株式会社フォーイットが運営するWeb3メディア「Mediverse(メディバース)」は、『2023年上半期に新しく習慣化できたこと&2023年下半期に新たに習慣化したいことに関するアンケート』を独自で行いましたので、その調査結果をお知らせいたします。

■調査概要

【対象者】全国の20~69歳の男女
【サンプル数】500人
【居住地】全47都道府県
【調査方法】ネットリサーチ
【調査実施日】2023年6月22日
【調査メディア】Mediverse
【出典元】https://www.for-it.co.jp/mediverse/results/crypto-survey-230704

■調査結果

2023年上半期、新しく習慣化できたこと

約3割はなにかしらの新習慣を取り入れており、新しく習慣化した数の内訳を見ると、もっとも多かったのは「1つ」20.6%だが、わずかながらも「3つ以上」が2.4%いることも見逃せない。

男女別に見ると、いずれも7割以上が「新習慣化できなかった」と回答していたが、新しく習慣化できた数にはジェンダー差が垣間見えた。新しく習慣化できた数「1つ」は女性、「2つ」「3つ以上」は男性の方が多く、とりわけ「3つ以上」は男性3.6%、女性1.2%で3倍差となっており、2023年上半期において、男性の方が新しく習慣を増やすことに積極的な傾向にあったことがうかがえる。

年代別に見ると、いずれの年代でも「新習慣化できなかった」が多数派となっていたものの、その割合がもっとも低かった20代は、約4割がなんらかの新習慣を始めており、そのうち約半数は複数の習慣化ができたと回答している。なお、2023年上半期、新習慣化が「1つ」できた割合がもっとも多かったのは40代であった。

世帯年収別に見ると、世帯年収300万円未満の約8割は新習慣ができなかった一方で、世帯年収が上がるごとにその割合は減少傾向にあり、世帯年収1,000万円以上ではなにかしらの新習慣ができた割合は約半数に逆転していることから、世帯年収が新習慣化の有無に影響していることが見受けられる。

2023年下半期、新たに習慣化したいこと

全体の4割以上の「なし」を除くと、「貯金」17.2%、「運動」16.0%、「節約」15.8%が僅差でランクインしていた。

今回のアンケート調査において、2023年下半期はいずれの項目にもそれぞれ一定数の習慣化意欲があることが見て取れる。

男女別に見ると、ジェンダー差なく、TOP5は「投資(株式)」「貯金」「節約」「運動」「旅行」であった。

上位5つをクローズアップしてみると、男女ともにもっとも多かったのは「貯金」、同率だったのは「運動」であり、男女で意見が分かれたのは「旅行」という結果となった。

年代別に見ると、「新たに習慣化したいことはなし」を除けば、すべての年代において、前述のTOP5が「投資(株式)」「貯金」「節約」「運動」「旅行」が概ね首位となった。中でも、「貯金」「節約」は、30代・40代の4割以上を占めており、将来を見据えた行動の1つであることが推し量られる。

世帯年収別に見ると、いずれの年収層でも「新たに習慣化したいことはなし」が最多数となっていたものの、その割合がもっとも低かった世帯年収700万円~1,000万円は、約7割がなんらかの新習慣を始めたいと考えていることから、他年収層に比べ、習慣が増えることに対して抵抗がなく、むしろ意欲的に増やそうとしていることが推測される。さらに、「旅行」21.9%と「節約」20.3%と一見相反するものが二強となっている部分は興味深く、よりメリハリをつけたライフスタイルを目指している可能性が考えられる。

総論

今回のアンケート調査結果では、2023年上半期を振り返ると、約3人に1人はなにかしらの新習慣ができており、新習慣化の有無や新しく習慣化した数は、性別・年代・世帯年収によってそれぞれ異なる傾向があることが判明いたしました。

その一方で、2023年下半期に向けて、新しく習慣化したいことについては、性別・年代・世帯年収問わず、概ね同じ傾向であることから、新習慣への意欲はあるものの、ふたを開けてみると、性別・年代・世帯年収などの現実問題に大きく影響を受けざるを得ないことが推察されます。

2023年下半期が始まりました。

新習慣化における現実と理想のギャップが少しでも埋められるよう、Web3メディア「Mediverse」メンバー一同、陰ながら応援しております。

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