株式会社VRC(東京都八王子市、代表取締役社長:謝英弟、以下 VRC)は、自社開発をした3Dスキャニングソリューションを、この度 学校法人文化学園 文化服装学院 文化・服装形態機能研究所(東京都渋谷区、以下 文化服装学院)に提供いたしました。今後、文化服装学院にて学ぶ学生が自分のボディデータを活用した作品制作等が実現できるようにサポートしていきます。

VRCでは、最先端3D技術を活用した採寸ソリューションやバーチャル試着ソリューションをアパレル業界向けに提供し、多くの利用実績を積み上げてまいりました。この度、常設型の3Dボディスキャナとクラウド型の3Dバックエンドソリューションを提供し、文化学園内の様々な取り組みに貢献していきます。
現在、加速しているバーチャルファッション市場の盛り上がりの中で、学内の授業において、撮影した自分の計測データを使い実践的に学ぶことができるようになります。例えば自分の計測データを活用して体型に合わせた服を制作したり、仲間同士で計測データを共有することによって相手の体型に合わせた服の制作を行うことが可能となります。3Dボディスキャナを使用することで短時間での計測が可能となり、さらに自分の計測データをアプリケーション内にいれて持ち歩けるようになることで、より高度で発展的な授業環境の構築を目指していきます。
文化服装学院はアパレル業界へ優秀な人材輩出を行っている業界トップクラスの技術を学べる場所であり、卒業生は各方面で活躍をしております。教育現場で当社の最先端3D技術を活用することにより、今後の業界内でのバーチャルファッション市場における人材育成にも貢献していきます。
- 今回の3Dボディスキャンソリューションの提供を受けて
【文化服装学院 学院長 兼 文化・服装形態機能研究所 所長 相原幸子】
日々進化するアパレル業界に対応できる人材育成には最新技術を欠くことはできません。3Dスキャナ導入は当校の学生、教員においても非常に有益であり、作品制作や研究活動にとどまらず学校イベント等でなくてはならないものであると確信しています。その可能性は無限に広がることでしょう。今後も進化を続ける御社のシステムを教育現場で活用し、その成果を期待しております。
【文化服装学院(2024年度新設)アパレル技術科3年バーチャルファッションコース 担当 徳岡慧】
当校では、ファッションの変革に対応する3Dモデリストを育成するために、2024年度よりバーチャルファッションコースを新設いたします。アバターに関しては著作権含め、多方面で活用するハードルが高いことが課題でした。新設科では洋服の3Dモデリングはもちろん、オリジナルアバターの製作フローを学ぶにあたり、導入した3Dボディスキャナを大いに活用していきたいと考えております。
文化服装学院
URL:https://www.bunka-fc.ac.jp/
文化服装学院 文化・服装形態機能研究所
URL:https://www.bunka.ac.jp/institute/
株式会社VRC
URL:https://www.vrcjp.com/
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