フランスを本拠地とするCriteo(クリテオ、代表取締役:グレース・フロム)は、日本国内の消費者を対象にゴールデンウィーク(GW)に関する消費行動調査を実施し、その結果を「2025年度ゴールデンウィーク消費動向レポート」として公開しました。
本調査は約1,200名を対象とし、連休前の旅行計画や購買行動への影響を明らかにしました。調査の結果、過去のコロナ禍を経て海外旅行が徐々に可能になった一方で、国内旅行への人気は依然として高いことが示されました。また、特にZ世代では約6割が「推し活」という新たなトレンドに関心を寄せていることがわかりました。
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主な調査結果
今年のGW旅行予定・目的
- 調査対象者の約26%がゴールデンウィークに旅行を計画しています。一方で、34%の人々は調査時点の3月最終週までに具体的な予定を立てていないとのことです。
- 旅行を手配している人の多くは、レジャー目的(94%)や親族・友人の訪問(82%)が主な理由として挙げています。
GW旅行の計画および予約状況
- 調査に参加した旅行者の19%はGW数週間前に旅行計画と予約を済ませており、37%は1か月前、さらに34%は2~3か月前に手配を行ったと回答しています。
GW旅行先の決定要因
- 多くの旅行者は、予算(74%)や旅行日数(66%)が旅行先を決定する際の主な要因であり、混雑度や天候を考慮するという回答も53%を占めました。
- 今後円高が進む場合に、GWの旅行先を海外よりも国内に選ぶという割合は24%となっており、多くの69%が旅行計画の変更を考えていないことが明らかとなりました。
GWにおける購買トレンド
- 現在、X世代からZ世代にかけ、「推し活」、「お祝い」、「プレゼント贈与」のニーズが増加しています。特にZ世代の58%が「推し活を行う可能性が高い」と回答しました。
- 食品、スナック、清涼飲料水、アルコール飲料、家庭用品はGW前およびGW期間中の購入可能性が高い商品カテゴリとして挙げられます。
- GW前の週にアパレル購入の意向を示した人は約4分の1(23%、前年比+8%)に達し、GW前後(GW前とGW中を合わせた)でのアパレル購入の見込みは昨年比で+6%の35%となりました。

調査概要
調査期間・回答者数:2025年3月27日~28日・1303人 / 2024年3月28日~30日・1227人
調査対象:日本の消費者
Criteo(クリテオ)について
Criteo S.A.(NASDAQ: CRTO)は、マーケターやメディアオーナーに対してより良いコマース成果を提供するグローバルコマースメディアの企業です。この業界のリーダーとされるプラットフォームは、数千のマーケターやメディアオーナーと連携し、商品との出会いから購入に至るまでの体験を消費者に提供しています。信頼性の高い広告を通じて、Criteoは新しい発見やイノベーションを促進し、より多様な選択肢を可能とするオープンインターネットの構築に寄与しています。
出典元: Criteo プレスリリース