
【TOPIC】佐川急便のメディカルロジスティクスに関する取り組み
物流業界が直面する2024年問題の影響が懸念される中、医療分野においても安定供給の重要性が高まっています。佐川急便では、これまでの豊富な経験と専門知識を活かし、メディカル物流サービスを一層強化しています。本記事では、医薬品の安定供給に向けた同社の取り組みについて紹介します。
◆徹底した温度管理と信頼のリードタイム
メディカル物流サービスの強化は、新型コロナウイルスワクチンの輸送からスタートしました。ワクチンは厳格な温度管理が求められるため、特別なメディカルチームを編成し、物流システムの構築を進めてきました。その中で注目されるのが、専用の定温BOXです。このBOXを利用することで、医薬品を最適な温度帯で運搬することが可能になります。また、専用のチャーター車両を使用した輸送により、温度管理の徹底が実現されています。

◆「宅配インフラ✕専用BOX」で全国へ高品質な医薬品を提供
今後、全国ネットワークを活用し、宅配インフラと専用BOXを組み合わせたサービス展開を計画しています。温度や位置情報をリアルタイムでモニタリングしながら、高品質な医薬品の輸送を実現することを目指しています。

◆担当者の見解
“医薬品業界の安定供給に物流業者として貢献したい”という信念のもと、同社はその強みを活かし取り組みを推進しています。今後、全国のパートナー企業との連携を強化し、自社インフラを最大限に活用して、ますます重要視される定温輸送サービスの拡充を図り、医薬品の安定供給を実現する所存です。お客様や社会に新たな価値を提供すべく、日々努力してまいります。
【NEWS】CO₂排出量を可視化する新サービスを導入
佐川急便は、輸送過程で発生するCO2排出量を可視化する新たなサービスを開始しました。このサービスでは、輸送ルートやモードを考慮しながら排出量をレポートにまとめることで、出荷者には現状を把握し、今後のCO2削減に役立てていただけるようにしています。さらに、作成したレポートは、ESG経営に関する情報公開や公的機関への提出資料としても利用可能です。この取り組みにより、企業と共にCO2削減に向けたソリューションを探求していきます。

【NEWS】国土交通省の再配達削減PR月間に参加
佐川急便は、国土交通省と経済産業省が推進する「再配達削減PR月間」に参加し、行政と民間が協力して再配達の削減に努めています。お客様のライフスタイルに応じた多様なサービスを提供し、再配達の減少に寄与する取り組みを行っています。
