GMOユナイトエックスがTikTok向け「FanSpot」を発表 インスタントウィン機能でエンゲージメント向上を狙う

GMOインターネットグループに属するGMOユナイトエックス株式会社(代表取締役社長:稲葉 裕一郎、以下「GMOユナイトエックス」と呼びます)は、2025年2月10日(月)に世界で初めてとなるTikTokのBusiness Messaging APIを用いた新機能「インスタントウィンキャンペーン機能」を追加した「FanSpot byGMO for TikTok」(https://www.fanspot.jp/tiktok/)を正式に発表しました。

この新しい「インスタントウィン」機能により、ユーザーはキャンペーンやイベントに参加しながら、すぐに当選結果を確認できるため、即時性が高く、参加意欲を引き出しやすい特徴があります。広告主企業はこのツールを活用することで、TikTok上の投稿動画を拡散し、フォロワーの増加を促進し、エンゲージメントを向上させることができます。

(※1)TikTokアプリ内完結型インスタントウィンキャンペーン機能を提供する世界初の事例として、TikTokのAPI for Businessチームに確認済みです。

(※2)TikTokが提供する、外部サービスを通じてダイレクトメッセージの送受信を可能にするためのアプリケーションおよびサービスを構築するためのプログラムインターフェースです。

【「FanSpot byGMO」について】

「FanSpot byGMO」は、広告主企業がSNSや動画プラットフォーム上で実施するレシート応募、クイズ、SNS投稿型キャンペーンを支援するためのツールです。参加者はTikTok、LINE、X(旧Twitter)、Instagramなどのプラットフォームからワンクリックで参加し、専用のマイページを作成することができます。

このマイページ機能により、広告主企業はキャンペーンにおける参加状況を可視化し、参加者の行動データを一元管理することができます。また、行動データを元に参加者のランク付けや特典付与を行うことで、キャンペーンへの応募を促進し、長期的なファン育成を実現できます。

「FanSpot byGMO」は、広告主企業がマイレージ型のファンプログラムを容易に構築できるように設計されており、各プラットフォーム上での持続的な参加者のエンゲージメントを促進します。

【「FanSpot byGMO for TikTok」の背景】

TikTokは若年層に広く支持されている短尺動画共有プラットフォームであり、高いエンゲージメントを誇っています。このため、広告主企業のプロモーション活用が増加しています。

インスタントウィンキャンペーンは応募後すぐに結果が出るため、ユーザーの応募率が非常に高い施策となっています。しかし、従来のTikTokにおけるインスタントウィンキャンペーンはBusiness Messaging APIとの連携がなかったため、抽選結果を確認するにはアプリ外のウェブサイトを訪れる必要がありました。このような不便さを解消し、参加者の利便性を高めるためには、シームレスかつシンプルな参加の流れが求められていました。その結果、TikTokアプリ内で完結するこのサービスが実現しました。

これまでGMOユナイトエックスは「FanSpot byGMO」の提供に加えて、SNSアカウントの運用やキャンペーンの企画・運営など、SNSマーケティングに特化した支援を行ってきました。これらの実績が評価された結果、TikTokのBusiness Messaging APIとの連携を果たし、TikTokアプリ内完結型のインスタントウィンキャンペーンを提供できることとなりました。

【「FanSpot byGMO for TikTok」での機能】

「FanSpot byGMO for TikTok」が提供するインスタントウィンキャンペーンの主要機能は以下の通りです。

  • 当選者を数十万人規模で設定可能
  • ECサイトやゲームアプリで使用できるデジタルクーポンコード、コンビニの商品引換券などの景品の配布
  • キャンペーン参加者に即時報酬を提供
  • アカウントへのフォローの有無確認や、抽選結果のDM自動送信などの運用管理機能
  • ユーザーが動画にコメントする等の簡単なアクションでキャンペーンに参加できるため、広告主企業はそのコメントからテーマへのフィードバックを効率的に収集

このようにして、TikTokのインスタントウィンキャンペーンはユーザーのエンゲージメントを迅速に高める施策となっています。

【今後の展望】

今後は、TikTokアプリ内完結型インスタントウィン機能を中心に、TikTok独自のショート動画による強力な訴求力を活かした、売上に直結するEC向けソリューションの開発を進めていく予定です。また、システムのアップデートや動画の検証、他施策との連動を意識しつつ、広告主企業に対して最適なSNSマーケティングソリューションを提供することを目指しています。

出典元: GMOユナイトエックス株式会社

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