
アプリマーケティングプラットフォーム「MGRe(メグリ)」を開発・運営するメグリ株式会社が、スーパーマーケットの会員・非会員の購買行動を比較する調査を実施しました。調査結果からは、会員は非会員に比べて利用頻度が高く、目的以外の商品も購入する傾向が強いことが明らかになっています。
この調査は、週に1回以上スーパーマーケットを利用している方々を対象に、最もよく利用するスーパーマーケットの会員登録をしている男女281名(会員)と、会員登録をしていない男女281名(非会員)の購買行動を比較したものです。
この記事の目次
調査のポイント

調査結果のポイントとしては、以下の3点が挙げられています。
- 会員の70.8%、非会員の58.0%が、「よく利用するスーパーがいくつかある」と回答しています
- 最もよく利用するスーパーの利用頻度は、会員は「週2回~3回程度」(39.1%)、非会員は「週1回程度」(47.0%)が最多となっています
- 会員の55.5%が、「買うものを決めて来店するが、目的のもの以外もついでに購入する場合が多い」と回答し、非会員より13.6ポイント高い結果となっています
この調査は、会員登録率の向上や会員プログラムの設計を検討している企業、常連客が会員になってくれない理由を知りたい企業などにとって参考になる内容となっています。
調査概要
調査名称:スーパーマーケット会員・非会員の購買行動比較調査
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチデータマーケティング「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査
調査期間:2025年5月9日〜同年5月12日
有効回答:週に1回以上スーパーマーケットを利用しており、最もよく利用するスーパーマーケットの会員登録をしている男女281名(会員)、会員登録をしていない男女281名(非会員)
※合計を100%とするため、一部の数値について端数の処理を行っております。そのため、実際の計算値とは若干の差異が生じる場合があります。
スーパーマーケットの利用状況
「あなたのスーパーマーケットの利用状況に近いものを一つ選んでください」という質問に対して、会員(n=281)・非会員(n=281)ともに、「よく利用するスーパーがいくつかある」が最も多い結果となりました。

【会員(n=281)】
- 一つのスーパーを中心に利用している:27.4%
- よく利用するスーパーがいくつかある:70.8%
- 行くスーパーを特に決めず、状況に応じていろいろなスーパーを利用している:1.8%
- その他:0.0%
- わからない/答えられない:0.0%
【非会員(n=281)】
- 一つのスーパーを中心に利用している:34.9%
- よく利用するスーパーがいくつかある:58.0%
- 行くスーパーを特に決めず、状況に応じていろいろなスーパーを利用している:5.3%
- その他:0.0%
- わからない/答えられない:1.8%
この結果から、会員の方が「よく利用するスーパーがいくつかある」と回答した割合が12.8ポイント高いことがわかります。これは、会員の方がより多くのスーパーマーケットを使い分けている傾向を示唆しています。
最もよく利用するスーパーマーケットの利用頻度
「あなたが最もよく利用するスーパーマーケット(以下『該当のスーパー』と記載)でする買い物の頻度はどれくらいですか」という質問に対して、会員(n=281)は「週2回~3回程度」(39.1%)、非会員(n=281)は「週1回程度」(47.0%)が最も多い結果となりました。

【会員(n=281)】
- ほぼ毎日:7.5%
- 週4回~5回程度:22.8%
- 週2回~3回程度:39.1%
- 週1回程度:25.6%
- 2週間に1回~2回程度:2.5%
- 1か月に1回~2回程度:1.4%
- 1か月に1回未満:0.7%
- わからない/答えられない:0.4%
【非会員(n=281)】
- ほぼ毎日:2.5%
- 週4回~5回程度:4.3%
- 週2回~3回程度:32.0%
- 週1回程度:47.0%
- 2週間に1回~2回程度:7.1%
- 1か月に1回~2回程度:3.6%
- 1か月に1回未満:0.7%
- わからない/答えられない:2.8%
この結果から、会員は非会員に比べて利用頻度が高いことがわかります。会員は「週2回~3回程度」が最も多く、非会員は「週1回程度」が最も多い結果となっています。また、「ほぼ毎日」と「週4回~5回程度」を合わせた高頻度利用者の割合も、会員(30.3%)は非会員(6.8%)と比較して大きく上回っています。
買い物スタイルの比較
「あなたの該当のスーパーでの買い物のスタイルに最も近いものを教えてください」という質問に対して、会員(n=281)・非会員(n=281)ともに、「買うものをあらかじめ決めて来店するが、目的のもの以外にも気になるものがあればついでに購入する場合が多い」が最も多い結果となりました。

