
ポイントサイト「フルーツメール(https://www.fruitmail.net/)」を運営するアイブリッジ株式会社は、セルフ型アンケートツール“Freeasy(フリージー)”を活用し、約1,300万人のモニター会員を対象に、2025年1月8日、全国に居住する60歳以上89歳以下の男女1,000人を対象に「ポイ活に関するアンケート」を実施しました。
この記事の目次
- 1 ―― 調査概要 ――
- 2 ―― 調査結果サマリ ――
- 3 Q1:日常生活の中で、ポイ活(ポイントを貯める活動)をしていますか。
- 4 Q2:”ポイ活”という名称をどこで知りましたか。最も近いと思うものをひとつだけ選んでください。
- 5 Q3:期間限定で獲得ポイントがUPするキャンペーンなどのお得な情報を、どこから入手していますか。最も頻度が高いと思うものを、ひとつだけ選んでください。
- 6 Q4:主なポイントの貯め方について、最も頻度が高いと思うものをひとつだけ選んでください。
- 7 Q5:最もよく貯めているポイントを、ひとつだけ選んでください。
- 8 Q6:直近半年間のうち、1か月間で平均何円分のポイントを貯めていますか。最も近いと思うものを選んでください。
―― 調査概要 ――
・調査期間:2025年1月8日 ~ 2025年1月8日
・調査対象 :全国の60歳以上~89歳以下の男女1,000人
・調査機関 :自社調査
・調査ツール:Freeasy
・調査方法:インターネットによる任意回答
・有効回答数:1,000人(男性500人/女性500人)
―― 調査結果サマリ ――
① 88.6%のシニア層が「ポイ活をしている」と回答
調査結果からは、シニア層にも「お得」や「節約」を意識したライフスタイルが広がっていることが浮き彫りになりました。
②シニア層が最も多く貯めているポイントは「楽天ポイント」
楽天市場や関連サービスの利用が普及しており、日常の買い物で貯められるポイントが好まれる傾向があります。
③ひと月に平均100,000円以上のポイントを貯めているユーザーも存在
5,000円未満のユーザーが多数を占めますが、高額ポイントを貯める方々も一定数いるようです。
Q1:日常生活の中で、ポイ活(ポイントを貯める活動)をしていますか。

今回のアンケートによると、88.6%の回答者が日常生活の中でポイ活やポイントを貯める行為を行っています。性別による割合では、女性が約91%、男性も約86%と、どちらの性別でも多くの方々がポイ活に取り組んでいる結果となりました。また、ポイ活をしていないと回答した方は全体のわずか11.4%であり、シニア層でも「お得」や「節約」を意識したライフスタイルが浸透している様子が伺えます。
Q2:”ポイ活”という名称をどこで知りましたか。最も近いと思うものをひとつだけ選んでください。

調査結果によると、ポイ活という名称を知った経路は、テレビ(25.96%)とインターネットのショッピングサイト(25.51%)が主要な情報源となっていることがわかります。続いて、インターネット広告(19.86%)やSNS(6.21%)も影響を与えています。しかし、実店舗(3.84%)やラジオ・新聞(1.24%)などの従来のメディアから認識した回答は少数でした。「ポイ活」を家族や友人から知った方は7.79%であり、特に女性が男性の2倍以上の割合を占めています(女性48人、男性21人)。また、「ポイ活」という言葉を知らなかった方は2.93%と比較的低く、認知度の高さがうかがえます。これにより、テレビやインターネットがシニア層において「ポイ活」の広がりに寄与していることが明らかです。
Q3:期間限定で獲得ポイントがUPするキャンペーンなどのお得な情報を、どこから入手していますか。最も頻度が高いと思うものを、ひとつだけ選んでください。

お得なキャンペーン情報の獲得源について調査したところ、最も多いのは「通知やメール」で57.3%に達し、特にショッピングサイトや実店舗からの通知情報が役立っているようです。次に「ショッピングサイト」を通じて情報を得ている人が10.8%おり、「SNS」(3.2%)や「インターネット広告」(8.2%)で情報を得ている方は比較的少数です。また、「情報を収集したことがない」と答えた方も7.4%存在し、情報を積極的に収集しない層が一定数いることがわかりました。この結果から、シニア層への情報伝達にはメールや通知が効果的であり、SNSや広告を併用することでより多くの層に情報を届けることが期待されます。
Q4:主なポイントの貯め方について、最も頻度が高いと思うものをひとつだけ選んでください。

調査結果によると、最も一般的な貯め方は「アンケート回答」で、全体の36.2%を占めています。男女問わず、多くの方がアンケートを通じてポイントを貯めている事例が報告されています。次いで「ネットショッピング」が24.3%を占め、楽天やAmazon、Yahoo!ショッピングなどを利用するシニア層が増えている傾向が見受けられます。「実店舗での買い物」が13.8%を占めていますが、他の選択肢は1割未満にとどまる結果でした。特に「モニター応募」や「投資・資産運用でのポイント還元」を選んだ方は非常に少数でした。これらの結果から、シニア層には手軽で取り組みやすい方法が支持されていることがわかります。
Q5:最もよく貯めているポイントを、ひとつだけ選んでください。

「楽天ポイント」が最も多数派で、全体の43.2%を占めています。男女共に利用者が多く、楽天市場や関連サービスの利用が見られます。その後、「PayPayポイント」(13.2%)や「dポイント」(11.9%)が続き、キャッシュレス決済や日常的な買い物でポイントを貯めることが好まれています。一方で「ポンタポイント」(5.8%)や「WAONポイント」(8.2%)の利用者もいますが、「nanacoポイント」(1.1%)や「マイレージ」(JAL0.7%、ANA0.8%)は少数派にとどまっています。この結果からシニア層は、便利で日常の買い物によって容易に貯めることができるポイントを好む傾向にあります。
Q6:直近半年間のうち、1か月間で平均何円分のポイントを貯めていますか。最も近いと思うものを選んでください。

1か月間で貯められるポイントの平均は、「500円~1,000円未満」(30.9%)と「1,000円~5,000円未満」(31.0%)がほぼ同じ割合で、続いて「500円未満」(27.4%)の回答も多く、全体の約9割が5,000円未満に集中しています。一方で、「5,000円~10,000円未満」は7.2%で、10,000円以上の方は全体のわずか3.4%にとどまりました。これらのことから、シニア層は日々簡単に貯められる範囲でポイ活を楽しんでいる傾向があります。無理なく着実にポイントを貯めているシニア層を考慮し、効率的にポイント獲得方法を提案することで、さらなる利用の促進が期待されます。
出典元:フルーツメール