「わたしの名品帖」を運営する株式会社uluコンサルタンツ(所在地:大阪市中央区、代表取締役 坪田 寿一)は、SNSを利用する習慣のある20~40代の女性を対象に「SNSがライフスタイルに与える影響」に関する調査を実施しました。
現代において、SNSは単なるコミュニケーションツールとしてだけでなく、情報収集ツールとして必要不可欠な存在となり、利用者は日々SNSから大量の情報を収集しています。そのようなSNSの情報は具体的に利用者のライフスタイルや購買行動にどのような影響を与えているのでしょうか。
そこで今回、伝統工芸品や工芸メーカーを後世に繋ぐ魅力発信やバックアップを行う「わたしの名品帖」を運営する株式会社uluコンサルタンツは、SNSを利用する習慣がある20~40代の女性を対象に「SNSがライフスタイルに与える影響」に関する調査を実施しました。
〈調査概要〉
「SNSがライフスタイルに与える影響」に関する調査
【調査期間】2024年2月7日(水)
【調査方法】リンクアンドパートナーズが提供する調査PR「PRIZMA」によるインターネット調査
【調査人数】1,006人
【調査対象】調査時にSNSを利用する習慣のある20~40代の女性であると回答したモニター
【調査元】わたしの名品帖(https://meihincho.com/)
【モニター提供元】ゼネラルリサーチ
- よく使われているSNSの1位は「Instagram」

はじめに、「よく使うSNSとして当てはまるものをすべて選択して下さい(複数選択可)」と質問したところ、『Instagram(82.6%)』と回答した方が最も多く、次いで『YouTube(67.3%)』『X(旧Twitter)(61.7%)』と続きました。
「1日にSNSを見る平均時間はどの程度ですか」と質問したところ、『30分~1時間未満(23.5%)』と回答した方が最も多く、次いで『1時間~1時間半未満(19.5%)』『1時間半~2時間未満(16.7%)』と続きました。

続いて、「SNSでよく見るコンテンツはどのようなものですか、あてはまるものをすべて選択してください(複数選択可)」と質問したところ、『知人の投稿(51.2%)』と回答した方が最も多く、次いで『日々の暮らしに関する情報(49.3%)』『美容・ファッション関連(42.5%)』と続きました。
- 約7割がSNSからライフスタイルや購買行動に影響を受けている

「SNSで得た情報が自身のライフスタイルや購買行動に影響を与えていると思いますか」と質問したところ、『非常に思う(24.4%)』『やや思う(55.1%)』『ほとんど思わない(15.9%)』『全く思わない(4.6%)』という回答結果になりました。
「特にどのSNSからライフスタイルや購買行動に影響を受けていると思いますか(複数選択可)」と質問したところ、『Instagram(76.8%)』と回答した方が最も多く、次いで『YouTube(38.5%)』『X(旧Twitter)(37.8%)』と続きました。
20代~40代女性は主にInstagramから影響を受けている方が多い傾向にあるようです。
■具体的にSNSからライフスタイルや購買行動についてどのような影響を受けましたか
・色んな人の意見を聞いたり見たりすることで無駄なものを買わなくなった(20代/兵庫県/自営業・自由業)
・行きたい観光スポットなどが増えた(20代/京都府/学生)
・インフルエンサーが紹介している、化粧品やスキンケア用品を見て、買っている(20代/愛知県/学生)
・新しい化粧水を探していた時、比較の投稿を見て参考にした(20代/愛知県/会社員)
口コミ投稿や実際に商品を使っている様子を見ることが購買行動に影響していることがうかがえます。
- 約7割が商品を買う前にSNSで情報収集していることが明らかに

「何かを購入する際にSNSで情報を収集しますか」と質問したところ、『非常によくする(27.0%)』『よくする(45.8%)』『あまりしない(22.7%)』『全くしない(4.5%)』という回答結果になりました。
約7割が商品を購入する前にSNSで情報収集していることが明らかになりました。
「SNSで購入品の情報収集をする理由を教えてください(複数選択可)」と質問したところ、『多くの人が話題にしているから(48.7%)』と回答した方が最も多く、次いで『写真や動画があると生活に取り入れるイメージが沸きやすいから(41.2%)』『商品の背景情報を知れるから(37.9%)』と続きました。
SNSで商品の写真や使用している動画を見ることで、実際に商品を手にしたときのイメージが湧きやすくなると考える方も多いようです。
最後に、「ものの具体的な使用シーンを見ることで購買意欲が沸くことはありますか」と質問したところ、『よくある(21.4%)』『ややある(56.0%)』『あまりない(18.5%)』『全くない(4.1%)』と続きました。
約8割の方が具体的な使用シーンを見ることで商品を欲しくなると回答しました。
- まとめ:SNSが購買行動に与える影響は大きい、商品やサービスの情報を発信するのは有効
今回の調査では、日常的にSNSを利用する女性の約7割が、SNSで得た情報からライフスタイルや購買行動に影響を受けていると回答しました。このような結果はSNSが単なるコミュニケーションや情報収集の場を超え、利用者の意思決定に深く関わっていることを示唆しています。
特にInstagramから影響を受けている方が多く、ライフスタイル、美容、ファッションなどの視覚的コンテンツを重視するユーザーにとって魅力的なプラットフォームであるようです。
また、リアルタイムで話題の商品を知ることができたり、実際に使用した人の生の声や体験を得られることから、約7割の女性には何かを購入する際にSNSで情報収集をする習慣があるということも明らかになりました。
さらに、具体的な使用シーンをSNSで見ることが購買意欲を高めるという回答も約8割を占めます。
これはマーケティングにおいて商品やサービスが日常生活にどのように溶け込むかを具体的に示すことで、消費者とのつながりを強化し、製品への関心を高めることができるということの現れと言えます。
一見親しみのないものについても、SNSを用いて消費者に寄り添った情報発信を行うことで、関心を引くことができるのではないでしょうか。












