SaaS × Agencyでマーケティング支援事業を提供する株式会社リチカ(本社:東京都渋谷区/代表取締役:松尾幸治/以下、当社)は、SaaSサービス「リチカ クラウドスタジオ」にて20万本の配信結果を元に、Facebook広告に特化した動画の広告フォーマットを大量に追加しました。
- 背景
近年、スマートフォンや5Gの普及により、デジタル広告の需要は増加しています。しかし、デジタル広告を配信できる媒体は年々増加し多様化しているため、マーケティング担当者は動画広告の施策を導入したはよいものの、実際には目に見えた成果につながっていない、改善ができていないという現象が発生しています。実際、当社が運営するマーケティング研究機関「RC総研」(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000142.000025039.html)が200社のデジタル広告を調査した結果、92%の企業はクリエイティブを媒体に最適化できていないと明らかになりました。
- 解決策
- Facebook広告専用フォーマットの開発
こうしたデジタル広告の課題を解決するため、業種・業界のあらゆる目的に合わせたフォーマットを制作する第一弾のリリースとして、Facebook広告専用フォーマットを開発しました。Metaと共同研究しているパートナーであるからこそ、Meta社が推奨するFacebook広告のクリエイティブ規定と過去のリチカ クラウドスタジオで作られた動画広告20万本の配信データを元に、リチカクラウドスタジオでしか再現できないフォーマットを制作しています。リチカクラウドスタジオ上に、当社の20万のデータとMeta社が推奨する規定を元にしたフォーマットが追加されたことで、媒体に最適化したクリエイティブを誰でも簡単に制作できることが実現します。①Meta社の推奨規定に準拠
Meta社が推奨している規定「15秒以内の動画、大切なメッセージやブランド名を冒頭に表示、シンプルに伝える、正方形または縦長クリエイティブ、サウンドオフでも伝わる」を元に、Facebook配信面に最適化するフォーマットを3ヶ月間かけて分析した広告フォーマットが複数追加されました。

②公式パートナー×400社以上の20万本の配信実績に基づいて開発
Metaビジネスパートナーの知見を最大限活用し、当社が提唱する、配信面が推奨するクリエイティブ規定にあわせて広告を配信する『デリバリーの最適化』という考え方を元に広告フォーマットを複数追加しました。

③商材、目的特化のフォーマットを展開
リチカ クラウドスタジオをご契約いただいている企業様へのヒアリングを元に広告フォーマットが複数追加されました。Facebookフィード動画広告での最前線で得た知見をクリエイティブに反映しております。

事例:Facebookフィード最適化フォーマットでCVR6.0倍、CPA76%改善 / 株式会社ネットプロテクションズ
未回収保証型の企業間後払い決済サービス「NP掛け払い」を展開している株式会社ネットプロテクションズは、当社のFacebook広告専用フォーマットを活用し、Facebook動画広告の改善を行いました。元の動画から内容は変えておらず、当社が推奨する「デリバリーの最適化」を実施しています。数値は大幅に改善し、CVR6.0倍、CPA76%という成果を出すことができました。


- プラットフォームと連携
当社は、複数の媒体と連携をし、各種媒体の専用フォーマットの開発を進めています。現在は、Facebook、Yahoo!、TikTok、Instagramと連携をし、メディア別配信結果を当社で分析し、各種媒体の専用のフォーマットをリチカクラウドスタジオで提供しています。また現在、配信媒体の最適化を強化するために、各種媒体と連携することを近い将来で予定しております。
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