株式会社Sprocket(本社:東京都品川区、代表取締役:深田 浩嗣)がそのCX改善プラットフォームの一環として、新たなMAプロダクト「Sprocket Personalize」において「フリーレイアウト機能」のα版をリリースした。この機能は、アプリの画面構成を柔軟に変更することで、企業が抱えるUI/UX改善の課題解決を目指している。

アプリのUI/UX課題を迅速解決する新機能

近年、アプリにおける企業のマーケティング戦略の実施に伴い、いくつかの問題点が浮上している:

  • アプリのUI/UXを改善するには多くの開発リソースや時間が必要で、迅速な変更が難しい。
  • 画面レイアウトの変更の効果を測定する手法が不足している。
  • アプリのアップデートなしに画面レイアウトを変更する手段が存在しない。
  • 期間限定キャンペーンに応じて、フレキシブルに画面を変更する必要がある。

新たに追加された「フリーレイアウト機能」は、管理画面での直感的な操作によりアプリ画面のカスタマイズを可能にし、A/Bテストによる効果測定も一貫して実施できる。この機能の導入により、開発コストを削減しつつ数値データに基づいた持続的な改善が実現できる。

主な特長

1. ノーコードでアプリ画面をカスタマイズ可能

  • SDKを組み込むことで、管理画面の操作だけでネイティブ画面生成が可能。
  • 静的コンテンツに加え、CMSとの連携による動的コンテンツもサポート。
  • WebView画面の設定を含め、全画面をアップデートなしに柔軟に変更できる。

2. 実践的なバージョン管理とA/Bテスト機能

  • 異なる画面レイアウトの複数パターンを作成し、A/Bテストを実行できる。
  • 期間限定版と通常版の間での柔軟なスイッチが実現。
  • レイアウトのインポート・エクスポート機能を駆使して効率的に管理可能。

具体的な活用シーン

1. キャンペーン施策の展開

  • 特定の期間に限定したキャンペーン用レイアウトを事前に用意できる。
  • バージョン切替による自動的な画面変更が実施可能。
  • キャンペーン終了後に通常画面への戻し忘れ防止が可能。

2. UI/UXの継続的な向上

  • 複数の画面デザインをA/Bテストし、その効果を計測できる。
  • データに基づき、最適な画面レイアウトを選出する。
  • 検証サイクルを大幅に短縮できる。

3. コンテンツマーケティングの強化

  • CMSと連携し、動的コンテンツを柔軟に配置可能。
  • カルーセル表示などを活用して、効果的に情報発信が可能。
  • コンテンツの反応データを活用してさらに改善を進める。

この新しい機能は「Sprocket Personalize」のアプリ最適化パッケージのオプションとして提供され、今後は顧客からの意見を基に機能の改善と拡充が計画されている。

CX改善プラットフォーム「Sprocket」について

Sprocketは、MA・CDP・BIなどの機能を備えた複数のプロダクトから成るCX改善プラットフォームであり、データを駆使し顧客理解を深め、個々の顧客に最適なコミュニケーションを行い、全体的なCXの最適化を実現している。

株式会社Sprocketについて

株式会社Sprocketについて

株式会社Sprocketは「テクノロジーを通じて人と企業が共に高まる関係を築く」をミッションに掲げ、企業のマーケティング活動を幅広くサポートしている。

出典:株式会社Sprocket プレスリリース

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