
アドミル株式会社(本社:東京都渋谷区、代表:大曽根 太郎)は、URLを入力するだけでAIが広告表現を審査する「アドミル」に、新たに動画コンテンツの審査機能、審査結果への直接修正案書き込み機能、およびURL共有機能を追加し、本日より提供を開始したことを発表しました。
このサービスは、広告主、制作会社、広告代理店、広告会社など、広告に携わるすべての関係者の審査(法務確認)確認業務を革新し、コンプライアンス遵守、炎上リスク回避、そして業務効率の大幅な向上を実現するものです。
インターネット広告、特に動画広告の市場が急速に拡大する中で、広告表現に対する社会の目はますます厳しくなっています。不適切な表現は瞬く間に拡散し、企業ブランドに深刻なダメージを与える可能性があります。
従来の目視や手作業による審査では、時間的制約やヒューマンエラーのリスクが避けられず、特に動画コンテンツの音声部分までは十分に確認できないという課題がありました。また、審査後のフィードバックや修正指示のやり取りにも多くの手間と時間が費やされていたようです。
こうした課題を解決するため、アドミル株式会社は「アドミル」に新機能を搭載し、より強力で使いやすいサービスへと進化させました。
この記事の目次
広告業界における審査業務の課題と解決策
近年、広告表現に対する規制強化や消費者の目が厳しくなる中、広告審査の重要性はますます高まっています。しかし、人手による審査では見落としや判断基準のバラつきが生じるリスクがあり、特に動画広告のような複合的なコンテンツでは審査の負担が大きくなっていました。
「アドミル」は、最新のAI技術を活用することで、これらの課題を解決します。AIによる一貫した基準での審査と、人間による最終判断を組み合わせることで、効率的かつ高精度な審査体制を構築することが可能になります。また、修正提案機能により、問題点の指摘だけでなく具体的な改善案も提示することで、修正作業の効率化も実現しているようです。
「アドミル」の主な特徴
動画の審査もAIで実現
AIが映像と文字起こしされた音声の両面から不適切な表現やリスク要素を瞬時に検出します。見落としがちなナレーションや会話内容もしっかりとチェックし、動画広告のコンプライアンスを強力にサポートする機能となっています。

最新AIによる高精度な審査と具体的な修正提案
常に最新の法改正やトレンドを学習するAIが、客観的かつ高精度な審査を実現します。さらに具体的な修正提案機能も備えており、担当者の判断を的確にアシストすることが可能です。
修正/訂正案を直接書き込み、URLで簡単共有
今回の機能追加により、審査結果に対して修正指示や訂正案を直接画面上に書き込むことが可能になりました。修正内容を記載した審査結果は、専用URLを発行して関係者に共有するだけで済むようになっています。
これにより、メールやチャットでの煩雑なやり取りは不要となり、認識齟齬を防ぎ、修正作業のスピードと正確性を飛躍的に向上させることができます。社内のやり取りだけでなく、制作会社やクライアントとの連携もスムーズに行えるようになったとのことです。
会社概要
社名:アドミル株式会社
本社所在地:〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1丁目10番8号 渋谷道玄坂東急ビル2F-C
代表取締役:大曽根 太郎
事業内容:情報通信
設立:2014年3月
今後の展望
アドミル株式会社では、今後もAI技術の進化に合わせてサービスの機能拡充を進めていく予定だということです。広告業界のデジタル化が進む中、コンプライアンスと効率性の両立を支援するソリューションとして、「アドミル」のさらなる発展が期待されています。
広告に関わる企業にとって、ブランドの安全性確保と業務効率化は常に重要な課題です。「アドミル」の新機能は、そうした課題に対する有効な解決策となり得るでしょう。
出典元: アドミル株式会社 プレスリリース