【会員(n=281)】
- 買うものをあらかじめ決めて来店するが、目的のもの以外にも気になるものがあればついでに購入する場合が多い:55.5%
- 買うものをあらかじめ決めて来店し、基本的には目的のものを買う場合が多い:23.8%
- 買うものをある程度イメージして来店するが、店内を見て回って買うものを決める場合が多い:16.4%
- 買うものを特には決めずに来店し、店内を見て回って買うものを決める場合が多い:3.2%
- その他:0.0%
- わからない/答えられない:1.1%
【非会員(n=281)】
- 買うものをあらかじめ決めて来店するが、目的のもの以外にも気になるものがあればついでに購入する場合が多い:41.9%
- 買うものをある程度イメージして来店するが、店内を見て回って買うものを決める場合が多い:22.8%
- 買うものをあらかじめ決めて来店し、基本的には目的のものを買う場合が多い:21.7%
- 買うものを特には決めずに来店し、店内を見て回って買うものを決める場合が多い:6.8%
- その他:0.0%
- わからない/答えられない:6.8%
この結果から、会員は「買うものをあらかじめ決めて来店するが、目的のもの以外にも気になるものがあればついでに購入する場合が多い」と回答した割合が55.5%と、非会員の41.9%より13.6ポイント高いことがわかります。会員の方が計画的に買い物をする傾向がありながらも、追加購入も行う傾向が強いことが示されています。
調査結果のまとめ
今回の調査では、スーパーマーケットの会員と非会員の購買行動に明確な違いがあることが明らかになりました。会員は非会員に比べて、以下のような特徴があります:
- 利用するスーパーマーケットをより多く使い分ける傾向があります(会員の70.8%、非会員の58.0%が「よく利用するスーパーがいくつかある」と回答)
- 利用頻度が高いです(会員は「週2回~3回程度」が最多で39.1%、非会員は「週1回程度」が最多で47.0%)
- 計画的な買い物をしつつも、目的以外の商品も購入する傾向が強いです(会員の55.5%、非会員の41.9%が「買うものを決めて来店するが、目的のもの以外もついでに購入する場合が多い」と回答)
これらの結果は、スーパーマーケットの会員登録が顧客の来店頻度や購買行動に影響を与えている可能性を示唆しています。会員向けの特典やサービスが、より頻繁な来店や追加購入を促進している可能性があります。
カスタムできるアプリプラットフォーム「MGRe(メグリ)」について

MGRe(メグリ)は、企業の進化・変化についていけるアプリ制作・運用プラットフォームです。新たな技術が日々生まれ、オンライン化が加速するこの時代において、本質的なDXを実現するためには、アプリにいつでも変化に適応できる柔軟性が必要だという考えに基づいています。
MGReはフルパッケージではなく、カスタムできるプラットフォームとして、ブランドがこれまでに築き上げた資産を活かしつつ、変化にずっと寄り添い、ともに成長するアプリを目指しています。
MGReの特長
- 成果をだしているアプリの最適解をそのまま使える:数多くのアプリ制作を手がけた経験をもとに、ユーザーにとって心地よい最適な機能のみを厳選しています。
- ステップアップできる:規模や予算に合わせたメニューを用意しており、段階的なアプリのアップデートも可能です。
- ユーザー数に応じた納得の料金システム:アプリのアクティブユーザー数によるMAU課金を採用しており、累計ダウンロード数やプッシュ通知数による課金は一切ありません。
会社概要
会社名 :メグリ株式会社
設立 :2007年06月
代表者 :代表取締役 田代 健太郎
所在地 :〒104-0031 東京都中央区京橋2-7-8 FPG links KYOBASHI ROOM706
事業内容:アプリマーケティングプラットフォーム「MGRe」の開発・運営
出典元: メグリ株式会社 プレスリリース