
株式会社TVer(本社:東京都港区、代表取締役社長:若生伸子)が、2024年度(2024年4月~2025年3月)における「TVer広告」の実績データをまとめた「数字で見るTVer広告」を公開しました。多くの企業が利用し、高い広告効果が得られていることが明らかになっています。
民放公式テレビ配信サービス「TVer」を運営する株式会社TVerが、2024年度の広告実績を振り返り、様々な数値データを公開しました。この記事では、その内容について詳しくご紹介します。
この記事の目次
広告出稿企業は2,100社を超える規模に
2024年度中にTVer広告へ出稿した広告会社数は651社、広告主数は2,138社に達したとのことです。2023年から提供を開始したセルフサーブ機能の利用拡大により、広告主が手軽かつ柔軟にTVer広告へ出稿できるようになったことが、このような広告会社数と広告主数の増加に寄与しているようです。セルフサーブ機能とは、広告会社が入稿・配信・レポーティングまで自社で行うことができるTVer広告の機能です。
広告クリエイティブの約半数は15秒広告が占める

TVer広告では、6秒から60秒まで1秒単位で自由に広告秒数を設定することが可能となっています。2024年度に出稿された広告クリエイティブ数の割合を見ると、15秒(11秒〜22秒)が52%、30秒(23秒〜37秒)が43%という結果になりました。この結果から、多くの広告主が地上波放送での広告と同様の長さの広告をTVer広告でも活用していることがわかります。
多種多様な32業種からの出稿実績

2024年度には32の異なる業種からTVer広告への出稿があったとのことです。食品や家庭用品などの一般消費者向け企業からの広告はもちろん、卸売業など企業間取引(BtoB)を行う企業からの広告出稿も多数見られました。また、民間企業だけでなく、官公庁・団体など公共性の高い組織からの出稿も確認されています。
TVer広告が多くの企業から選ばれている理由としては、TVer独自のデータを活用した詳細なターゲティングが可能である点と、安心安全なコンテンツを提供するプラットフォームとしての信頼性が挙げられています。
広告接触回数によらないリフトアップ効果

TVer広告による効果は、ユーザーの行動や意識の変化を表すリフト値でも明確に現れているようです。TVer広告における広告接触回数が1〜4回の場合も、5回以上の場合も、いずれもリフト値が100%を超える結果となりました。
この高いリフト効果が生まれる背景には、TVer広告がスキップできない広告フォーマットであること、広告視聴完了率が90%を超えていること、そして広告注視率も高いことが関係しているとのことです。ユーザーが広告を最後まで注視して視聴するため、接触回数に関わらず広告メッセージが記憶に定着しやすい傾向があるようです。
MUB数4,120万超、サービス規模も着実に拡大中



「TVer(ティーバー)」は2024年度も順調にサービス規模を拡大しており、2024年7月には月間ユーザー数が4,000万MUB(Monthly Unique Browser)を突破。さらに2025年1月には4,120万MUBを記録するという成長を見せています。また、配信番組数も3,700番組を超える規模に達しているとのことです。
このようなサービス拡大に伴い、広告プラットフォームとしての価値も高まっていると言えるでしょう。TVerでは今後もパートナー企業と連携しながら、より安心安全で使いやすい広告プロダクトの提供を目指していくとのことです。
「TVer広告」とは、株式会社TVerがセールスする運⽤型の広告商品です。なお、TVer上で配信されている広告には、「TVer広告」のほかにも在京在阪の放送局がセールスを⾏う予約型広告も存在しています。
2024年4月1日~2025年3月31日の期間において、TVer広告への広告出稿をした広告会社数は651社、広告主数は2,138社でした。また、同期間における秒数ごとの広告クリエイティブ数の割合では、15秒が52%、30秒が43%を占めたことが報告されています。
業種別の出稿状況を見ると、2024年4月1日~2025年3月31日の期間で32の業種からTVer広告への出稿があり、広告接触回数ごとのリフト値はいずれも100%を超える結果となっているとのことです。
ユーザー数の推移では、2024年7月1日~7月31日におけるTVer単体でのユニークブラウザ数が4,000万を突破し、2025年1月1日~1月31日には4,120万MUBに達しました。また、2025年1月1日~3月31日における配信番組数は3,700番組を超えていることが明らかになっています。
株式会社TVerについて
株式会社TVerは、民放各局が制作した安心・安全なテレビコンテンツを、時間や場所を問わず完全無料で視聴できる民放公式テレビ配信サービス「TVer(ティーバー)」を主に運営している企業です。
「TVer」は、2015年のサービス開始以来、累計アプリダウンロード数は8,500万を超え、月間ユニークブラウザ数は4,120万以上、2024年12月には月間動画再生数も4.96億回を突破するなど急速な成長を遂げています。今後も同社は、テレビを「場所」や「時間」から解放することで、質の高いコンテンツをより身近に、自由に楽しむ機会を提供していく方針だと伝えられています。
出典元:株式会社TVer プレスリリース