
東京都港区に本社を置く株式会社シネブリッジと、東京都新宿区のVpon JAPAN株式会社は、台湾からの観光客を対象とした新たなプロモーションサービス「シネアド+デジタル広告パッケージ」を始めました。
台湾からの訪日観光が急速に回復し、訪日観光に関連する消費額は過去最高の7,786億円を記録しています。今後も台湾からの観光客の増加が期待されています。
このような市場のニーズに応じて、シネブリッジとVpon JAPANは、映画館で流れるプロモーション広告「シネアド」と、高度なデータ解析技術を駆使したデジタル広告を組み合わせた新しいパッケージを発表しました。これにより、日本の観光名所を効果的にアピールできるようになります。
このパッケージでは、台湾最大手の映画館「VIESHOW CINEMAS」で映画上映前に、日本の観光地や文化を直接紹介することが可能です。加えて、Vpon JAPANのデータに基づいた精密なターゲティング広告を実施し、台湾の観光客が旅行計画を立てる段階に的確にアプローチできます。大画面での「シネアド」に、デジタル広告のターゲティングを組み合わせることで、日本の観光の魅力をしっかりと伝えます。
特に、地方自治体や観光業者にとって、この新しいプロモーションパッケージは強力な集客ツールとなります。まだ台湾国内で広く知られていない地域や新しい観光スポットを持つ地方自治体にとって、このパッケージは効果的なマーケティング手法を提供します。
※「シネアド」=映画上映前の企業CM
【台湾人の訪日状況】
コロナ以前、台湾からの日本への訪問者数は年々増加し、2019年には約489万人に達しました。2023年の訪日者数は約420万人に回復しており、外国からの旅行消費においては台湾がトップの7,786億円を記録しています。これは日本旅行の依然として高い人気を示しています。


【台湾の映画市場】
台湾の映画市場は、興行収入や動員数が安定して成長しており、日本の映画が特に人気を博しています。2023年に台湾で公開された映画の中で、日本作品が最も多く、興行収入においてもアメリカに次いで日本が第2位を獲得しています。日本のアニメ映画『THE FIRST SLAM DUNK』が年間の興行収入ランキングで第1位に輝き、『すずめの戸締まり』や『君たちはどう生きるか』もトップ10に名を連ね、日本映画が多くの観客を魅了しています。
※2023年度に公開された作品のデータに基づいており、年度をまたいで公開された作品や再公開された作品は含まれておらず、映画祭の作品は除外されています。(出典:文化部発行「電影市場動態」)

出典元:シネブリッジとVpon JAPANのプレスリリース