株式会社Kiva(東京都中央区、代表取締役社長:野尻 航太)が提供するウェブアクセシビリティツール「ユニウェブ」は、全世界で60万以上のマーチャントが利用するECサイト構築サービス「SHOPLINE(ショップライン)」を提供するSHOPLINE Japan株式会社(東京都千代田区、代表取締役:大山廣貴)とのシステム提携を開始したことをお知らせします。

この新しい提携により、SHOPLINEを利用するEC事業者は、ユニウェブを導入することで、最短1日で自社のECサイトにウェブアクセシビリティ機能を追加することが可能になります。

ウェブアクセシビリティとは、高齢者や障害者を含むすべての人々がウェブサイト上で提供される情報や機能を適切に利用できることを意味します(総務省「公的機関に求められるホームページ等のアクセシビリティ対応」より)。

2024年4月1日から改正された障害者差別解消法により、これまで行政機関に義務付けられていた合理的配慮の提供義務が、企業にも適用されることが決まりました。ウェブアクセシビリティはこの合理的配慮の提供の一環として、多くの企業が取り組むべき重要な課題となっています。

ユニウェブは、視覚障害者やその他の制約を持つユーザーがWEBサイトの情報を簡単に理解できるように、音声読み上げ機能やコントラストの調整、文字サイズの変更などの機能を提供しています。

様々な業種の事業者がウェブアクセシビリティの強化を求めており、昨年12月のユニウェブの登場以降、数多くのウェブサイトがこのツールを導入しています。

※1 障害者差別解消法

すべての国民が障害の有無にかかわらず、お互いの人格や個性を尊重し共に生きる社会を目指す法律で、障害を理由とする差別の解消を推進することを目的としています。

※2 合理的配慮の提供

障害のある方からの要望に基づいて、過度な負担を伴わない範囲でバリアを取り除くために必要な対策を講じることを指します。

◾️ユニウェブ導入のメリット

・顧客満足度の向上

高齢者や障害のある方を含むすべてのユーザーがウェブサイトの情報を正しく認識できるようになることで、ユーザビリティと顧客満足度が向上します。

・企業としての信頼性と安心感の獲得

ウェブアクセシビリティに配慮したウェブサイトを運営することで、企業イメージが向上し、信頼できるブランドとしての価値が高まります。「ユニウェブ」はブランドを守りながら、柔軟なカスタマイズを実現します。

・ウェブアクセシビリティの診断レポート提供

アクセシビリティ基準(WCAG)に基づいて、ウェブサイトの問題点(画像の代替テキストの不足やコントラストの問題など)を特定し、具体的な修正法を提案します。さらに、ウェブページの更新や変更に関しては、リアルタイムで評価を行い、様々なユーザーにとって常に使いやすい環境を保ちます。

・ECサイトのSEO対策効果

「ユニウェブ」は、自動でaltタグを生成する機能や、ウェブサイトの構造を最適化する機能を備えています。これにより、SEOの向上が期待でき、サイトへのトラフィック増加が見込まれます。

◾️ウェブアクセシビリティの定義

「年齢や身体的な条件に関わらず、心身に機能的制約のある方でも、ウェブ上に提供される情報にアクセスできること」を指し、これは障害者や高齢者だけでなく、誰にでも起こりうる問題です。

・一時的な怪我や病気(交通事故による足の怪我や視力の障害など)

・老化に伴う変化(視力の低下、白内障、緑内障など)

・外国人旅行者への情報提供における配慮(日本語の理解がない場合など)

出典元:総務省 公的機関に求められるホームページ等のアクセシビリティ対応

◾️ユニウェブの概要

ユニウェブは、すべてのウェブサービスに対して単一のコードを追加するだけで、導入当日にウェブアクセシビリティ機能を提供することができます。

すべての人が平等に利用できるウェブサイトとサービスの実現を目指し、視覚的障害を持つ方々や一時的な障害のある利用者が音声読み上げやコントラストの調整などの機能を通じて、正しい情報を理解できるように配慮されています。

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