
マレーシアの総合マーケティング企業BRIDGE International Asia Sdn Bhd(ブリッジインターナショナルアジア)が、現地で撮影するインタビュー動画を通じて海外消費者の声で日本の価値を伝えるインタビュー動画制作サービス「MY Voice(マイボイス)」を正式にリリースしました。同社はマレーシアの首都クアラルンプール近郊に拠点を構え、日本企業の海外展開を支援しています。
このサービスでは、マレーシア在住の一般消費者や現地パートナーへのインタビュー形式の動画を撮影・編集・配信することで、クライアント企業の商品やサービスを海外市場に向けて魅力的に発信することが可能です。
この記事の目次
サービスの背景と目的
近年、SNSを起点とした口コミ・体験型プロモーションの重要性が高まっています。特に「第三者のリアルな声」という信頼性のある証言は、海外市場における販売促進やブランド構築に欠かせない要素となっています。
「MY Voice」は、日本企業が伝えたい価値を海外消費者の視点で届けることにより、単なる広告ではなく、共感や信頼を生むコンテンツの提供を目指しているとのことです。
主なサービス内容
- マレーシア現地でのインタビュー動画撮影(消費者、小売関係者、観光客、インフルエンサーなど)
- 多言語対応(日本語・英語・中国語・マレー語)、字幕・ナレーション付きで各国向けに最適化
- SNS向けショート動画編集(TikTok、Instagram、YouTube Shortsなど対応)
- 配信サポート(各社・各団体のSNSアカウントで配信可能)
活用シーンと期待効果
- 海外での認知度を高めたい企業のプロモーション施策として
- 観光地や宿泊施設の外国人向けアピールに
- ハラール対応商品の「安心・安全」の訴求に
- イベント・展示会連動でのリアルな声の収集に
これらの活用を通じて、現地消費者の反応を可視化し、マーケティングデータとしても活用することができます。
海外市場での認知度を強化
MY Voiceは動画制作にとどまらず、海外市場における企業の総合的な認知度の強化をサポートします。具体的には以下のような効果が期待できるとしています。
- ムスリムや中華系など、多民族消費者層へのアプローチ
- 継続的な発信によるブランド認知・信頼獲得
- イベントやコラボ企画など新たな販促施策のきっかけにも
日本の商品やサービスを、現地のリアルな言葉で「伝える」ことが、次のビジネス展開への第一歩となるといいます。
Takumi Internationalとの連携
同サービスは、マレーシアで日本食品・日用品を扱う小売事業者Takumi International Sdn Bhdと協業することで、現地の販売現場や店舗ネットワークを活用したインタビュー撮影も実現しているそうです。
現地消費者や取引先のリアルな声を取り入れることで、より深い市場理解とプロモーション効果が期待できる点が特徴だと説明しています。
対象となるお客様
- 海外販路開拓を目指す日本企業(食品、日用品、化粧品、家電など)
- 訪日観光客の誘致を行う宿泊施設・観光地・自治体
- 越境ECを展開中または開始予定の中小企業・スタートアップ

BRIDGE International Asia Sdn. Bhd. について
ブリッジインターナショナルアジアは、2014年にマレーシア現地法人として創業し、日本とマレーシアの架け橋としてクライアント企業の東南アジアでのビジネス展開を支援する総合マーケティング企業です。
海外進出前の市場調査、戦略立案、事業モデルの構築、そして、海外での営業・マーケティングを実行するためのリソースまで、専門知識と豊富な経験を活用して、クライアント企業の海外事業を推進する各種プロフェッショナルサービスをワンストップサービスとして提供しているとのことです。
出典元:BRIDGE International Asia Sdn. Bhd. プレスリリース