
世の中には、様々な『娯楽』があります。
テレビ、ゲーム、映画、旅行、ショッピング。1人で楽しむこともあれば、友人や知人と楽しむこともあると思います。
特にスマートフォンの普及により、すき間時間で楽しむこともできる『娯楽』も増えています。
AIなどの台頭で更に生活は便利になる一方で、周辺の状況も目まぐるしく変化しており、息の詰まるような感覚を覚えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そのような中で、『娯楽』は人生を”楽しむ”ための重要なパーツになっていると考えます。
株式会社ReRe(リリー)は、子供がいる人の未来を応援するWebメディアとして、子供がいる人の充実したライフスタイルに貢献するべく「ひとり親向け支援情報・サービス」や「理解者と出会うための恋活・婚活情報」「ステップファミリーの知識」といった情報を発信しています。
今回、ReReにて、ひとり親の『娯楽』に関する現状・ニーズを把握するためのアンケート調査を実施いたしました。
調査の結果、
- ひとり親の娯楽に対する期待と経済的・時間的制限がある現状のギャップ
- 支援制度に対する要望と制度認知率のギャップ
- 娯楽がひとり親の心身・子育てにもたらすプラスの影響
などが明らかとなりました。
この記事の目次
アンケート調査概要
- 実施期間:2024年5月2日〜2024年6月29日
- 実施方法:オンラインでの無記名アンケート
- 回答対象:マッチングアプリReRe・シンママ専用コミュニティアプリShin-mama friendsユーザー、メディアReRe読者ほか
- 回答属性:計117名
※うちシングルマザー100名(20代8名・30代46名・40代29名・50代17名)、シングルファザー17名(30代9名・40代5名・50代3名)
トピックス
- 母子家庭の半数以上は、1ヶ月のうち娯楽の費用が「3,000円以下」
- 母子家庭で減った娯楽1位「ショッピング・美容」2位「旅行・ドライブ」、増えた娯楽は「なし」
- 母子家庭向けに不足と感じるのは「ひとり親の娯楽に向けた支援制度・手当」が最多。一方、94%が「ひとり親家庭休養ホームなどの支援制度を知らなかった」と回答
- 娯楽を楽しむことで母子生活に影響があることは、1位「心身のリフレッシュ」2位「リラックス・楽しみによるストレス軽減」3位「子供との絆・コミュニケーション強化」
アンケート結果
1ヶ月のうち娯楽にかける費用はどれくらいですか?
母子家庭の半数以上は、1ヶ月の娯楽の費用が「3,000円以下」

ひとり親になる前と比べてかける時間が増えた娯楽・減った娯楽の合計(複数回答)
母子家庭で減った娯楽1位「ショッピング・美容」2位「旅行・ドライブ」。一方、増えた娯楽は「特になし」のみ。


娯楽にて、ひとり親向けに不足していると感じる情報(複数回答)
母子家庭向けに不足していると感じるのは「ひとり親の娯楽向け支援制度・手当」が最多


娯楽を楽しむことで、ひとり親の生活に影響があると思うこと(複数回答)
娯楽を楽しむことで母子生活に影響があることは、1位「心身のリフレッシュ」2位「リラックス・楽しみによるストレス軽減」3位「子供との絆・コミュニケーション強化」


「ひとり親家庭休養ホーム」など、レジャー施設の利用料が割引になる自治体の支援制度があることを知っていますか?
シングルマザー・シングルファザーともに94%が「知らなかった」と回答

アンケート結果をふまえた今後の当社の活動
今回のアンケート結果から、『娯楽』がもたらす効果として、
- ひとり親自身のストレス軽減効果、リフレッシュによる子育てや仕事のモチベーション向上
- 親子の絆を深める機能
などがあげられ、娯楽に対する期待が非常に高いことが明らかとなりました。
一方、ひとり親家庭において、
- 娯楽にかかるお金や時間の確保が難しいこと
- ニーズが大きいにもかかわらず娯楽に関する支援制度の認知率が低いこと
などが課題として明らかになりました。
このような結果を受け、今後ReReでは、現在展開しているサービス(子供がいる人向け恋活/婚活アプリReRe・シンママ 向けコミュニティアプリShin-mama friends・オウンドメディア/SNSでのお役立ち情報発信)を軸に、ひとり親の娯楽を取り巻く期待と現実のギャップを埋めるための活動により一層取り組んでまいります。
そして、ひとり親家庭が娯楽によるプラスの効果を最大限に享受し、ひとり親自身が健康と幸福を保ちながら、子供と一緒に充実した生活を送れる社会の実現を目指してまいります。