
企業にとって、新製品や企業活動をより多くの人に知ってもらうために、PR活動は欠かせません。
企業ブランディングを高める活動として、プレスリリースの配信、新製品発表会などイベントの開催、オウンドメディアやSNSの運用などたくさんありますが、昨今ではどんなPR施策を重視しているのでしょうか。
そこで今回、株式会社リンクアンドパートナーズは、企業の広報責任者を対象に、「PRの最新トレンドに関する調査」を実施しました。
この記事の目次
過去1年で最も強化している広報手法は『プレスリリース配信』
「Q2:過去1年で、どの広報手法を強化していますか?(複数選択可)」と質問したところ、上位から『プレスリリース配信(56.3%)』、『メディアリレーションズ(48.5%)』、『新製品発表会などイベントの開催(37.8%)』という回答になりました。

半数近くが最も変化のある手段として『AI、ChatGPTの活用』を回答。具体的な活用は『クリッピングの作成』『広報企画の情報収集、アイデア検討』
「Q3:近年、広報活動の手段において最も変化を感じる点は何ですか?」と質問したところ、『AI、ChatGPTの活用(47.3%)』、『CRM、MAなどデジタルツールの活用(39.2%)』、『オンラインコミュニティの活用(12.9%)』『その他(0.6%)』という結果になりました。

さらに、「Q4:AIやChatGPTは具体的にどのように活用していますか?(複数選択可)」と質問したところ、『クリッピングの作成(44.3%)』と回答した方が最も多く、次いで『広報企画の情報収集、アイデア検討(43.5%)』『プレスリリースの作成(43.3%)』と続きました。
今後注目するPRトレンド:『パーソナライズドコミュニケーション』『ファクトデータ』『ヒューマンアプローチ』
「Q10:今後注目するべきPRトレンドは何だと考えますか?(複数選択可)」と質問したところ、『ターゲット一人ひとりに合わせたコミュニケーション(パーソナライズドコミュニケーション)(55.5%)』と回答した方が最も多く、次いで『データに基づいた、説得力のあるコンテンツ発信(ファクトデータ)(45.1%)』『オンラインとオフラインの融合的活用によるコミュニケーション強化(ヒューマンアプローチ)(40.6%)』という結果になりました。

まとめ
今回、株式会社リンクアンドパートナーズは、企業の広報責任者503人を対象に、「プレスリリースに関する調査」を実施しました。
過去1年で最も強化している広報手法は『プレスリリース配信』が56.3%で最も多く、プレスリリースの重要性がうかがえます。
近年、広報活動の手段において最も変化を感じる点では、『AI、ChatGPTの活用』が最も多く、半数近くの回答がありました。
具体的な活用方法としては、『クリッピングの作成』『広報企画の情報収集、アイデア検討』『プレスリリースの作成』であることがわかりました。
今後注目するべきPRトレンドでは、上位から『ターゲット一人ひとりに合わせたコミュニケーション(パーソナライズドコミュニケーション)』『データに基づいた、説得力のあるコンテンツ発信(ファクトデータ)』が挙げられ、広報責任者として重視していることが明らかになりました。
今後のPR施策の戦略を立てるのにあたって、ぜひ参考にしてみてください。
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