登山アプリ「YAMAP」を運営する株式会社ヤマップ（福岡市、代表取締役CEO 春山慶彦）が、アプリ内で展開される広告配信サービス「YAMAP Ads（β版）」の提供を開始したことを発表しました。
「YAMAP Ads」は、人気の登山アプリ「YAMAP」内で展開される広告配信サービス。様々な画面に表示されるバナー広告やメールマガジン等を活用することで、アウトドア愛好家に対して直接的なコミュニケーションが可能になります。同社は2025年内の本格運用に向けて準備を進めています。
サービス開始の背景
近年、リテールメディア市場の伸長など、消費者の興味関心に合わせた情報提供を行うマーケティング手法の重要性が高まっています。一方で、デジタル広告市場全体を見ると、アドフラウド問題（不正なインプレッションやクリックの水増しによる広告予算の浪費）やブランドセーフティ問題（関連性の低いコンテンツへの表示によるブランドイメージの毀損）が深刻化しています。このような状況において、「質の高いオーディエンスに、信頼できる環境で」届けられる広告の需要が増加しているとのこと。
YAMAPは、アウトドア領域に特化した国内最大級のプラットフォームとして、アウトドアに興味関心を持つ質の高いユーザーが能動的に集まり、信頼性の高い情報や関連性の高いコンテンツが流通し、コミュニティが形成されています。これまでYAMAPと共創に取り組んできたパートナー企業からも「信頼できる環境で熱心なアウトドア愛好家に確実にリーチし、ブランド価値を高めたい」という要望が多く寄せられているようです。
同アプリは累計490万ダウンロードを突破しており、App Ape調査による2024年10月の登山アプリ利用者数調査でも最大規模を誇っています。
このような背景から、YAMAPが持つユニークなプラットフォーム価値と熱量の高いユーザーコミュニティを最大限に活かした広告事業「YAMAP Ads（β版）」の提供が開始されました。ユーザーのアウトドア体験をより豊かにする情報提供を行うとともに、広告主が安心して出稿でき、高いマーケティング効果を期待できるサービスを目指し、β版がリリースされました。一定の試験運用期間を経て、2025年内での本格運用開始を目指すとのことです。
「YAMAP Ads（β版）」のサービス内容
1. バナー広告 Basicプラン
YAMAPユーザーに最も利用されている「活動日記」をはじめとしたエリアに出稿可能な基本プラン。料金は35万円から（2週間・期間に応じて変動）。
2. バナー広告 Richプラン
Basicプランの内容に加え、YAMAPアプリのファーストビューであるタイムライン中に表示される「タイムラインバナー」が追加されたプラン。高いインプレッションが期待されます。料金は45万円から（2週間・期間に応じて変動）。
3. メールマガジン
高い開封率を誇るYAMAPのメールマガジンを活用した広告配信サービス。ライトな記事形式で情報を届けることができるため、詳細な説明が必要な情報訴求に適しています。料金は35万円から（配信数に応じて変動）。
YAMAPについて
YAMAPは、電波が届かない山中でもスマートフォンのGPSで現在地と登山ルートを確認できる、登山を安全かつ楽しくするアプリ。山行の軌跡や写真を活動記録として保存したり、山の情報収集に活用したり、全国の登山愛好家と交流したりすることができる、日本最大級の登山・アウトドアプラットフォームです。
App Ape調査による2024年10月の登山アプリ利用者数調査でもトップの利用者数を誇り、2025年3月には累計ダウンロード数が490万を突破しました。
株式会社ヤマップ 会社概要
会社名：株式会社ヤマップ
本社所在地：福岡市博多区博多駅前3-23-20 博多AGビル6F
資本金（資本準備金含む）：1億円
事業概要
- 登山・アウトドア向け WEB サービス・スマートフォンアプリ「YAMAP」の運営
- 登山・アウトドア用品のセレクトオンラインストア「YAMAP STORE」の運営
- 日常もアウトドアも補償「YAMAPアウトドア保険」の販売
- これからの登山文化をつくるメディア「YAMAP MAGAZINE」の運営
- 自然特化型のふるさと納税ポータルサイト「YAMAPふるさと納税」の運営
- 山・自然を活用したコンテンツ開発・コンサルティング・プロモーション 等
URL：https://corporate.yamap.co.jp/
出典元：株式会社ヤマップ プレスリリース
