2025年3月1日から3月7日の期間中、マイボイスコム株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:高井和久)が実施した『百貨店の利用』に関するインターネット調査により、534名の回答者から多様なデータが収集されました。

調査結果によると、百貨店の利用目的において「デパ地下の食品売り場の利用」が50.1%を占め、次いで贈答品の購入が43.3%、物産展やイベントの開催時が32.8%と続いており、多くの人が多様な目的で百貨店を訪れていることが明らかになりました。

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過去1年間の百貨店利用者の利用目的を調査した結果、「デパ地下の食品売り場」が5割以上を占め、その他に「贈答品の購入」が4割強、「物産展やイベントなどの開催時」が3割強となっています。百貨店を一人で訪れるユーザーは6割を超え、特に女性が多いことが特徴です。

また、最も訪れる売り場は「スイーツ・デザートやお菓子類」と「惣菜・お弁当、パン・ベーカリー」がそれぞれ6割近くを占めており、『生鮮食品・加工食品や飲料・酒類』は5割弱というデータも明らかになりました。

【調査対象】MyVoiceのアンケートモニター
【調査方法】インターネット調査
【調査時期】2025年3月1日~3月7日
【回答者数】9,010名

1. 過去1年間に利用した百貨店

調査参加者の約7割が過去1年間に百貨店を利用した経験があることを示しており、この結果から小売業界への関心の高さが伺えます。

具体的な百貨店名では「タカシマヤ」が23.3%の支持を受け、続いて「大丸」「三越」「伊勢丹」「阪急百貨店」がそれぞれ10%台の支持を得ています。

2. 百貨店の利用目的

百貨店を利用した人々の間での利用目的では、「デパ地下の食品売り場の利用」が50.1%のユーザーによって選ばれています。また、「プレゼント・ギフトや手土産の購入」が43.3%、物産展や季節催事やイベント等が32.8%という結果が得られました。

この調査から特に女性層において「デパ地下の食品売り場」の利用が高いことが判明し、特に高年齢の女性においてその傾向が顕著であることがわかりました。一方、「化粧品や美容関連商品の購入」では女性10〜30代で、そして「外出のついで」では女性50〜70代で高い比率を示しています。

3. 百貨店に一緒に行く人

百貨店を訪れた人々の中では、「一人で」との回答が61.0%、次に「配偶者」が42.6%、そして「自分の子ども」が16.3%と続きました。

興味深いことに、「一人で」という選択肢は特に女性において7割という高い割合を占めており、特に50〜60代の女性でその傾向が顕著です。

また、友人や知人と一緒に訪れるケースも多く、特に女性10・20代や70代においてこの比率が強調されています。女性10・20代では「自分の母親」との行動が顕著な傾向を示しています。

4. 百貨店でよく行く売り場・場所

調査参加者の中で百貨店を利用する際に最も訪れる売り場は(複数回答として)、「食品:スイーツ・デザートやお菓子類」「食品:惣菜・お弁当やパン・ベーカリー」がそれぞれ6割近い支持を得ています。「生鮮食品・加工食品や飲料・酒類」に該当する売り場は48.9%というデータもあり、関心が見られます。

特に「スイーツ・デザートやお菓子類」や「惣菜・お弁当やパン・ベーカリー」は女性の高年齢層が多く訪れる傾向があり、男性10〜40代ではその比率が低めです。一方で、「生鮮食品・加工食品や飲料・酒類」は60代〜70代のユーザーに人気がある一方で、男性40代や女性30代では関心が薄いことも浮き彫りになっています。

5. 最も利用してみたい百貨店

百貨店選びにおいて、希望する店舗の回答で最も多かったのは「タカシマヤ」で14.7%、次に「伊勢丹」が12.2%となり、「三越」「大丸」「阪急百貨店」がそれぞれ6〜7%の支持を得ています。

地域別では、北海道エリアでは「大丸」、中部エリアでは「タカシマヤ」、関東・北陸では「伊勢丹」、近畿では「阪急百貨店」が多くの支持を受けていることがわかりました。

出典元:マイボイスコム株式会社

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