中小小売企業向け経営データ一元管理SaaS「ストアレコード」がRocky Monroeに導入

「すべての小売業者に高品質な経営を提供する」という明確なビジョンを持つ株式会社Bizgem(本社:東京都文京区、代表取締役 樋口幸太郎)は、株式会社Rocky Monroeに対して、経営データを一元管理するSaaS「ストアレコード」のサービス提供を開始しました。

ストアレコードは、中小の小売企業が「データに基づく将来予測」と「事実分析に基づく意思決定」の課題を解決するために設計されたプラットフォームです。データが一元管理されていない企業に対し、事業拡大に不可欠な意思決定を支えうるインフラを提供します。

導入の背景

Rocky Monroeは、基本商品からトレンド商品までを幅広く取り扱うメンズセレクトショップで、ZOZO TOWNを通じて多くの顧客に商品を提供しています。

12期連続で売上増加を記録する中で、販売点数や出店するECモールが増加し、売上や在庫データが分散化しており、それを統合する課題に直面していました。

特に、ZOZO TOWNでの在庫データと、OMSのネクストエンジンで管理している委託先倉庫の在庫データが分断され、データ統合に困難を感じていました。こうした問題を解決する手段として、ストアレコードが導入されました。

導入後の利用状況

初期データが12月に投入された後、以下の機能が中心に利用されています。限界利益ダッシュボード

日次の売上、総利益、販売管理費に加え、訪問者数、販売数、コンバージョン率、客単価、平均値引き率等の様々なKPIを比較可能な限界利益ダッシュボードを活用し、日々の施策の効果を検証しています。キャンペーンの影響を毎日管理することで、PDCAサイクルの効果的な検証に貢献しています。

在庫回転ダッシュボード

商品ごとの在庫数や販売数を基に在庫日数を把握できる在庫回転ダッシュボードを活用し、商品ごとの売れ行きに応じた適切な意思決定を行っています。売れ行きや在庫日数を考慮し、値引き必要な商品とそのまま販売すべき商品を見極める際、実績データに基づく判断が可能となっています。

以前は感覚に頼った判断が多く見られましたが、現在では最新の販売数、在庫、在庫日数、値引き率等のデータを基に意思決定を行うことが可能になっています。

株式会社Rocky Monroeの辻本様からのコメント

ストアレコードを導入することで、売上や在庫、コストなどのデータを一元管理でき、業務効率が大幅に改善されました。特に、限界利益ダッシュボードを通じて日々のKPIをリアルタイムで把握できる点が非常に役立っています。また、在庫回転ダッシュボードを使用することで、商品の売れ行きや在庫日数に基づいた適切な意思決定が可能になり、値引きや在庫管理の精度が高まりました。

以前は勘に頼った部分も多くありましたが、実績データを基に確実な判断ができるようになり、業務の精度が向上しています。システムは直感的に操作でき、スタッフ全員が即座に利用できる状態が整っています。

株式会社Rocky Monroeについて

株式会社Rocky Monroeは、高品質で洗練されたデザインを持つメンズセレクトショップ「Rocky Monroe」を中心にオンラインショップを運営しています。メンズアパレルに加え、新規事業への挑戦にも積極的で、ペット事業部の設立など、スタッフのアイデアを実現することを目指しています。

経営データ一元管理SaaS「ストアレコード」とは

「ストアレコード」は、小売企業の経営管理に必要な売上、費用、仕入れ、在庫等のデータを一元的に管理できるシステムです。従来の経営管理システムは高価なERPや基幹システムを必要としましたが、ストアレコードによってコストを抑えつつ経営データの一元管理を実現します。

ご利用をご希望の方は、サービスサイトを訪れてください。

会社概要

会社名:株式会社Bizgem

創業:2022年12月

代表者:代表取締役 樋口幸太郎

所在地:〒112-0004 東京都文京区後楽2-3-11エヌケービル3F

出典元:株式会社Bizgemプレスリリース

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