Amplitude, Inc(本社所在地:米サンフランシスコ、CEO:Spenser Skates 以下、Amplitude)は本日、EC-CUBE のトップ開発ベンダーである株式会社 Refine(代表取締役 CEO:大塚和男 以下、Refine)が、EC-CUBE 向け Amplitude プラグイン開発をし、無料展開を開始したことを発表しました。
EC-CUBE 向け Amplitude プラグインにより、EC-CUBE ユーザーはノーコードで即時に Amplitude を導入し、データに裏付けされた ECサイトの売上向上に向けた RFM 分析やユーザー行動分析ができるようになります。
EC-CUBE 向け Amplitude プラグインを導入すると以下のような分析ができるようになります。
[トレンド集計]
売れ筋商品のトレンドを数クリックで可視化することができます。

[ジャーニー分析]
ユーザーが商品を購買するまでに、商品をサイト内でどのように吟味したのかを可視化することができます。商品別に確認することができます。

[ファネル分析]
購買に向けた導線で、ユーザーがどの箇所で離脱したのかを把握することができます。

[クロス集計]
地域別の商品販売状況等のクロス集計が数クリックで実現できます。

今まで、アナリティクスを導入する際に以下のような課題がありました。
- イベント設計が難しく、専門業者に頼まなければならない。
- データの保有期間が設定されている。
- サンプリングでの集計な為、正確な集計結果を得る事ができない。
- 3rd パーティー Cookie 規制の為、データ収集と利用の同意を取得しなければならない。
この課題に対して、今回の EC-CUBE 向け Amplitude プラグインでは、以下のような解決をはかっています。
- イベント設計が不要。プラグイン導入で基本的なイベントが自動的に取得できるようになります。(以下の図を参照)
- Ampliude はデータの保有期間に制限がありません。
- 集計は実データで行われます。
- Amplitude は 1st パーティー Cookie の利用となるため、個人情報保護法による同意取得を必ずしも必要としません。

EC-CUBE 向け Amplitude プラグインの開発、無料リリースについて、Refineの代表取締役 CEO である大塚和男は、次のように述べています。
「EC-CUBE のプラチナパートナーでもある Refine は、今まで EC-CUBEのサイトを 145 件制作してきました。この実績はパートナー企業の中で No.1 になります。私自身 EC-CUBE のエバンジェリストでもあるのですが、日本はコマースサイトにおけるデジタルデータの活用が欧米と比べて数年遅れていると感じてました。日本ではデジタルデータを過去の売上の集計くらいにしか利用しておらず、欧米ではユーザーがどのように商品を吟味して購買しているかのユーザー行動を可視化して、そこから売上向上を目指しています。
今回、欧米のコマースサイトでのデータ活用と同等な分析を EC-CUBE で実現できるようにプラグインを開発しました。少しでも多くの EC-CUBE サイトでご利用頂けますと幸いです。」
Amplitude 日本カントリーマネージャーの米田匡克は、次のように述べています。
「今回のプラグインにより、エンジニアリング工数も含めると1ヶ月近く必要としていたアナリティクス導入への工数が大幅に簡略化され、ノーコードで数十分の作業で導入ができるようになりました。これにより、EC-CUBE ご利用のユーザーは、即日ユーザー行動分析基盤を導入して売上向上へのデータ分析を開始する事ができます。
Amplitude では、今回の EC-CUBE プラグインのように、容易に導入できるようなプラグイン開発を様々なプラットフォーマーと協業して展開しています。今回のプラグインが EC-CUBE ユーザーの方々のご支援となりましたら幸いです。」
EC-CUBE 向け Amplitude プラグインの導入方法について
導入方法はこちら
https://www.re-fine.jp/service/amplitude-refine/
(Amplitude は MTU 10万ユーザーまで無料でご利用頂けます。ユーザー数を超過しても課金されません。)
株式会社 Refine
URL:https://www.re-fine.jp/
Amplitude
URL:https://amplitude.com
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