CRM PLUS on LINEが100件の導入を達成、4周年を迎えました

ShopifyとLINEを連携する際に、特にLINEアカウントを通じたログイン・会員登録機能が導入の決め手となりました。身近なツールであるLINEを使用してログイン・登録できることで、新規顧客の購入の際のハードルが下がると感じます。また、LINEのID連携を用いたリマインドからの購入実績も多数報告されています。

LINEのID連携を利用してCRMを強化したいと思い、導入しました。顧客情報に基づいた訴求によって、限られた配信数の中でも売上を向上させることができました。さらに、Shopify Flowを活用した自動配信設計により、施策の実施からユーザー訴求までのストーリーをしっかりと設計できるようにし、効果を最大化しました。

LINEで会員証を表示するなど、ユーザーフレンドリーな施策を手間少なく実装できる点が魅力でした。ECと店舗の顧客データの一元管理のために使っています。顧客情報の登録が驚くほどスムーズに行え、店舗オペレーションの効率が向上しました。

スポンサードスタンプやダイレクトミッションスタンプ（ID連携ミッション）の実施によって、LINE公式アカウントのターゲットリーチが大幅に増加し、それに伴いトラフィックや売上も向上し、費用対効果（ROAS）が大きく改善されました。サポートチームの対応の質とスピードも非常に優れています。

CRM PLUS on LINEがリリースされた2020年当初、「オンラインで継続的な顧客接点を持ちたい」というニーズから、LINEを活用したCRM施策が求められました。しかし、ECサイトの購入履歴に基づいたセグメント配信の必要性が高まる中、ID連携がされていないことやサイトのカスタマイズが難しいという課題があり、実現できている企業は限られていました。

「Shopifyの柔軟性や拡張性を活かし、ECや店舗と連携したLINEのCRM活用を実現できるアプリを開発すべきだ」と考え、当時はCTOとして私自身が開発に関わりました。リリースから4年が経過し、CRM PLUS on LINEはすでに2,000以上のストアで稼働中で、最上位プランであるAdvancedプランは100以上のストアで利用されていることを非常に嬉しく思います。

CRM PLUS on LINEは、アプリを導入いただくストアの売上向上だけでなく、その先にいるエンドユーザーの利便性向上も重要視し、機能アップデートと導入・活用の支援を行ってきました。LINEログイン機能を通じたスムーズなID連携やメッセージ配信の最適化がその一例です。

今後も「テクノロジーで世の中をより良くする」という共通の目標を持つチームと共に、より多くの方に選ばれる、意味のある製品へと進化させていく所存です。