リテールAI研究会、業界共通商品マスタ「J-MORA」活用した「J-MORA Intelligence」プロジェクトを開始

2025年5月28日 2025年5月28日

コマースピック編集部　プレス配信チーム

一般社団法人リテールAI研究会（所在地：東京都千代田区、代表理事：林　拓人）は、同研究会が推進する業界共通商品マスタ「J-MORA」を活用し、プログラミングと実証実験で現場の課題に挑むプロジェクト「J-MORA Intelligence」をスタートしました。このプロジェクトを通じて、流通業界の業務効率化と均質化を目指していくとのことです。

商品マスタの登録作業に潜む"ムダ"をテクノロジーで可視化し、効率的・効果的なデータ活用を実現するこのプロジェクトでは、Python・SQLによるエンジニアリングを体験しながらデータ活用の知識を身につけ、それを実証実験を通じて実務に応用することができます。

この記事の目次

1 プロジェクト概要
2 プロジェクトの特徴
3 主な対象者
4 開催概要
5 プロジェクトの意義と期待される効果
6 リテールAI研究会について

プロジェクト概要

業界共通商品マスタ「J-MORA」は、流通業界の業務の効率化/均質化を目指し、誰でも無料で使える商品マスタのオープン化を目指して開発されたものです。企業の垣根を超えた標準化活動の一環として推進されてきました。

2025年7月より開始される「J-MORA Intelligence」は、商品マスタの登録作業に潜む"ムダ"をテクノロジーで可視化し、効率的・効果的なデータ活用を実現するプロジェクトです。集合研修形式での学びを通じて、Python・SQLによるエンジニアリングを体験しながらデータ活用の知識を身につけ、それを実証実験を通じて実務に応用することで、自社の業務効率化へと直接的につなげていくことができます。

このプロジェクトは、リテールDXを推進する大きなチャンスとなります。小売・卸・製造・テック企業等で商品業務に関わる現場担当者の方はもちろん、商品マスタや業務の非効率に課題を感じている方、データ活用や改善に興味があり、学びを持ち帰りたい方は、ぜひ7月の集合研修（無料）にお申込みいただくことをおすすめします。

プロジェクトの特徴

「J-MORA Intelligence」プロジェクトでは、プログラミングと実証実験を通じて、現場の課題に挑戦します。商品マスタの課題を、Python/SQL体験とPoCを通じて、実践的に解決していくことが可能です。

このプロジェクトの特徴は、単なる座学ではなく、実際のデータと技術を使って課題解決に取り組める点にあります。参加者はPythonやSQLといったプログラミング言語の基礎を学ぶとともに、それらを活用して商品マスタの課題を解決する方法を実践的に習得できます。

さらに、研修で学んだ内容を自社の業務に持ち帰り、実証実験を通じて実践することで、理論だけでなく実務での応用力も身につけることができます。これにより、参加企業は自社の業務効率化を直接的に実現することが可能となります。

主な対象者

このプロジェクトは、以下のような方々におすすめです。

小売・卸・製造・テック企業で、商品業務に関わる現場担当者
商品マスタや業務の非効率に課題を感じている方
データ活用や改善に興味があり、学びを持ち帰りたい方

開催概要

・集合研修：
A日程　：　2025年7月14日(月) 9:30-17:30 (都内会場を予定)
B日程　：　2025年7月22日(火) 9:30-17:30 (都内会場を予定)
C日程　：　2025年7月28日(月) 9:30-17:30 (都内会場を予定)
※各日内容は一緒です。いずれか1日にご参加ください

・実証期間：2025年7月31日〜10月31日予定

・成果発表：2025年10月（都内会場を予定）

・参加費用：無料

・募集人数：50社×各社2名（100名予定）
※応募多数の場合は先着順となります
※各会30名〜40名程で調整

プロジェクトの意義と期待される効果

現在、多くの企業が商品マスタの管理や運用に課題を抱えています。特に、商品データの入力や更新作業には多くの時間とコストがかかり、人的ミスも発生しやすい状況です。「J-MORA Intelligence」プロジェクトでは、こうした課題をテクノロジーの力で解決し、業務効率化を実現することを目指しています。

参加者は以下のような効果を期待できます：