- ホワイトデーの始まりはいつ?
3月14日はホワイトデーですが、いつ頃どのようにして始まったか知っていますか?
なんと、その始まりについては諸説あり、はっきりとしたものは分かっていないのだそうです。その中でも有力な説をご紹介しますね。
1つは、「マシュマロデー」が発祥という説。1977年に福岡の老舗菓子店が、バレンタインデーのアンサーデー「マシュマロデー」として、1か月後の3月14日にバレンタインのお返し用のマシュマロを発売したことが由来だと言われています。
もう1つは、「リターン・バレンタイン」が由来だという説。1968年頃、バレンタインデーの普及と共に、お返し用の菓子に力を入れ始めた大手菓子メーカーが、キャンディーやマシュマロを発売し、1973年3月14日に2社合同で行ったキャンペーンが後にホワイトデーになったと言われています。
ナビットは、全国の主婦を中心としたモニター会員1000人を対象に「ホワイトデーについて」アンケートを実施しました。
《調査概要》
調査期間:2023年3月
サンプル数:男女1000人
調査方法:インターネット調査
- ホワイトデーの贈り物は、「贈っていない・貰っていない」が約半数
【調査】
質問:毎年、ホワイトデーに何かを贈っていますか?貰っていますか?(対象:1,000名)

「毎年、ホワイトデーに何かを贈っていますか?貰っていますか?」の質問に対し、「贈っていない・貰っていない」が54.3%、「お菓子やプレゼントなどを貰っている」が25.4%、「お菓子やプレゼントなどを贈っている」が17.2%という結果になりました。
- ホワイトデーに貰った贈り物は、「食品類」が最多
【調査】
質問:これまでのホワイトデーに何を貰ったことがありますか?(複数回答可)(対象:1,000名)

「これまでのホワイトデーに何を貰ったことがありますか?」という質問を複数回答可で行ったところ、「貰ったことはない」という回答を除くと「食品類」が34.4%、「アクセサリー」が8.5%、「雑貨」が8.5%という順になりました。お菓子などの食べ物を贈ったり貰ったりする人が多いようですね。
- ホワイトデーの予算は、「500円以上1,000円未満」が最多
【調査】
質問:ホワイトデーに贈るプレゼントにかける費用はどのくらいですか?(対象:1,000名)

「ホワイトデーに贈るプレゼントにかける費用はどのくらいですか?」という質問については、「贈る予定はない」「購入する予定はない」の回答を除くと、「500円以上1,000円未満」が7.4%、「1,000円以上1500円未満」が7.1%、「2,000円以上3,000円未満」が3.5%という順になりました。中には「10,000円以上」という回答もあり、皆さん予算は様々なようですね。
- ホワイトデーについて、「自分には関係ない・興味がない」が最多
【調査】
質問:ホワイトデーをどのように思いますか?(対象:1,000名)

「ホワイトデーをどのように思いますか?」の質問については、「自分には関係ない・興味がない」が35.2%、「相手に気を遣う」が17.6%、「めんどくさい」が13.5%という結果になり、今回の調査ではマイナスなイメージを持っている方が多いことが分かりました。
- ホワイトデーの思い出を教えて!
【調査】
質問:ホワイトデーの思い出は何ですか?(対象:1,000名)
今回のアンケートでは、上記の質問をフリー回答で実施しました。
一部回答をピックアップしてみます。
「用意するのを忘れていて当日に買いに行ったことがあります」
「幼いころ家族がホワイトデーを忘れていて泣いた」
「会社中の女子から500円ずつ集めて部長以下みんなに配ったら5倍以上になって返ってきてびっくりした」
皆さんから、面白いエピソードがたくさん寄せられました。ご自身のエピソードもあれば、息子さんが貰ってきたバレンタインデーのお返しを一緒に買いに行ったという親御さんからのエピソードもありました。皆さん今年のホワイトデーはどのように過ごされるのでしょうか。
- ホワイトデーの市場規模は減少傾向!?
今回のアンケート結果からも、ホワイトデーにマイナスイメージを持っている方が多いことが分かりましたが、ホワイトデーの市場規模は年々減少傾向にあるようです。
日本記念日協会のホームページによると、2021年の推計市場規模は、前年比約18%減の約240億円でした。2019年は約490億円、2020年は約295億円・・・と年々減少しているようですね。
コロナ禍の影響も大きいのかもしれませんが、今年のホワイトデーの市場はどうなるのでしょうか。

合わせて読みたい