
レンタルモール「カウリル」と在庫管理ツール「ZAIKA」の運営を手掛ける株式会社TENT(本社:東京都新宿区、代表取締役:松田基臣)が、企業向けのレンタルビジネスを強化するために多彩な新機能を発表しました。新たに追加された「借り放題」プランや、商品販売を支援する機能により、グローバル対応やカスタマイズ性、販促支援機能などが充実し、さらなるビジネス機会の拡大を図っています。
この記事の目次
新機能の詳細
1. 英語対応のカウリル
訪日外国人の増加を受け、カウリルではレンタルサービスの多言語対応を進めています。これにより、ユーザーは英語で簡単にレンタルストアを利用できるようになり、世界中の顧客にアプローチ可能となります。将来的には中国語を含む多言語展開も見込まれています。
2. 外国籍ユーザー向けの本人確認
従来、免許証やマイナンバーカードを必要とした本人確認プロセスに、外国籍利用者向けの新しいステップが導入され、より多くのユーザーが利用しやすくなりました。
3. SEO対策のための独自ドメイン
カウリルモールとは別に独自ドメインを運用することができるようになり、SEO対策が強化され、検索エンジンでの露出向上が期待されます。これにより、ブランドへの信頼性も向上します。
4. オリジナルデザイン機能の追加
従来のテンプレートにとらわれず、顧客のブランドやターゲット層に合わせたユニークなデザインを実現できる新機能が誕生しました。この機能で、より個性的なストア作りが可能となります。
5. 販促支援機能の強化
ショッピングクーポン機能が新たに追加され、特別キャンペーンやセールを効率的に行える体制が整いました。顧客誘導や販促活動の効率化が図られています。
6. 定額制「借り放題」プランの導入
月額定額で利用できる「借り放題」プランが新しく実装されました。このプランにより、利用者は一度にレンタル可能な商品の数量を柔軟に調整でき、さまざまなニーズに応えられるようになります。このサブスクリプションモデルは、企業の収益安定化にも寄与するでしょう。
7. ZAIKAとメルカリShopAPIの連携
ZAIKAがメルカリShopAPIと連携し、カウリルを介してレンタルされた商品の在庫を簡単にメルカリで販売できる環境を整えました。これにより新たな収益源の確保とスムーズな商品販売が実現します。

TENTが掲げる使命
TENTの目標は「ShareEase(シェアの容易さ)」を実現し、より自由に物を共有できる社会を築くことです。新機能は単なる追加機能にとどまらず、持続可能な社会や循環型経済の促進に寄与する重要な一歩となります。
レンタルと販売を結びつけることで、不要な資源が新しい利用者に渡り、効率的な資源活用と廃棄物削減の仕組みが構築されています。企業は収益を増やし、ユーザーは便利さと環境への配慮の両方を享受できるようになります。
TENTは「ShareEase」の実現に向け、持続可能な未来への取り組みを通じて、社会、経済、環境に対して良い影響を与え続けます。