株式会社インフォマート（東京都港区、代表取締役社長：中島 健）は、デジタル技術を活用し業務効率化を推進する中で、2025年2月13日（木）より、これまで代理販売で提供されていた卸企業向け受発注サービス「TANOMU」の直接契約による販売を開始することを発表しました。
（※）新たに提供が始まる「TANOMU」は、株式会社タノム（東京都渋谷区、代表取締役社長：川野 秀哉）が開発した同名のサービスと同一です。また、タノムによる販売とサポートは継続されます。
背景
タノムの提供する「TANOMU」は、卸企業と個人飲食店間の受発注プロセスをデジタル化するクラウドサービスです。インフォマートは2021年2月にタノムと資本業務提携を締結し、「TANOMU」の販売代理店としてサービスを展開してきました。2024年3月には連結子会社化し、受注デジタル化の100％実現に向けた販売促進を行っています。
この度、2025年2月13日（木）から「TANOMU」の直接契約による販売が開始されます。これによって、契約を結んだお客様には契約業務、データ管理、サポートが直接提供されることになります。
初回の特典として、「BtoBプラットフォーム」から「TANOMU」へのシームレスな切り替え機能が実装され、利用企業の利便性が向上します。さらに、次の段階では「BtoBプラットフォーム」とのシングルサインオン連携も予定されています。また、「BtoBプラットフォーム 受発注」や「BtoBプラットフォーム 受発注ライト」とともに、「発注書AI-OCR（invox）」を利用することで、さらに受注デジタル化を加速させることができるとされています。
インフォマートは引き続き「TANOMU」や「BtoBプラットフォーム」を通じて企業間取引のデジタル化を推進し、フード業界の発展に寄与していく意向を示しています。
「TANOMU」の特徴
・受注管理の効率化
受注窓口をTANOMUに集約することで、従来のFAXや電話、メール、LINEなどの複雑な受注管理が不要になります。
・入力業務が大幅削減
FAXの確認や留守番電話のメッセージ書き起こしが不要となり、発注書のフォーマットが統一されることで、入力ミスのリスクが低減されます。
・LINEでの商品提案機会が増加
LINEを利用することで、いつでもどこでも新商品などの提案が可能になり、発注企業の購買意欲が高まります。
フード事業部門 上席執行役員 杉山 大介のコメント
インフォマートでは、卸業務の生産性向上を目指して受注デジタル化を進めています。これまでチェーン店向けの受発注サービスで受注データ化を実現してきましたが、個人飲食店からの受注については従来の電話やFAXなどの手法が残っています。今回「TANOMU」を導入することで受注デジタル化がさらに進み、顧客の利便性向上と受注業務の効率化を図ることができると考えています。
サービス概要
「TANOMU」は卸業者向けの受発注システムで、新商品や特別価格の案内もLINEで行えるため、効率向上と売上増加が期待されます。従来のFAXや電話、メールから「TANOMU」に移行することで、入力ミスやトラブルの原因となる手入力作業が削減されます。また、現在使用中の基幹システムと接続することで、受注データを自動的にインポートでき、配送の遅延の心配も解消されます。
出典元：株式会社インフォマート プレスリリース
