テクノロジーを活用した新たなコンテンツマーケティングを創造するPomalo(ポマーロ)株式会社が、株式会社ゴールドウインが運営する「Goldwin Online Store」において、同社が独自に開発した特集ページ制作プラットフォーム「I.D.(アイディ)」β版を導入したことを発表しました。このプラットフォームは、専門知識不要で誰でも簡単にハイクオリティな特集ページを制作できるソリューションとして注目されています。
この記事の目次
特集ページ制作プラットフォーム「I.D.(アイディ)」について

「I.D.(アイディ)」は、専門知識がなくても誰でも簡単に、スピーディかつハイクオリティな特集ページを制作できるプラットフォームです。ノーコードCMSを採用しているため、デザイナーやエンジニアへの依頼が不要となり、「テンプレート選択」「画像やテキストの入力」「修正」という3つのシンプルなステップで特集ページの制作が完了します。
また、サブドメインの発行により簡単にサイトへの実装が可能であり、さらにEC商品の価格などの変更を連携することによって売り損じを防止できるオプション機能も備えています。こうした特徴により、EC事業者の特集ページ制作における様々な課題を解決することが期待されています。
ハイクオリティ・スピーディ・ローコストを実現
「I.D.」の最大の特徴は、特集ページ制作における3つの主要課題「クオリティ」「スピード」「コスト」を同時に解決できる点にあります。
- 独自のリサーチにより時流に合わせた最適なテンプレートをデザインしており、特集ページに特化した目的別に全72点(2025年4月現在)のテンプレートの中から選ぶことができます。
- 従来2〜3ヶ月を要するオリエンから公開までのリードタイムが最短即日で完了するため、キャンペーンなどの迅速な展開が可能になります。
- 社内や発注先との進行・確認作業の回数が5〜6回から最短1回で終了するため、担当者の工数削減にも貢献します。
- 通常1ページあたり30万〜100万円かかる制作費用がわずか3.75万円で制作できるため、コスト面でも大幅な削減を実現しています。

このような特徴を持つ「I.D.」は、特にECサイトを運営する企業にとって、季節商品やキャンペーンなど頻繁に更新が必要な特集ページの制作負担を大幅に軽減するソリューションとなります。実際に導入されたゴールドウインの「Goldwin Online Store」においても、特集ページ制作の効率化と質の向上が期待されています。
「I.D.」が解決する特集ページ制作の課題
特集ページはECサイトのコンバージョン向上に重要な役割を果たしますが、その制作にはいくつかの課題が存在します。「I.D.」はこれらの課題に対して以下のような解決策を提供しています。
専門スキルへの依存からの脱却
特集ページの制作はこれまでデザイナーやエンジニアなどの専門スキルを持つ人材に依存する必要がありました。「I.D.」のノーコードCMSにより、マーケティング担当者やディレクターなどが直接操作して制作できるようになるため、人材の制約から解放されます。
制作プロセスの効率化
従来の特集ページ制作では、企画、デザイン案作成、レビュー、コーディング、テストという複雑な工程が必要でした。「I.D.」ではこれらのステップを統合し、テンプレートベースの直感的な操作で制作できるため、プロセス全体が大幅に効率化されます。
コスト削減
通常の特集ページ制作では、デザイン料、コーディング料、ディレクション料などで高額なコストが発生していました。「I.D.」を利用することで、これらの外部発注コストが不要となり、従来の約90%のコスト削減を実現しています。
リアルタイム更新と連携機能
ECサイトでは商品の在庫状況や価格が頻繁に変動するため、特集ページの情報をアップデートする必要があります。「I.D.」のEC連携機能により、これらの情報を自動的に反映させることができ、メンテナンスの手間とミスを大幅に削減できます。
導入事例:Goldwin Online Store
株式会社ゴールドウインが運営する「Goldwin Online Store」では、季節ごとの新商品や多様なアウトドアブランドの特集など、定期的に様々な特集ページを展開しています。「I.D.」の導入により、これらの特集ページを社内リソースで効率的に制作できるようになり、コンテンツの鮮度とクオリティを両立させることが可能になりました。
特にアウトドア・スポーツアパレルのようなビジュアル訴求が重要な分野では、高品質な特集ページが顧客体験に大きく影響します。「I.D.」の提供する洗練されたテンプレートと直感的な編集機能により、ブランドの世界観を損なうことなく効率的に特集ページを制作することが可能になっています。
今後の展望
Pomalo株式会社では「I.D.」のさらなる機能拡充と、より多様な業種・業態への展開を計画しています。特にAI技術を活用したコンテンツ生成支援機能や、よりパーソナライズされたデザインテンプレートの開発などが検討されており、デジタルマーケティングにおけるコンテンツ制作の革新を目指しています。
ECサイトに限らず、企業のデジタルマーケティング活動全般において、質の高いコンテンツを効率的に制作・展開するニーズは今後もさらに高まることが予想されます。「I.D.」はそうしたニーズに応える先進的なソリューションとして注目されています。
Pomalo株式会社について
Pomalo株式会社は「Contents Engineering」をコンセプトに、さまざまなコミュニケーション活動におけるコンテンツの企画・設計・制作を行うデジタルコンテンツ・カンパニーです。デジタルの知見と編集力や企画力を組み合わせ、最適かつ良質なコンテンツディレクションを通したコミュニケーション施策を提供しています。
同社ではクリエイティブやコンテンツ開発、自社メディアの立ち上げ、事業開発など、幅広い領域の情報を価値化することに注力しており、「I.D.」もその一環として開発されたプラットフォームです。テクノロジーとコンテンツの融合により、デジタルマーケティングの課題解決に取り組んでいます。
会社概要
- 会社名:Pomalo株式会社
- 代表取締役:高橋崇之
- 所在地:東京都渋谷区恵比寿4-20-4 恵比寿ガーデンプレイススクエアB1 PORTAL POINT -Ebisu- H3
- 設立:2016年1月
出典元:Pomalo株式会社 プレスリリース