ロジザードZEROとKURANDOの「ロジボード」がAPI連携開始、作業進捗の可視化と業務終了予測を自動化

クラウド型在庫管理システムのリーディングカンパニーであるロジザード株式会社(東京都中央区、代表取締役社長:金澤 茂則)が提供するクラウド倉庫管理システム(WMS)「ロジザードZERO」と、株式会社KURANDO(本社:東京都品川区、代表取締役:岡澤 一弘)が提供する庫内業務支援ツール「ロジボード」とのAPI連携が開始されたことが発表されました。この連携により、両サービスの利用者は作業進捗の可視化や業務終了予測時刻の確認を自動で行えるようになります。

連携の背景

ロジザード株式会社では、物流現場に蓄積される現場データの分析・可視化を経営や現場改善に直結する重要な取り組みと捉え、積極的にデータ活用を推進しています。これに伴いこれまでにも、様々な分析・可視化ツールとの連携を実施してきました。これらの連携により、企業の在庫や出荷の傾向把握、拠点間の比較、滞留在庫の可視化などを通じて、企業の持つ課題解決や戦略立案に貢献してきたとのことです。

具体的に連携してきたツールとしては以下のようなものがあります:

  • アパレル向けデータ集計・分析完全自動化ツール「radial」
  • 物流倉庫レポートツール「Quick Loda」
  • 倉庫業務の見える化クラウドサービス「Smart Context」
  • 在庫予測・粗利最大化ツール「LTV-Zaiko」

ロジザードZEROとこれらのツールを連携することで、よりデータ活用のハードルを下げる取り組みが進められてきました。

そしてこの度、新たに株式会社KURANDOが提供する「ロジボード(※1)」との連携が実現しました。この連携により、両サービスの利用者は作業進捗の可視化や業務終了予測時刻の確認を自動で行えるようになります。本連携の大きな特徴は、個別の開発費用が不要となり、さらに運用開始までの準備もほぼ不要(※2)なため、手軽にリアルタイムでの進捗管理が実現できる点にあります。

※1:KURANDOが提供する庫内可視化ツール「ロジメーター」と連携し、進捗管理や配置シミュレーション、人員手配の計画作成等が行える業務支援ツールです。

※2:運用開始までに必要な準備はロジボードとロジザードZEROのマスタ紐づけのみです。

連携の概要

ロジボード単体での進捗管理では、ロジメーターから取得した投下工数と、手動で入力した作業数量から進捗率や業務終了予測時刻が算出されていました。この方法では手作業での入力が必要でした。

今回のロジザードZEROとの連携により、ロジザードZEROでスキャンされた作業数量がロジボードに自動で取り込まれるようになります。これにより、手作業なしで精度の高い進捗管理が可能となりました。作業の効率化とともに、より正確な業務管理が実現します。

ロジザードZEROとロジボードの連携イメージ
ロジザードZEROとロジボードの連携イメージ

ロジボードとは

「ロジボード」は、物流倉庫内における進捗状況の可視化と、日々の実績を蓄積・分析できるKURANDOの庫内業務支援ツールです。WMSやピッキングシステムと連携して取得したデータをもとに、作業のリアルタイム進捗表示や、シフト表と連動した人員配置計画などを行うことができます。

これにより、作業管理の標準化が進み、管理者の負担を軽減するとともに、現場の生産性向上にもつながるというメリットがあります。物流現場における業務効率化と品質向上を同時に実現する重要なツールとなっています。

株式会社KURANDOについて

株式会社KURANDOのミッションは、「物流現場をデータで支える」ことです。物流業界での実体験から得た現場感とリアルな課題認識をもとに、荷主・現場双方の業務を最適化するシステム開発に取り組んでいます。

同社では、手書きやエクセル作業、経験則に頼る判断を、タッチ操作・自動計算・レコメンドシステムへと置き換えることで、現場の効率化と品質向上を実現しています。「安価」で「簡単」に使えることにこだわり、現場を真に支える革新的なソリューションを提供し続けているとのことです。物流現場を<真>に支える新たなソリューション提供を通して、物流業界に貢献し続けることを目指しています。

会社概要

名 称 : 株式会社KURANDO
代表者 : 岡澤 一弘
所在地 : 東京都品川区西品川1-1-1 大崎ガーデンタワー9F トンネルTOKYO
設 立 : 2019年7月
事業内容 : 倉庫内業務可視化プラットフォームの企画/開発/提供

ロジザードZEROについて

ロジザードZEROは、20年以上のサービス運用実績を誇るクラウド倉庫管理システムです。顧客に寄り添い1社1社丁寧に導入支援を行う「サービス会社」としての姿勢が評価され、既存ユーザー及び業界周辺企業による紹介・口コミを中心に実績を伸ばしてきました。

BtoC物流はもちろん、BtoB物流など幅広い業態・商材を管理できる柔軟性があり、周辺システムとの豊富な連携実績、導入まで最短1か月のスピード感、365日電話対応のサポート体制で高い評価を得ています。国内外のメーカー様・通販事業者様・3PL事業者様に広く利用されており、1,800を超える物流現場で現在稼働中です。WMS業界において圧倒的な実績でトップシェアを誇っています。

ロジザード株式会社について

ロジザード株式会社は、クラウド在庫管理システムのリーディングカンパニーとして、「物流×在庫×IT」で現場改善に貢献しています。同社は倉庫の在庫を管理するクラウドWMS「ロジザードZERO」に加え、店舗の在庫を管理する「ロジザードZERO-STORE」、オムニチャネル支援ツール「ロジザードOCE(オムニチャネルエンジン)」を提供しています。これらのサービスを通じて、企業の抱える在庫に関わる様々な課題解決を支援しています。

会社概要

名 称 : ロジザード株式会社(証券コード:4391)
代表者 : 金澤 茂則
所在地 : 本社/東京都中央区日本橋人形町三丁目3番6号
大阪営業所・秋田開発センター・横手開発センター
設 立 : 2001年7月16日
事業内容 :
SaaS(クラウドサービス)事業
情報システムの開発及び販売
物流業務・小売業務コンサルティング

今回のロジザードZEROとロジボードの連携は、物流現場における業務効率化と可視化をさらに推進するものであり、両社のユーザーにとって大きなメリットをもたらすことが期待されます。データ活用の促進により、より効率的な物流管理と業務改善が実現できるでしょう。

出典元:ロジザード株式会社 プレスリリース

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