  • PC表示時の看板型スワイプLPデザイン
  • スワイプ型アンケートLPデザイン
  • Canva API連携によるシームレスなスワイプLP制作
  • サイト更新のバージョン管理および復旧機能
  • 分析機能へのAI搭載

これらの機能強化により、より使いやすく、より高い成果を生み出すツールへと進化を続ける予定とのことです。同社はデータに基づいた最適化とユーザー体験の向上を両立させるための機能開発に注力していくとしています。

株式会社トライハッチについて

株式会社トライハッチは、2018年1月5日に創業されました。本社は東京都新宿区に置き、大阪府大阪市にも営業所を展開しています。代表取締役(Founder)は武藤 尭行氏が務めています。

同社は2018年1月の創業後、同年3月よりMEO事業(Map Engine Optimization:地図検索エンジン最適化)を開始しました。2019年にはGoogleビジネスプロフィールの管理・分析ツール「MEOチェキ」をリリースしています。

Googleビジネスプロフィールを主軸とした集客支援・業務効率化・ブランド管理を一貫して支援し、現在は国内外70,000店舗以上に導入されるSaaSへと成長しています。運用支援も含めるとこれまでに80,000店舗以上のO2O・店舗DXに従事してきたとのことです。

2025年4月にはスワイプLP制作・分析ツール「SwipeKit」をリリースしています。

"マーケティングを、もっとスマートに。成果をもっと確実に"をミッションに掲げ、マーケティングSaaSの開発からマーケティング支援までをテクノロジーとヒトで解決し続けるためのサービス開発・提供を行っているとのことです。

スワイプ型LPは従来の縦スクロール型と比較して、ユーザーの行動や反応をより詳細に把握できる点が特徴です。今回のA/Bテスト機能の実装により、スワイプ型LPの効果をさらに高めることが期待されています。

株式会社トライハッチは、今後も店舗Webマーケティング支援事業の領域で革新的なサービスを展開し、クライアント企業のマーケティング課題解決に貢献していく方針です。SwipeKitの機能強化を通じて、データドリブンなマーケティング意思決定をサポートし、コンバージョン率向上や顧客獲得単価の改善に寄与していくことを目指しているとしています。

新たに実装されたA/Bテスト機能は、スワイプ型LPの可能性をさらに広げるもので、多くの企業や制作会社から注目を集めています。データに基づいた効果的なデザイン決定は、近年のマーケティングにおいて重要な要素となっており、SwipeKitはそのニーズに応える先進的なソリューションといえるでしょう。

出典元: 株式会社トライハッチ プレスリリース

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