株式会社りぷらす(本社:東京都新宿区、代表:三村愛)が、AIを駆使した試着サービス「きてみて」の開発を完了したことを発表し、2025年4月中旬から複数のアパレル企業と共に試験運用を開始することが明らかになりました。
「きてみて」は、7万人に及ぶ統計データと対面診断から育まれた独自理論「88診断」を基に設計されたAIシステムです。ユーザーが顔写真と簡単な情報を入力するだけで、最適な「似合う」スタイルを判断し、対応するブランドや商品の試着画像を自動生成します。このシステムにより、オンラインショッピングでの“納得のいく服選び”が可能になることが期待されています。
サービスの概要

このサービスは、アパレル関連事業者向けにEC連携や店舗導入を視野に入れた実証実験を行い、スタッフの提案力向上や販売率の増加、顧客満足度の向上を目指しています。また、リスキリング支援や補助金を活用することで、導入にかかる負担を軽減した試験運用も提供される予定です。

このAI試着サービスの基礎となるのは、色彩学の専門家である佐藤邦夫氏によって創出され、アメリカと日本で特許を取得した「嗜好感性価値観座標」であり、設立以来12年間にわたって1万人以上の顧客を対象に行われてきた対面診断の実績です。AIに学習させた7万人超の嗜好統計と画像データにより、従来の骨格や顔タイプ分類に依存せず、高精度で再現可能な診断が実現しました。
ユーザーからの満足度は90%以上に達し、この効果は実際の購買行動にも大きな影響を与えています。「自分に本当に似合う」が視覚的に理解できるため、オンラインでも納得のいく選択を行えるでしょう。さらに、診断結果に基づく試着の生成は、各アパレルブランドが展開する商品に対応しており、ブランドとのコラボレーションも視野に入れた展開が可能です。


出典元:株式会社りぷらす プレスリリース